昨日梅雨がないとか言っていたら、お天道様のご機嫌を損ねたのか夕立のため帰りに職場で30分以上足止めをくらったマルです。

 

 

今日も引き続きレースレポ。

本日はバイク編。

 

まずは、有名なバイクコース(高低差)を紹介

 

前半に、和乱治峠(約400m)

終盤に、所山(約500m)

と2カ所に大きな登りがあります。

 

ガーミンの獲得標高は1272m

 

でも、ヒルクライム好きのマルにとっては楽しみなコースです。

 

今回のバイクパートの目標は、100人抜き。

コース的にタイムでの目標は立てづらく、折り返しがなく順位も分からないので、抜かした人数を目標にしました。

 

レースは、maomaoさんから声援を頂きテンション5割増しでバイクをスタートしたところから。

テンションが高いままチューピーパークの坂を駆け上がり、アップダウンの続く宮内工場団地内を走ります。

 

沿道には応援の人が連なり、熱い声援を送ってくれます。

今大会を通じてのマルの目標は「声援に応えること」。応援の方にできる限り手を振り、「ありがとうー」と答えて走りました。

 

団地内のコースは、アップダウンがある上に、直角コーナーが多く、減速と加速の繰り返しで無駄に疲れそうだったので、無理せず省エネ走行で一つ目の登りに備えました。

 

バイクスタートから30分ぐらいで、一つ目の登り和乱治峠(約400m)に差し掛かりました。ここまで30人ぐらい抜き順調なペースと思われます。

 

羊羹(60円ぐらいのやつ)を食べながら、クライム開始。

 

昨年はヒルクライムに本気で取り組んでいましたが、今年はヒルクライム練は皆無。実はどこまで登れるか不安がありました。

しかし、脚力不足を軽めのギアとケイデンスで補って順調に登り、更に30人ぐらい抜いて、一つ目の登りを終えました。

 

問題があったのは、下りの方。

事前情報でも下りは事故多発と聞いていました。更にレース前日の雨のため路面はウエット、また、路面のあちらこちらにコケも生えてました。

 

トラブルは下り始めてすぐのコーナーで発生。

コーナーに差し掛かる手前で少し減速が足りない気がして、追加でブレーキをかけたところ、後輪がスリップ。

とっさにバイクを起こし体勢を立て直しましたが、ここからではもう減速は間に合わず、コーナーは曲がりきれない状態になってました。

何とかならないかと前を見るとコーナーの外側に工事用フェンスが設けられていました。

そこでコーナーを曲がるのをあきらめ、フェンスにぶつかって止まることを選択し、バイクを立てたままできる限り減速し、フェンスに向かいます。コーナー外側にコースアウトしたところで、ハンドルを切って、フェンスにショルダータックルをかまし、何とか事なきを得ました。

こういうトラブル時は、過去実走で積み重ねた経験が生きますね。

 

(本来必要の無い経験だがな)

 

落車の危機は逃れたものの、その後はスリップの恐怖心が勝ってバイクを傾けられないし、そのため常に減速してスロー走行に。

折角登りで抜かした選手に次々パスされてしまい、そのマルをパスする選手にもコース取りで迷惑をかけていると考えると、気分が落ち込み悲しい気持ちのまま下りを終えました。

 

下った後、約20kmは平坦コース。

ここからはDHポジションで高速巡航。

沿道の声援に応えて走るうちに、気分も持ち直してきました。

 

今回のバイクパートでは30分に1回、羊羹又はゼリーの補給を確実に取るよう気をつけました。と言うのは、ランパートでの補給用に準備していたエナジージェルを家に忘れてきてしまったからです。

 

会場の出店ブースで購入しようと考えていたのですが、出店ブースはなく買えませんでした。

一応、ラン用にスーパーで羊羹を買ったものの過去の経験からランニング中に固形物を食べられるとは思えず、バイク中に出来るだけ補給しておこうと考えていました。

 

そんな事情から補給を確実に取り、最後の難所である所山にさしかかりました。

 

実はマル、この所山を登る前から既にやらかした感一杯の気持ちでむかえていました。

と言うのは、事前の調べで所山の後半は平均斜度10%を超える激坂が続くと知っていました。ここは当然11T-28Tのヒルクライム用スプロケを選択すべきところを、何故か11T-25Tの通常スプロケをセットしたトライアスロン用ディープホイールで出場してしまっていました。そして、斜度の小さい一つ目の登りで25Tが丁度良く、所山の10%の斜度は対応できないことが分かっていたからです。

 

(スプロケ自分で交換できるようになろうな)

 

登りに入ると案の定、ギアが重くてケイデンスが維持できず、凄く効率の悪い登りになってました。

 

データで比較しても、ケイデンスがガクッと落ちてパワーが出ていないことが一目瞭然です。

 

しかし、シフターに何度手をかけたところで無いギアは無く、えっちらおっちら沈んだ気持ちで踏み込んで登るしかありませんでした。

 

そんなマルを助けてくれたのは、これまた沿道の応援。峠道の途中にもかかわらず、応援してくれるギャラリーが大勢いてくれました。

脚に負担はかかるものの、呼吸は乱れていなかったので、声援には笑顔とお礼で答えていました。

「おー、全然余裕やー」と言われると、不思議と余裕が出てきますし、「頑張れ~」に「頑張るー」で答えると脚に力も入ります。

そんな楽しい時間を過ごしていると、知らない間に所山の登りが終わっていました。

 

下りは、安全第一というか恐怖感に負け、再び素人並みの超ブレーキングモードで下ります。登りで追い抜いた方に次々パスされますが、気持ちが次のランにいっていたためか、1つ目の下りほど気にはならず、怪我なくバイクフィニッシュを迎えました。

 

(そう言えば、エランさんの姿は見えなかったなー)

 

【バイク成績】

タイム 2時間25分12秒

順位   67位

通過順位 81位/383人中

 

途中で数えるのを忘れてましたが、結局117人抜きで、目標は達成されてました。

 

(ラン編に続く)

 

 

本日もノートレ

理由は、ブログの更新に時間がかかりそうだったから。

 

三毛猫(単なる言い訳だニャー)

 

 

【本日のご褒美】

 

フィナンシェ(バターバトラーさん)

息子が東京から遊びに来た方(オフ会)に頂いたお土産です。

外側が砂糖が固まったようにパリパリしていて、しっとりしたフィナンシェより美味しかったです。

最近のお土産物はちゃんと美味しいものが増えましたね。