あかちゃんのふしぎ

あかちゃんのふしぎ

赤ちゃんの、不思議だなーと思うところを綴っていきます。
赤ちゃんの不思議の、解明はできないです。

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私は結婚が遅かった。

仕事大好き人間で、家事がキライだったので

年貢を納めるのが締め切り間近になったのだ。


しかし、仕事大好き人間だったためか、表面をとりつくろう術には長けている。

人間関係もそつなく、気の利いた人のような錯覚を起こさせる名人だ。



・・・前置きが長くなってしまったが

結局なにが言いたいかというと


私は誤解されている。

みんなに。


ママ友、主婦友とおしゃべりをする


「ねえねえ、ゆみさんは昼間なにやってるの?」

「私?家事だよ、ちっとも終わらないもの」

「ああん・・・(そっち系の人ね、という含みがあって)

凝ったものつくったりしているんでしょう、えらいわあ」

「・・・じゃなくて・・・」

「そういう人は、すごくきちんと完璧にしているのよ、私なんて適当だから

なにもかも午前中に済ませててしまっているわ、ダメよねえ」

「・・・(ああ・・・またしても・・・)」


私は本当に、家事の手際が悪い。

みんなが1時間でできることに、午前中いっぱいかかってしまう。

みんなの3倍時間をかけて、みんなの3分の1くらいしか出来ない。

でも、私が「手際が悪くて時間がかかるの」と言っても

みんな、言葉通りに受け取ってくれないのだ。


私も私で、じゃあその誤解を解くために

自分がいかにだらしないかのエピソードを

具体的にしゃべったりすることは決してしない。


かっこつけだから。


それにしても

もともと手際が悪いことにつけて

最近では、ちょっと家事をしようとするごとに

情熱的なあかちゃんに、足にすがりつかれて

泣いたり、グズったり、「ママあん」などと甘い声で抱きついてこられたり

要するに、ジャマばっかされて


みんな、よく家事できるなあ!


どうやってやってんだ???

それが私の、主婦のフ・シ・ギ、なのだ。

本当、謎。

出産して一ヶ月が過ぎ

そろそろ少しずつ、散歩に連れていくかということになり

自宅近辺をあかちゃんと周遊する。


竹やぶの前のうちを守る番犬くんに、柵ごしに思いきり吼えられた!

わあーん・・・

そうか、うーん・・・ここ通るたびに吼えられるんだ。

やだなあ、あかちゃん怖がらないかな

すごい吼えるんだもん、犬好きの私だってこわいよ・・・。


数日後、またそのうちの近くまで来た。


あのコ、今日もいるかな・・・

(その家のまわりめぐらされた柵の中で、番犬君はつながれず自由にしているため

家屋の反対側にいて会わないこともあるのだ)

わっ・・・いる、どーしよ、通るしかないんだけどさ・・・


すると、私達の脇を一台の自転車が風のように通りすぎた


そしておもむろに柵の脇にとまると、自転車に乗ったおじさんは

「ゴン太く~ん、ゴン太くん会えたなあ、元気かあ~」

と親しげに番犬くんに話しかけたのだ。

「ゴン太くん」も別犬のように愛想がいい!

私はその様子を見ながら、その脇をあかちゃんとそ~っとすりぬけた。


わわわ、助かったあ~


それにしても、あのコ、ゴン太くんて言うんだ・・・

私にもなついてくれるかな、ひょっとして、いや・・・。


帰り道、私は意を決して友好的な表情をつくり彼に近づいてみた!


「ゴ、ゴン太くん!こんにちは~っ」


するとゴン太くんは、まるで昔からの友人を迎えるような笑顔(?)で

私とあかちゃんにしっぽをふって応えてくれたのだ!



な、名前って、すげーっっ!!!



かくして、あの自転車のおじさんに出会えたおかげで

その竹やぶの前を通ることは、むしろ楽しみになったのでした。

なにかの時に

「このあかちゃんは・・・」と言うと、母に

「この子はまだ赤ちゃんなの?もう赤ちゃんじゃないんじゃないの?」

と言われました。

母的には

『二足歩行がスムーズにできている』のは、もう幼児なんじゃないか?

という見解。

私は『あかちゃん語がしゃべれるうちは、あかちゃん』という考え。


あかちゃん語・・・

なに言ってんだかまったくわからない。

しかし、ものすごく流暢にしゃべっている。

まったく聞き取れないが、なんとなく

「あー、なんか文句言ってるわ」とか

「楽しかったことの報告?みたいな?」とかそんな感じ。


きっと、日本語がしゃべれるようになったら、それとひきかえにしゃべれなくなる

『あかちゃん語』

あかちゃんの世界の公用語がしゃべれているうちは、だれがなんと言おうと

あかちゃん、なのだ。