少し前に、読者の方から日焼け後のケアについて質問を頂きました。



日に焼ける機会が増えてくるこの時期ということもあり、
今回は日焼け後のケアについてのお話です。


日焼けは、言ってみれば皮膚の軽いヤケドです。
すなわち炎症が起きてしまっている状態。

もし怪我をしたり感染を起こすとその部分が腫れてしまったり、結果熱をもってしまいますよね?
それと似たようなことがおこっていると考えるとイメージがつきやすいかと思います。

炎症の初療は、まず冷やすこと。

化粧水でも美白化粧品でもサプリメントでも無いんです。

お料理なんかをしていてヤケドをしてしまった時は、まずすぐ冷やしますよね?
それと同じ事です。


冷やすことは、
炎症を鎮めるだけでなく、
ヒスタミンの生成を抑えることによってメラニン細胞でのメラニンの生成を抑え、後に肌が黒くなることやシミ・ソバカスの予防にもつながります。


なので、日焼けをしてしまったなと思ったら出来るだけ早く冷やすことから始めて下さい。

日にあたっている最中からすでに同時に冷やし始めるのでももちろんいいんですよ。


私がよく使う方法は、食品の保冷剤。

ケーキなどを購入した時に小さい保冷剤が入っていますよね?
あれを捨てずに冷凍庫に入れて常にストックしておきます。

日に焼けてしまった日は、
帰宅後からすぐにその保冷剤をタオルにくるんで顔をメインに日に焼けた部分をとにかく冷やし続けます。

凍った保冷剤を直接肌にあてることは、凍傷の原因になったり日焼けでダメージを受けている肌をさらに傷めかねないので、必ずガーゼや薄手のタオルにくるんであてて下さい。

清潔の観点から、冷たい流水に日焼けした箇所をさらし続けるのでもOKです。


これらをするだけで、この後に行うケアの効果が全然違ってきますし、
最終的な肌の状態が格段に違ってきます。



★日焼け後は、まずはとにかく出来るだけ早く冷やすべし!