昨日のテレビ朝日『モーニングショー』にて、
「ミッドライフ・クライシス」
という言葉を初めて聞きました。
ミッドライフ・クライシスとは
仕事や私生活が落ち着いた中年期に「毎日楽しくない」「自分の人生、このままでいいのか」などと思い悩む「ミッドライフ・クライシス（中年の危機）」。
「第二の思春期」とも言われる40～50代に、人が成熟していく過程で起こる自然な心の変化によって虚無感や焦燥感を抱くという、多くの人が直面する課題です。
"人生の迷子状態"と表現する方もいます。
引用・参考元
原因は、様々。
若いころと比べて、体力が落ち、食欲や睡眠の質が低下。
ホルモンバランスの乱れにより、心と体が変化する健康問題。
自分のキャリアは、「このままでいいのか」と思い、
ほかの仕事に挑戦しないまま、今の仕事を続けていくことの葛藤。
また、子供が自立したことで、「自分の役割がなくなった」と感じる。
他にも、親の介護問題、パートナーとの関係性、
独身を貫く、身近な人が亡くなったなど。
特に、以前は楽しかったことが、楽しくなくなった方は要注意！
変化を起こすべく、キャンブル、お酒、不倫、突然の退職など、
リスクのある行動をとってしまいやすいようです。
対策として、リスクのない新しいことをする。
運動をすること。
食事内容に気を付けること。
あきらめて手放すこと。
私は、昨年の11月に退職。
20代のころは、がむしゃらに働いていました。
体力もまだあったので、クレームなど辛いことがあっても、
何とか仕事を続けられていました。
30代になって、
「毎日、面白くないな」って、ふと思い、
目標を達成しても、特別な感情が湧いてくることが、
年々少なくなって、なにか物足りないような感覚。
会社での働き方の改善で、月間の残業時間が短くなっても、
業務量は変わらず、
「限られた時間で、仕事をしなければ」という思いと、
「面白くないし、しんどい」という感覚が積み重なって、
気持ちがぐちゃぐちゃになっていました。
そんな時に、コロナに感染。
発熱や嘔吐、倦怠感で1週間寝込むことに。
食欲も湧かず、もともと痩せていたのに、
さらに体重が減少。
体力は落ちて、ぐちゃぐちゃな気持ちが重荷になり、
以前のように気力が充実した働き方が出来ないんじゃないかと思い、
仕事を続けていくのが辛くなり、
家族に相談し、退職に踏み切りました。
現在は、ゆっくり就職活動をしつつ、
週３～４日のジョギング、お弁当に頼らない生活をしています。
特に、食事はお弁当より、作ったもののほうが、
圧倒的に満足感がある気がします。
