今日もヘルペスが一段と酷くなり、唇の周りが気になって仕方なく、食べることすら楽しくなくなってきました。
ウルトラマラソンのダメージの大きさを実感しています。
(今日もノートレ確定ニャー)
では、気を取り直して、レースレポの続きです。
体調不良により40km手前で一旦サブ9の目標を諦め、諦めた直後から何故か調子が上がってきたところから
【50~60km】
サロマ湖100kmのコースは、基本平坦ですが、この区間は高さ約40mの登りが2回あります。
1つ目の登りでは、歩く選手がちらほら出てくる中、ちょうど良いペースの選手にコバンザメして、快調に登る。
走っていると、写真のような過去のタイムがプリントされたフィニッシャーTシャツを着ている選手が目に付きます。
この辺りになると、サブ9の記録を持つ選手が多く、今回の大会では皆さん、苦戦されているのがよく分かります。
54.5kmの中間エイド
ここで、スタート前に預けた荷物を受け取ります。
写真のようにボランティアスタッフが、ゼッケン番号を見て荷物を準備し、ロス無く受け取れるようにしてくれているのですが、ここでトラブル発生。
マルが荷物を受け取ると、何か荷物が重い?
一瞬「アレッ?」と思いましたが、疲れで思考が鈍っているので、そのまま奥の飲み物ブースへ向かいました。
暫くすると、スタッフさんが慌てて駆け寄ってきて「荷物間違えてましたー!」とのこと。
スタッフに連れられ、荷物ブースに戻り、改めて自分の荷物を受け取りました。
「どうせなら、先にマルの荷物を持って呼びに来てくれたらいいのに~」と思いましたが、暑い中無償で頑張ってくれているボランティアスタッフさんに文句は言えませんよね。
この間のロス、約1分。
急いで荷物から、エナジーゼリーを取り出し、流し込む。
エナジージェル4個を背中のポケットに入れて、
氷水を頭に掛けて、再スタートを切りました。
(結局エイドストップは、2分強だったニャー)
中間エイドを出ると、すぐに2回目の登り
ここも景色を楽しみながら、無理せず通過
下りも無理にペースを上げず、脚への負担を最小限に抑えることを意識して走りました。
《10kmラップタイム》55分5秒
《サブ9ペース差》1分の貯金
【60~70km】
この辺りの記憶は曖昧ですが、1km毎のラップを見る限り、調子の上下が激しかったようです。
木陰ゾーンや、沿道に応援があるところはペースが上がり
何もないと集中力が落ち、ペースも落ちていたようです。
《10kmラップタイム》53分22秒
《サブ9ペース差》1分38秒の貯金
ここ迄で、練習で走った最長の70kmに達しました。
脚の状態は、徐々に疲労を感じるようになりましたが、まだ急激にスローダウンしそうな気配はありません。
身体(内臓系)は、前半に比べたらまだマシな状態です。
残る距離を意識し出したこの辺りで、諦めていたサブ9が再び頭をよぎり、「このまま大崩れしなければ、いけるんじゃない?」と淡い期待を抱き出しました。
【70~80km】
この辺りから、設定ペースのキロ5分10秒を維持するのが、難しくなってきました。
しかし、サブ9ペースのキロ5分24秒までは、まだ余裕があるので、何とかキロ5分10秒台をキープし、エイドロスを極力抑えれば、サブ9達成可能と考えて走りました。
エイド補給に関しては、中間エイドで補充したエナジージェル4個があるので、最悪、水分補給だけでも、最後まで走りきれるとの考えもありました。
75km地点 ワッカ原生花園
サロマ湖100kmのコースの一番の名所「ワッカ原生花園」に差し掛かり、気持ちは上がります。
しかし、その手前の橋が大きな壁に見えてしまう。
北の大地の原野風景を楽しみながら走ると、テンションが上がり、ペースもキロ5分0秒台に復活してきました。
しかし、意外とアップダウンがあり、途中から未舗装になるなど、気付かないうちに脚が削られていたようです。
とにかく、ワッカ原生花園西端の折り返しまでは、気分良く快調に走れました。
《10kmラップタイム》52分40秒
《サブ9ペース差》2分58秒の貯金
(ここまで最高の貯金ができたニャー)
【本日のご褒美】
チョコミントケーキ
今日、残っていたのは、このケーキだけでした。
皆さん、チョコミントはお嫌いなのでしょうかねー?
マルは毎日食べても、構いませんけど。