私は結婚が遅かった。
仕事大好き人間で、家事がキライだったので
年貢を納めるのが締め切り間近になったのだ。
しかし、仕事大好き人間だったためか、表面をとりつくろう術には長けている。
人間関係もそつなく、気の利いた人のような錯覚を起こさせる名人だ。
・・・前置きが長くなってしまったが
結局なにが言いたいかというと
私は誤解されている。
みんなに。
ママ友、主婦友とおしゃべりをする
「ねえねえ、ゆみさんは昼間なにやってるの?」
「私?家事だよ、ちっとも終わらないもの」
「ああん・・・(そっち系の人ね、という含みがあって)
凝ったものつくったりしているんでしょう、えらいわあ」
「・・・じゃなくて・・・」
「そういう人は、すごくきちんと完璧にしているのよ、私なんて適当だから
なにもかも午前中に済ませててしまっているわ、ダメよねえ」
「・・・(ああ・・・またしても・・・)」
私は本当に、家事の手際が悪い。
みんなが1時間でできることに、午前中いっぱいかかってしまう。
みんなの3倍時間をかけて、みんなの3分の1くらいしか出来ない。
でも、私が「手際が悪くて時間がかかるの」と言っても
みんな、言葉通りに受け取ってくれないのだ。
私も私で、じゃあその誤解を解くために
自分がいかにだらしないかのエピソードを
具体的にしゃべったりすることは決してしない。
かっこつけだから。
それにしても
もともと手際が悪いことにつけて
最近では、ちょっと家事をしようとするごとに
情熱的なあかちゃんに、足にすがりつかれて
泣いたり、グズったり、「ママあん」などと甘い声で抱きついてこられたり
要するに、ジャマばっかされて
みんな、よく家事できるなあ!
どうやってやってんだ???
それが私の、主婦のフ・シ・ギ、なのだ。
本当、謎。
