毎週金曜日は昼食作りを自分たちでしています。

今日はまるたんぼうハウスの土間にある『おくどさん=かまど』を使うことになりました。


ある冬の始まり、柿の木がシンボルのまるたんぼうハウスにて


いつも活動している森の中とは違い、古民家がある集落はのどかな山村風景で、地域の方々に見守られながらお散歩をしたり味噌造りなどの手仕事をする時に使用しています。

ある夏の始まり、鶏小屋からの帰りみち


今日は年長もえぎ組さんが『おくどさん』を使って羽釜ご飯とお味噌汁作りをしてくれました。


その間に他の子たちと私は、おひたしにするための〝つゆくさ〟〝露草〟を採りにお出かけへ。

食べる気満々でツユクサを摘むみんなでしたが、倉庫の側面の白いトタンに、ツユクサの花の汁が飛んで出来た青いシミをHrくんが発見。

その発見を聞いて、トタンにツユクサの花のスタンプをする私。


散歩で採ってきたツユクサから青い花の摘み取り


お花で遊びたくなったみんなとハウスに帰り、

軒先でさっそくスケッチブックに挟んでみたり、指で潰して塗ってみたり、絵を描いたり、集中して遊びました。

途中お花が足りなくなって、何度もお花を摘みに出かけるみんなでした。


指をつかって…


挟んで…


ねぎも使って…


年長Maくんがこの様子を見に来て、「Maたちがごはん作っとくからあそんでていいよ」と一言、ハウスの中に帰っていきました。

「あそんでる人はごはんなしだよ」と昔はよく言われたものですが



火曜日、朝の集合場所でAk君とふたり、ツユクサを和紙に挟み色を出しました。
水曜日、西村山でスタッフ山ちゃんが一人ひっそりと草花おえかきをしていました。
木曜日は、雨のなか川に入り用水路に入り、ずぶ濡れになって遊びました。


今日は白いトタンの青いシミにH rくんが気がつきました。

花は秋の雨で濡れて、青い色水もできました。

野菜のヘタがあったのでスタンプもしました。


青と黄色のさまざまなデザイン




最初からツユクサで遊ぶつもりでハウスに来た私でしたけども、偶然も重なって起きたささやかな時間でした。


とても自然な流れでこの遊びがこどもたちの日々にストンと落ちてくるように、丁寧に。

とても自然な流れでこどもたちの日々から遊びが湧き上がってくるように、丁寧に。

〝おとな〟としてやりすぎないように気をつけたいです。



花で遊び終わると、茎と葉を茹でて、手造り味噌から取れた醤油がわりの「たまり」をほんの少し回しかけて、ごはんのお供に。


ツユクサは茹でたらほんの少しになります。

まるたんぼうのスタッフは『ささやかであること』を大切にしています。てんこ盛りより、素朴を味わう日々を。




風味はあまりない野草ですが、町育ちの私には山菜より身近に感じる道端の雑草を食べることがとても好きです。

(春はカラスノエンドウの豆ごはんも好き、こちらの絵本野の花えほんにレシピあります)



今だけの出会い、季節のありがたみをいつも感じます。


帰りの会で、まるでツユクサのお花で描いたような絵本をスタッフたこちゃんが読んでくれて、今日のまるたんぼうが終わりました。



今日の読み聞かせ絵本あめがふるとき ちょうちょうはどこへ



土間の料理チームもきっといろいろあったでしょうが、今日の私のまわりのお話でした。


(文 : スタッフまりまり)




追記 : つゆくさ(ツユクサ)のレシピ

つゆくさの食べ方についてお問い合わせを数件いただきましたので、レシピというほどでもありませんがポイントを載せておきますね。

🌱ツユクサの花が咲く前か花が咲き出した頃に、なるべく柔らかい若い茎を選んで摘む

🌱若い芽ならサッと、生でかじってみて固ければしっかりめに茹でる

🌱茎が固くて食べにくいようなら長く茹でるか、食べやすく刻む

🌱味付けはお好みで、まるたんぼうでは醤油を使っています