今日から衣替え。半年ぶりにネクタイを締め、ちゃんとサラリーマンしている、マルです。
（首輪なら猫もしているニャー）
【本日のトレーニング】
筋肉痛ほぐしＪＯＧ
リカバリースイム
ここのところデュアスロン対策をしていたので、スイムは３週間振りでした。
内容はともかく、悲しい出来事が発生。
なんと、スイム中にコンタクトを片方落としてしまったようです。
これを機会に度付きのゴーグルを買おうかな？
老眼が進行して、コンタクトをつけた状態ではスマホの字が全く読めないし。
運動中も完全メガネ仕様しようか検討中。
（遠近両用コンタクトもあるらしいぞ）
前置きが長くなってしまいました。
気を取り直して、レースレポ【バイク編】です。
バイクコース（距離６０ｋｍ）はこんな感じ
２０ｋｍと４０ｋｍに二回の折り返しの登りがあります。
しかし、登りといっても標高差１４０ｍ程でたいしたことなく、ほぼＤＨポジションで走れるコースです。
マルのプランは、平地で平均パワー１８５～１９０Ｗ、平均時速３５ｋｍとしました。
では、ロング部門の５番手でバイクをスタートするところから。
バイクに乗車して小松ドームを出ると、１００ｍ以内に数名の選手と２００ｍぐらい先に４・５名の集団が見えます。
市街地をコーナーに注意して漕いでいると、前の選手はどんどん加速して前の集団に加わっていきました。
事前に過去のレースのレポを見ていたら、このレースは毎年ドラフティングレースになっており、マーシャルもほぼ容認状態とのこと。
「やっぱりそうなるかー」と思いながら、前の集団と同じぐらいのスピードで漕いでいました。
ガーミンをチェックすると平均パワーは２００Ｗ超え。
５ｋｍのラップは平均時速３６．２ｋｍ。
これはオーバーペースと判断し、少しペースを落としたところ、前の集団は見えなくなってしまいました。
５ｋｍ～１０ｋｍにかけて、ロングの部で抜いたのは昨年の優勝者でバイクが苦手な方のみ。
逆に、ロングテールのエアロヘルメットを被ったエイリアンの他、数名のリレーの部のバイク強者に抜かれました。
「ＭＡＤＯＮＥ効果はどこいった？」と焦りましたが、マル自身のパワーは２００Ｗを超えており、オーバーペースなのでどうすることもできず漕いでました。
そんな歯がゆい気持ちで１０ｋｍ過ぎの緩い登りに差し掛かっていたとき、後ろから「ゴー」という音が聞こえてきました。
振り向くと２０人以上の大集団が迫って来ています。
大集団のスピードはマルより速く、あっと言う間に集団に交わされました。集団に交わされながらロングの部の選手をチェックすると、ずいぶん前に抜かしたはずの昨年の優勝者、事前にチェックしていた昨年の上位入賞者など４名ぐらいのロングの部の選手が入っていました。
そして、大集団に交わされ、集団の後方数ｍ空けて走っていると、こんな声が聞こえました。
「おーい、リレーの人。ちゃんとローテ回してっ！」
一瞬「えっ？」と思いましたが、同時にマルの心の何かが崩れました。
マルはダークサイドに落ちました。
そう、マルは『ドラフティング野郎』に成り下がってしまったのです。
マルがダークサイドに落ちたのに反応するかのように、天候が崩れ雨が激しく降り出しました。
雨の勢いと共に大集団も勢いを増します。
マルを追い抜いていったエイリアンなど前の選手を次々飲み込みながら、更に集団は大きくなり、とうとう先頭集団に追いついてしまいました。
途中、マーシャルのバイクが集団の横を併走する場面もありましたが、既に諦めているのか、注意もしませんでした。
１回目の折り返しでチェックすると、リレーの部、ショートの部の数名の選手は先行していましたが、ロングの部ではマルを含む大集団が先頭でした。
こうなってしまったら、もうパワーも何も関係ありません。雨でガーミンの表示が見えないこともあり、数値は無視して、ただただ集団から遅れずについて行くだけでした。
しかし、この集団を引いているリレーの部の選手達のバイク力は半端なく、ついて行くだけで脚が削られます。
そのため知らない間にふるいにかけられ、２つ目の登りの折り返しでチェックすると、大集団はいくつかの小集団に分離していました。
その後、マルは残り５ｋｍ地点のちょっとした登りまでついていきましたが、ここの登りでふくらはぎがピクッと攣りかけて脱落し、同じ脱落組数名を引き連れて、小松ドームに帰ってきました。
結局、ダークサイドに落ちた代償は大きく、この後地獄を見ることに薄々感づきながらバイクのフィニッシュラインを通過するマルでした。
（黙れ、このドラフティング野郎が！）
バイクパート
タイム １：３６：１６
順位 ３位
通過順位 ３位
平均時速 ３７．７ｋｍ／ｈ
ＮＰ １９９Ｗ
（ドラフティングした割にＷ数高過ぎたな）
【本日のご褒美】
アーモンドチョコレートバー
プールの帰り、片目コンタクトで走れなかったので、コンビニでアイスを買って食べながら帰りました。
お財布を持ってなくてもｐａｙｐａｙで買える便利な世の中になりましたね。