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12Nov
- FIFAランキング算出方式
  先ほどロシアW杯出場国のFIFAランキングを記載し、その順位からポッド分けの想定を行った。しかし、正直私自身ランキングがどのように決定されているかよく分かっていないため、ここで一度整理してみた。過去４年間に実施した国際Aマッチの結果から算出されるポイントの積算によってランキングの決定がなされるとの事である。各試合のポイント（P）は①結果（A）②重要度（B）③対戦国の強さ（C）④大陸連盟間の強さ（D）以上四つの指標の掛け合わせP=A×B×C×D×100で算出される。①結果（A） ②重要度（B）大陸選手権：AFCアジアカップ、アフリカネイションズカップ、コパ・アメリカCONCACAFゴールドカップ、OFCネイションズカップ、UEFA欧州選手権③対戦国の強さ（C）対戦国の強さはその時点で最新のFIFAランキングが適用される。④大陸間の強さ（D）この定数を元に、(対戦2国の定数の合計) / 2を大陸連盟間の強さの関係を表す係数とする。さらに、・48ヶ月を12ヶ月毎4つに区切り、直近の12ヶ月ごとに、上記の国際Aマッチで獲得したポイントの合計を計算し、行った試合数で平均をとる。※5試合以下だった場合は一律割る数は5とする。・直近の12ヶ月ごと獲得したポイントの割合は100%、50%、30%、20%とする。・得られた4つの平均値にこの割合を掛けて合算する。ポイントの算出は容易であるが、積算は中々面倒である。また、過去４年間の成績が関連するわけだから、今回のブラジル戦・ベルギー戦の二試合についても将来４年間に渡ってランキングに反映される事になる。やはりベルギー戦は内容だけでなく、結果にもこだわってもらいたい。
- サッカー日本代表　Ｗ杯ロシア大会で第４ポッド確定
  Ｗ杯ロシア大会の組み合わせ抽選で、日本は最下位である第４ポットに入ることが確定した。つまり、本大会では日本よりもランキング上位の三か国と決勝トーナメント進出２枠をかけた１次リーグを戦う事になった。既にＷ杯出場が確定している国は以下のようになる。ロシア、イラン、日本、韓国、サウジアラビア、ベルギー、ドイツ、イングランドスペイン、ポーランド、アイスランド、セルビア、フランス、ポルトガル、ブラジルウルグアイ、アルゼンチン、コロンビア、メキシコ、コスタリカ、パナマナイジェリア、エジプト、セネガル、モロッコ、チュニジア３２枠中２６枠が既に確定しており、以下の１２ヶ国が残り６枠を巡って激戦を展開している。・イタリア vs スウェーデン・北アイルランドvs スイス・クロアチアvs ギリシャ・デンマークvs アイルランド・ペルー vs ニュージーランド・オーストラリアvs ホンジュラス仮に上記６試合においてランキング下位のチームの出場が確定した場合、以下のようなポッド分けになる。※以下の表は確定ではありませんのでご注意ください！！　あくまで仮の話です！！どの国がプレーオフで勝ち上がっても日本が第３ポッドに入る可能性はもうないのである。決定したものは仕方がない。ハリル監督主導の元、選手・サポーター・スタッフ一丸となって本大会でジャイアントキリングを起こそうではないか！本大会まであと7か月。11/15(水)のベルギー戦も楽しみだ。
11Nov
- 浦和レッズ　ＡＣＬ決勝の地にサポ２４０人参戦
  ＡＣＬ決勝１ｓｔレグの地であるサウジアラビアに２４０人の浦和サポーターが参戦するようである。これは素直に素晴らしい事であると思う。しかもこのプロジェクトは決勝進出が決定する前の９月末から始動していたとの事。勝利を信じて行動を起こしていたクラブとしての努力。そして、浦和レッズを心から愛するサポーターの熱意。尊敬の念を禁じ得ない。鹿島アントラーズとの少なくない因縁はあるものの、今回ばかりは浦和レッズの勝利に期待してテレビ観戦をしようと思う。過密日程の中、厳しいＡＣＬをここまで勝ち抜いた誇りを胸に、日本全クラブそして東アジア全クラブの代表としての堂々と戦って欲しい。とても楽しみだ。
- ３失点目について　（サッカー日本代表 vs ブラジル代表）
  前半３５分久保のドリブルがジュリアーノにカットされ、ネイマール、ジュリアーノと繋がり、左に開いていたジェズスへ。吉田の股を抜くパスを試みるも、吉田にカットされる。必死にクリアするもカゼミーロに拾われ、ダイレクトで右のウィリアンにパス。さらにダニーロが絶妙なタイミングでオーバーラップし、パスを受けると中へ早いグラウンダーのクロスを中に供給。ジェズスが合わせてブラジルが日本から３点目を奪った。このシーンについて、日本は一度ブラジルのカウンターを止めている。その時点でフィールドプレイヤー１０人中８人がペナルティーエリアに入っていた。それは無理もない。世界最強の王国のカウンターアタックを受けたのだから、できる限り多くの選手が戻るのは当然だろう。しかし、吉田の小クリアをカゼミーロに拾われた時点で日本の選手は中央に密集しているため、サイドにボールが出た時点でその全員がボールウォッチャーになってしまう。この時点で完全に後手を踏まされた状態に陥った。そしてダニーロの完璧なタイミングでのオーバーラップにより、サイドで数的優位を作られ、中央で守っていた吉田・長友・酒井はボールウォッチャーになり、低く速いボールを入れられ万事休す。あのシーンでは難しかったかもしれないが、クリアはできる限り遠くへはっきりと行うべきであった。また、後から入ってくる選手へのケアも行うべきだった。しかし、世界最高のカウンターを受ければ、あのような状態に陥るのも無理はないと思う。
- ２失点目について　（サッカー日本代表 vs ブラジル代表）
  ネイマールがニアに蹴り込んだＣＫを久保が跳ね返す。しかし、井手口がそのハイボールの処理を誤った。そのボールにすかさず反応を示したのがマルセロである。ダイレクトで蹴り込んだ右足のシュートはスピード、パワー、コースどれをとっても素晴らしく、日本ゴールにいとも容易く吸い込まれていった。井手口がハイボールの処理をミスした際、しっかりと反応を示したのは、山口・大迫・吉田（・長谷部）だけだった。近くにいた長友・久保・酒井はタラタラと走っているだけであった。井手口がハイボールの処理をする少し前からカウンターのために前線へ走り出した原口は良い選択をしていたと思う。マルセロにボールが渡りそうになった瞬間、詰める動きをした山口も流石の反応であった。しかし、間に合わないと判断して何もしなかったのは良くない。抜かれても遅れても良いので、スライディングでシュートブロックまでして欲しかった。残念である。大迫は必死に身体を投げ出し、シュートブロックに行った。仮に身体に当たってコースが変わってのゴールやハンドによるＰＫの献上は仕方ないであろう。良い選択をしたと思う。吉田もシュートコースの一部を消しに行き、こぼれ球のクリアに備えていた。その一方で、長友・久保・酒井は何もしていなかった。なぜだろうか。全く分からない。マルセロは左利きのため、シュートを打たないと思ったのであろうか。近年の代表で主軸を務め、とても良いパフォーマンスを見せていた三選手だっただけにとても残念である。ブラジル代表に一泡吹かせたいという思いがあるのであれば、必死にシュートコースを消すあるいはシュートブロックに行くという決断をすると思うのだが。全員が身体を投げ出してもシュートは決まっていたかもしれない。しかし、「もう絶対に失点はしない」という気概が全く感じられなかった瞬間であった。ネイマールのＰＫをストップした川島がかわいそうである。
- １失点目について　（サッカー日本代表 vs ブラジル代表）
  ブラジル一本目のコーナーキック。チアゴ・シウヴァのマークは吉田。ニアに走り込んだフェルナンジーニョに向かってボールを供給も合わず。チアゴ・シウヴァは普通に中で待機。そして二本目のコーナーキックの時である。突如としてチアゴ・シウヴァがニアに物凄いスピードで突入する。虚をつかれた吉田は完全に遅れ、出足についていけず。更にはフェルナンジーニョのブロックに会う。完全に肩を突出して故意に止めにいっているため、吉田が倒れて主審にアピールすれば、逆にブラジルのファールになっていたと私は思う。しかし、吉田はフェルナンジーニョを抱え、思いきり倒している。誰がどう見てもＰＫの判定が下るようなプレーであった。セットプレーでの工夫。チアゴ・シウヴァの圧倒的初速。フェルナンジーニョの狡猾なプレー。これらにより、現日本代表最高のセンターバックに大きな焦りを与え、正常な判断を下す事が出来ない精神状態を作り出し、ブラジルはＰＫを獲得した。これが世界との大きな差なのであろう。そして、本番前にＶＡＲというものを体感できて良かったと捉えるしかない。
10Nov
- 最強の王国との闘い
  サッカー日本代表がブラジル代表と親善試合を行う。恐れず積極的に行って欲しい。そして勝ちにこだわって欲しい。期待しておる！
07Nov
- 鹿島岩波(神戸)の獲得に乗り出す
  鹿島アントラーズがヴィッセル神戸の岩波拓也の獲得に興味を示しているとの事。私にとって岩波といえばAFC U-23選手権カタール 2016（リオデジャネイロオリンピック・アジア最終予選）での活躍である。大会前はこの世代の強さに疑問を呈する意見が多く見受けられた。しかし、いざ大会が始まると初戦の北朝鮮戦での1-0完封勝利を皮切りに、日替わりヒーローの登場であれよあれよという間に勝ち上がる。そして韓国との決勝戦では0-2のビハインドを跳ね返す大逆転勝利を演じ、日本に熱狂の渦を巻き起こしてくれた。この大会を通じてセンターバックのコンビを組んだのが植田と岩波である(奈良も活躍したけど)。ここ最近はあまり上背は無いものの、クレバーでスピードやフィード力に優れたセンターバックが活躍する事が多いが、ともに身長185cmを超え、パワーとスピードを兼ね備えるセンターバックコンビはとても魅力的だった。そのコンビを鹿島アントラーズで見ることができるかもしれない。もちろん鹿島を選択すれば、代表レベルの選手であってもレギュラーの保証はない。金銭的にもおそらくは他チームの方が良いであろう。それでも私は鹿島に来て欲しいと願う。仮に他のチームを選んだとしても、いつの日か日の丸を背負って世界と戦う植田&岩波のコンビをもう一度見てみたい。
06Nov
- 日本代表新ユニフォーム(2018年ロシアW杯) 本音ver.
  日本代表新ユニフォームとかけまして千の風になって(秋川雅史)と解きますそのこころはわたしはかいません。。(私は買いません & 私、墓いません)失礼いたしました。。。
- 日本代表新ユニフォーム(2018年ロシアW杯)
  サッカー日本代表の新ユニフォームが発表された。コンセプトは「勝色」藍色はその色をより深くする為に何度も叩く動作"喝つ"が行われる。その色を喝色＝勝色と験を担ぐようになったとの事。ハリルホジッチ監督には現日本代表に対して様々な視点から喝を入れ、歴代の日本代表の中で最も勝ちにこだわったチームを作り上げて欲しい。個人レベルの一対一のデュエルに勝ち、集団レベルでも試合というデュエルの勝つことのできるチームを。そして、刺し子柄と呼ばれる波線模様が縦に入る。良い時も悪い時もまさに打ち寄せ、引いていく波のような怒涛の歴史を日本代表は歩んできた。歴史を重んじ教訓を得て本大会に臨んで欲しい。1998年フランスW杯 GL敗退(3敗)2002年日韓W杯ベスト162006年ドイツW杯 GL敗退(1分2敗)2010年南アフリカW杯ベスト162014年ブラジルW杯 GL敗退(1分2敗)波状に歴史が繰り返されるとしたら2018年は良い結果が期待できそうである。悲観することもなく奢ることもなく、侍魂を持って世界と戦う日本代表の姿を見る事が出来ればそれ以上に嬉しい事はない。今から楽しみである。
05Nov
- 鹿島 vs 浦和第32節
  前半終了。鹿島優勢も0-0。緊張感のある好ゲームである。やはり西大伍、レアンドロの高い技術に裏付けられた冷静さには目を見張るものがある。そして、ラファエルシルバの突破からのゴール前の攻防はとても面白い。後半もフェアプレーでの好ゲームに期待したい。
- 悲願と好機　～２０１７年　ＹＢＣ　ルヴァンカップ決勝～
  日本サッカー界３大タイトルの１つ「ＹＢＣ　ルヴァンカップ」決勝開始のホイッスルが秋晴れの青空に響き渡った。川崎フロンターレにとってはまさしく悲願と言えるだろう。幾度となくあと少しでタイトルに手が届く場所まで到達しながらも逃してきた過去。しかしそれは過去の話で、今日の試合には全く関係ない。自分たちにはタイトルを手にする実力・歴史・スタイル・クラブ規模・サポートがある。恐らくはあと少しの運だけが足りていないだけだという大きな自信が選手そしてサポーターの応援に満ち溢れていた。アウェイ側に陣取るサポーターは秋晴れの青空よりも色濃く壮大で威圧感を放っていた。セレッソ大阪にとってはまさしく好機と言えるだろう。優秀な選手を下部組織から何人も輩出し、本来であれば数多くのタイトルを所持していてもおかしくないクラブの一つ。そのクラブがようやくルヴァンカップに手が届く場所に到達した。それも、厳しいＪ２リーグやＪ１昇格プレーオフに勝ち抜いた選手、海外や国内への移籍をして様々な経験を体感してセレッソに戻ってきた選手が在籍するこの時期に。大阪から埼玉へ駆けつけた数多くのサポーターがスタジアムに満開の桜を美しく咲かせていた。チケット全席種完売がそれぞれのサポーターや日本サッカーファンのこの試合に対する期待値の高さを示している。やはり満員のスタジアムというのは最高である。テレビ越しに観ていても胸が熱くなる。試合は開始後すぐに動いた。開始45秒過ぎ、丸橋のスローインを柿谷がヘディングで後ろにそらし、エドゥアルドが処理を誤まったボールが後ろへ流れ、杉本が冷静にネットを揺らした。まさに電光石火の一撃である。一見すると容易なゴールにも見えるが、バウンドしているボールに触れることなく前を向いてそのままシュートに持ち込んだＦＷとしての感性・日々の練習通りしっかりとコースに打ち込む冷静さ・満員の決勝の舞台で目の前に転がってきたチャンスを確実に掴むメンタルの準備。その全てを備えていた杉本健勇は最高の称賛に値するであろう。一進一退の攻防が繰り広げられる中、徐々に試合の構図が明確になってくる。フロンターレは目の前の相手を一枚剥がしつつ、生み出したスペースに走り込み、少ないタッチ数でショートパスをつなぎながらセレッソのゴールに襲い掛かる。その流れるようなパスサッカーに対し、セレッソは尹監督が植え付けたフォアザチームの精神で４－４－２の強固な守備ブロックを敷く。一人抜かれようが、何本パスを繋がれようが、最後のシュートの所は絶対に打たせないように必死でゴールに鍵を掛ける。杉本と柿谷もプレスバックを続け、少しでも後ろが楽になるようにプレーした。あまりにも早い先制点はチームに混乱を招く事もあるのだが、セレッソは勝つための戦術を採択して我慢をし続けた。後半開始からフロンターレの歯車が徐々に狂い始めたように感じた。普段なら容易に繋がるパスにずれが生じる。焦れて中途半端なボールを入れてクリアされたりタッチラインを割る回数も多くなってくる。タイトルを掛けた一発勝負に潜む焦りという悪魔がフロンターレに寄り添い始めたように感じた。一方のセレッソは後半に入っても堅守をベースにカウンターを展開するしたたかな戦いにチーム全員が専念していた。時計の針が進むにつれてその集中力は増していく。終了間際の後半４７分捨て身の攻撃に出たフロンターレのボールを奪い、松田が前線へロングフィード。その瞬間二人の選手が前へ動き出した。水沼とソウザである。最前線で右に開いていた清武が美しいトラップで前を向く。二人のＤＦに対し水沼、ソウザへとパスがわたり、キーパーを抜いて冷静にゴールへ流し込んだ。清武の技術もさることながら、試合終了間際にチャンスと見るや体力的に苦しい中でも前線へ全力で駆け抜ける二人の判断力・強靭な精神力は本当に素晴らしい。そして、歓喜の瞬間を迎えた。杉本健勇はピッチに突っ伏して涙した。ソウザは顔を覆い、神への感謝の意を示す。柿谷曜一郎は静かに特別な勝利の味を噛みしめているようだった。ピッチに歓喜の輪ができる。涙のエースと笑顔のキャプテンが熱く抱擁を交わす。インタビューでの二人の表情は対照的だった。杉本はうっすらと涙を浮かべながらもしっかりとした口調で受け答えをし、歓喜の味をしっかりと噛みしめていた。恐らく最もチーム内で責任とタイトルへの渇望を持っていたのは彼であろう。そして、最後までピッチにいられなかった悔しさを秘めながらも一緒に戦ってきた仲間との絆を胸にキャプテンとして戦い切ったのは柿谷である。最後に山口がキャプテンマークを柿谷に渡していた事からも彼の人望の厚さが見て取れる。そして二人は同じ趣旨の言葉を口にした。「ここから新たにセレッソの歴史が始まる」彼らは次なるタイトルへと既に切り替えているのだ。今日を境にセレッソ大阪は一気にＪ１屈指の強豪となるであろう。私が贔屓にしている鹿島アントラーズのレジェンド小笠原満男はこう言い切る「２位も最下位も一緒。優勝しなければ何の意味もない。」すなわち、優勝する事でしか見えない景色があるという事。それを今日セレッソ大阪は手にしたのである。それはきっと文字に起こせるものではなくて、体感した選手・スタッフ・サポーターにしか分からないものなのだろう。一方、川崎フロンターレはまたもタイトルを逃してしまった。昨シーズンのショートパスを軸とした圧倒的攻撃力を継承し、元鹿島アントラーズの鬼木監督が勝利への執念を植え付けたチームでもあと一歩届かなかった。ミスによる先制点献上で、ゲームを難しくしてしまったという点はあるかもしれないが、圧倒的なボール支配率を誇りながらも一点が遠かった。リーグ戦での得点量産が嘘のようである。しかし、ショートパスを繋いで相手を崩すチームはサッカーの魅力にあふれている。いつかその魅力あるチームが頂上へと到達する日は必ず来る。もちろん今シーズンのリーグ戦もまだ終わっていない。聞き飽きた言葉かも知れないが、今日何かを失ったわけではない。フロンターレにはスタイルを希望を誇りを失わずに栄冠に向かってこれからも戦い続けてほしい。