エブリイ・クリッパーなどの軽バン・軽ワゴン。
お手軽にDIYでお楽しんでいる方も多いかと思います。
車中泊等にも大活躍なのは皆さんご存知のとおりです。
プチテーブルとか
サイドパイプにインナーラックとか
使い勝手の良い仕様に色々できます。
因みに写真はこちら
当店在庫車
でね。
こういうの憧れる人、多いとおもうんですけど
あまりガチで作り込んであると、車検時に
「荷物」ではなく「車両の一部」と見なされちゃうんです。
で、車両の一部と判断された場合、車検証記載の車両重量より架装品装着の状態が50kg以上重いと、継続車検が受けられません。
この場合は継続車検時の「公差」を超えたと判断されるので、
記載変更や構造変更という手続きが必要になります。
因みに公差は
長さ ±3cm
幅 ±2cm
高さ ±4cm
重さ ±50kg
の範囲と決まっています。
まあ、基本的に「少量の荷物」は継続車検時は降ろさず大丈夫ですけど、【固定されている構造物】は荷物と判断されないので要注意ですね。
基本車検を受けるときは「少量の荷物以外」は降ろすのがルールです。(車検に出すとき、大きな荷物は降ろして車屋さんへだしてね)
たまに車検場の外で、車内の荷物を降ろして再受験してる人いますね(笑)
あれは検査員に荷物を降ろすように指示された人。
ようは
【いくらなんでも積み過ぎだよ~、降ろしてよ~】
って言われた、と(笑)
車体にガッチリ固定したベッドキット
天張りビスなどで止めた板張りや照明器具
固定した大きなサブバッテリーや冷蔵庫
こういうモノは車検時、検査員の指摘を「受ける場合が有る」(=降ろせる荷物と判断されない)ので、DIYは「ほどほどに」しましょう(笑)
因みに、寸法や重量で車検の検査員が「んん?」と思うと
この「測定コーナー」へお呼ばれされます。
通常の車検検査が終わった後に、
長さ・幅・高さや重量測定をするんですね。
写真のタイヤが乗ってる部分、重量測定の機械です。
参考ですが車両の重量は
・燃料満タンで
・スペアタイヤを外した状態
が基準になります。
ここで車検証と実車の差異を確認します。
公差の範囲ならお咎めなし、合格になります。
まだまだ流行りの車中泊(もう流行りじゃなくて定番?)。
意外と知られていないルールがありますので、クルマを弄る際は「そういうのに強いお店」に聞く・相談してからにしましょう。
普通の中古車屋さんとか、大手販売店の営業マンに聞いても、公差とか保安基準なんて知らないからね。
ああそうそう、昨日のブログで書いた4WDのクリッパーは予約になりました(実質売約です)
またベース車探さないと。
走行5千km、2020y式のコチラも
本日売約となりました。やっぱり早かった。
反響が凄かったです さすが5千km。
で、在庫が少ないので今頑張ってコチラを
仕上げ中です。2022y 3.3万km
ああ、忙しいのぉ~・・・
※LINE ID @973kqcps で検索☆