週末になりましたが、まだヘルペス君の具合が良くなってこず、また気持ちが若干燃え尽き症候群的なところもあり、今日もノートレとなりました。
特にやることもないので、Netflixで「呪術廻戦0」を観たり、のんびり過ごしています。
さて、4回にわたり書き綴ってきたレースレポも、ようやく最終回です。
ワッカ原生花園に入ってペースが上がり、80km地点でここまで最高の2分58秒の貯金を作り、本格的にサブ9を狙いにかかったところから
【80~90km】
ワッカ原生花園西端の80kmエイドで折り返し
ここのエイドで特別長居したわけでは無いのですが、エイドを出て走り出すと、急に疲労を感じるようになりました。
(直前のペースアップの反動だニャー)
アップダウンの登りなど、少しでも急に力を入れると脚が攣りそうになります。
折り返し前はキロ5分0秒台に上がったペースも、キロ5分20秒台前後まで急激に落ちました。
再び見えてきたサブ9も、黄色信号が点灯です。
そこで、作戦を再検討。
ここから先は、ペースアップは望めないので、何とかサブ9ペースのキロ5分24秒を維持し、エイドストップを貯金の3分で凌ぐことにしました。
残り3つのエイドは、水分補給のみにして、各20秒のロス
かかせない残り7つの水かぶりポイントで、各10秒のロス
これならサブ9達成できる計算です。
もうワッカ原生花園の景色を楽しむ余裕は無くなりましたが、何とか作戦どおりに、90km地点まで辿り着きました。
《10kmラップタイム》54分14秒
《サブ9ペース差》2分44秒の貯金
【90km~フィニッシュ】
実は、60km地点から意識し始めたのですが、この90km地点まで、誰一人として抜かれずに走ってきました。
今回のレース、前半体調が悪かったこともあり、無理にペースを上げることがなかったため、ほぼイーブンペースで走れました。
これは結果的に、岩本氏が買いていたサロマ湖攻略法に従ったことになり、岩本氏の言うとおり『終盤、抜き去る一方』の展開となりました。
そして、岩本氏の攻略法には『90kmから先はビクトリーロード、思い切ってペースを上げて下さい』とあります。
ですが、ここへ来て岩本氏の攻略法どおりには行かなくなりました。
これは、練習で☆を9割弱しか集められなかった結果でしょうかね?
とにかく、ここまで攻略法どおりにこれれば十分、残り10kmを56分で走れば、サブ9達成です。
単純にペース換算すると、キロ5分40秒ペース。
一方、身体の状態は、少し脚に力を入れただけで攣りそうになりますし、軽く振り返っただけでも脇腹が攣りそうになるぐらい満身創痍。
残り10kmは、大きなトラブルを避けることが大事と考え、ペースをキロ5分30秒台まで落とし、安全策で走ることにしました。
驚くことに本当に90kmを過ぎてペースアップできる選手がいるのを横目に、着実に脚を進める。
壁のように思えるワッカ原生花園を出る橋の登りも、歩かず着実に走る。
後は道路沿いを走るのみで、もう気分が紛れる景色はありませんが、残りの距離をカウントダウンしながら、着実に脚を進める。
そしていよいよ、フィニッシュゲートが近づいて来る。
もうフィニッシュポーズを決める余力はありませんが、ゲート通過時は無意識に何度もガッツポーズをしてました。
《10kmラップタイム》55分23秒
目標のサブ9達成です!
結果(速報)はこちら
振り返れば、今大会は、当初「サブ10」を目標にエントリーしました。
しかし、そこから想定外に真剣にトレーニングを積み、目標を「サブ9」に引き上げて、大会に臨みました。
結果として、無事目標を達成出来たことも嬉しいですが、何より楽しく100kmを走り切れたことを嬉しく感じます。
フィニッシュ後は暫く立ち上がれず、30分近く芝生に転がってるぐらい満身創痍でしたが、その時撮ったこの写真の笑顔が、全てを物語っていると思います。
当初はこの大会で目標を達成したら、フルマラソン同様にウルトラマラソンも卒業と考えていました。
しかし、フィニッシュが近づいてくる中、「サブ10目標なら、また出てみるのもいいかも」と思い始めてました。
当面、ランニングについては「UTMF完走」を第一目標に活動していく予定ですが、案外ウルトラマエストロを目指したりなんかしているかも知れませんね。
(レースレポ完)
【本日のご褒美】
ダブルクリームサンド(ミルクココア風味)
ファミマと森永のコラボ商品です。
前回食べて美味しかったので、2回目の購入です。
ほぼ1週間まるまるノートレで、そろそろ体重の増加がヤバくなってきましたので、オヤツを控えるか、トレーニングを再開するか、真剣に考えなくてはいけませんね。
(オヤツを控える選択肢はないだろうけどニャ)