本来、誤りが一定数は発見されるべき箇所で、
まったく誤りが検出されなかった場合、それは
むしろ危険であることを意味しています。
当然、再検査することが望まれます。
これは製品の品質保証でも同様です。
製品テストにて、本来、問題が出るべきところで
何一つ問題が出ない、ということがあれば、それは、
製品テストそのものが生温い可能性があります。
品質に厳しい会社であれば、テストで必ず
問題を一定数は指摘するようにしています。
例えば、ソフトウェアの場合、
ソースコードのステップ数(≒行数)と不具合(バグ)の数は、
比例関係にあることが知られています。
※高級言語(特に関数型言語)では、
必ずしもステップ数と行数は一致しませんが、
行数をステップ数と見なす傾向があります。
そして、例えば、
「2500行のソースコードであれば、
100個の不具合を見つけろ!」という感じで、
発見すべき不具合の数が決められています。
※よほど品質に厳しくなければそこまではしませんが。
ただ、本当に不具合のないソースコードもあるわけであり、
「無理にでも発見する」というやり方が正しいとも限りません。
とはいっても、ソフトウェアに不具合があると、
最悪、会社の業務がストップする事態に陥りますから、
ある一定数の不具合が発見できていなければ、確率論的に危なくて、
そのソフトウェアを安心して使えないのも事実です。
(完)
