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WB工法とはⅡ

営業の青山です。


前回は『通気断熱』についてお伝えしましたので、


今回は『WB』について御説明します。


W・・・ダブルの通気層


 B・・・ブレス(呼吸)


2つの通気層で、呼吸をしているという意味です。


ダブルの通気層??って思った方は多いのではないでしょうか。


普通はどうなっているの?呼吸ってどういう意味かしら?


まずはそこからお話していきましょう。



WB工法は壁の外(第一通気層)と、壁の中(第二通気層)の両方に通気層が


出来ます。壁の外の通気層は、外部と室内の温度の違いを少しでも緩和する


働きがあります。暑さ、寒さが直接伝わらないと言う事です。一般的な工法の場合、


この壁の外の通気層はあるけれど、壁の中の通気層はありません。


(壁の中に通気層がないから換気扇で中と外の空気を強制的に入れ替えする必要があるのです)


前回お話したとおり、日本の建築文化は時代の流れと共に、


冬場の暖かさを求めるが為に形を変えてきました。


そして技術・職人の作り上げる物であった住宅文化にも、大手資本が参入してきました。


機械や、コンピュータで計算され、技術を持たない人でも家は造れるようになり、


家に携わった事のない学者によって高気密住宅が提案されました。


土壁であった壁は利便性、施工性、気密性などから合板で下地を造り、


その上からビニールクロスで仕上るといった工法へ変貌を遂げました。


壁の中はどうなっていると思いますか?


ビニールクロスで貼られた壁の中へは空気は通りません。


土壁とは違うのですから。合板パネル、ビニールで呼吸を止められてしまっては、


壁の中は全く空気の流れがない状態です。柱などの躯体にとってこの環境が


良い訳がありません。


お家を支える躯体がいつまでも丈夫であるためにも、この壁の中の通気層は


必要不可欠といえます。


土壁のお家の壁自体が呼吸するように、室内の壁をビニールクロスではなく、


透湿性のあるもので仕上げ、壁の中に通気層を作る事で、


土壁のお家と同じように家が呼吸をすることができるのです。


それでは、昔のお家のように、夏は涼しくても、冬は寒いのでは?


それが通気断熱WB工法のすごいところで、オールシーズン快適に過ごせるよう、


夏と冬で家が衣替えをするのです。


次回のテーマはなぜWB工法がオールシーズンの家といえるのかをお伝えしたいと思います。

WB工法とは

営業の青山です。

ブログ更新がだいぶご無沙汰になってしまいました。

今回は当社の採用している工法についてお話をさせていただきます。

WB工法をお客様にご説明した際のお客様の反応は2パターンに分かれます。
直ぐに御理解いただけるお客様、1時間近く御説明してなんとなく理解いただける
お客様。
そもそも、WB工法を知っていただくためには、根本的にお家ってどんな構造に
なっているのか?という事を理解していただかなければなりません。
マイホームを!とお考えのお客様の中には、私達も驚くような勉強をされて
御来場いただく方もいれば、木造軸組み工法と2×4工法との違いさえ
分からずに御来場いただく方もみえます。
食べ物を購入する際には原産地や製造年月日、中にどんな成分や
化学調味料が入っているか。
服を購入する際には、デザインだけでなく、洗濯しても色落ちや伸び縮みは大丈夫かと気にされる方は多いかと思います。
住宅に関してはそういう意識がまだまだ少ない方が多かったのではないでしょうか。
もちろんそういった情報は常日頃自分達の回りにはありませんので、一連の
耐震偽造事件以来、住宅の構造を今一度、消費者の目で確認しようという意識が
高まり大変良い事だと思います。

全くお家の構造なんて知る機会がなかったお客様や、これから家を建てようという
お客様に自分達の購入しようとしている夢のマイホームはどんな構造になっているのか少しでも興味を持って頂ければと思います。実際に住んでいて、扉が開けにくくなったり、床がギシギシするなど体で感じる変化は気にしても、壁の中の見えない事を考えて生活される人は少ないのではないでしょうか。

という訳で、WB工法について詳しくお話させていただきます。

まずは入門編として『通気断熱WB工法』の通気断熱とはどういう意味か?という点です。
WB工法の発祥は長野県の工務店です。在来の土壁でできた木造のお家を建てていた棟梁の大工さんが、変化する日本の住宅に疑問を持たれて開発されました。
当社の社長も同じ棟梁の大工としてこの工法を知り感銘を受け採用となったのが5年前。どうして今まで気がつかなかったのか?と従業員を初め、実際に当社の建築に携わる木材屋さん、大工さん等の職人さんも納得する工法でした。

日本が受け継いできた木造工法は高温多湿である日本に適しているから1300年という歴史があります。ところがこの35年余りの間に家の造り方は様々な変化を遂げてきました。
自然素材で出来た歴史在る木造住宅は通気性が良く、夏のじめっとした日本独自の気候には適していましたが、冬場は寒く断熱性という点では劣る部分がありました。
そこで室内の空気を逃がさないよう、断熱性を求めた結果、高気密工断熱住宅が現れ、魔法瓶のように室内と室外を遮断する事で同時に省エネ住宅と推奨されました。しかし本来の木造住宅の通気性という点は消えてしまいました。

WB工法はその通気性断熱性の両方を兼ね備える事が可能になった工法です。歴史ある日本の伝統技術と現代の最新技術を融合させる事で可能となった通気断熱という概念は実際の現場で家を造り、また疑問を持ち、構造を知り尽くしている棟梁の大工さんだからこそ考え付いたのだと思います。

この『通気断熱』という漢字四文字がまずは理解していただければと思い入門編としました。次の入門編は『WB工法』のWBとは?をお伝えします。

住宅ローン~フラット35S~

営業の青山です。


さて、今回は住宅ローンの中でも今話題のフラット35Sについて


お話させていただきます。


昨年のクリスマスイブに飛び込んできたビッグニュースでしたが、


とうとう平成22年2月15日より実行されることになりました。

「明日の安心と成長のための緊急経済対策」

ナント、【フラット35】Sの金利引下げ幅が拡大されることになったのです。

…ピンとこなかった方もいらっしゃると思いますので、ちょっと解説します。

【フラット35】S とは、一定の技術基準(省エネルギー性、耐震性、バリアフリー性、耐久性などのいずれか)を満たした建物の場合、フラット35の金利を当初10年間ないし20年間、引き下げましょう!というものなのです。
この引下げ幅は、もともと0.3%だったのですが、これが10年タイプだと1%引下げ、20年のタイプだと最初の10年間は1%引下げ、11年目から20年目までは0.3%引下げとなりました。

具体的な例でいうと、3000万円を35年ローン(全期間固定、ボーナス払いなし)

で借りた場合、借りたときの金利が3%なら、

   3000万円+35年分の金利=返済総額4849万1123円

となります。ところが、フラット35S(10年タイプ)が利用できたとすると、同じ条件で、

   3000万円+35年分の金利=返済総額4528万1187円

となります!その差は、なな、なんと、320万円!


これが20年タイプだと返済総額4521万3273円となりますので、その差は328万円弱となります。…これが金利のすごさ、言い換えてみれば恐ろしさです。ご新築を検討する際、また建売住宅や中古住宅購入を検討する際、見逃しがちな部分ですが、少しのローン金利の違いが何百万円の違いとなって家計に跳ね返ってくるのです。

 

今までお話させていただいたように、住宅ローン商品は多様化しており、


その種類は約5000種類といわれています。その中から、みなさんにとって


ベストな商品をお探しすることをお勧めします。

「知っていたら得したのに、知らなかったために損をした…」とならないように、


当社でも住宅ローン相談を行っております。


ご興味のある方は、お気軽にお尋ねください。