ポンコツハート -2ページ目

ポンコツハート

くだらないアラフォオサーンの回想記
誰にも言えなかったこと書いてみます



4人と1人を積んだクルマは東に向かって走った


走りはじめてしばらくすると国道を外れ 山道に差し掛かる

奈良と大阪の県境あたりか?


前を走るハイエースはドンドンひと気の無い方向に進んで行った



市内を出て ほんの30分ほどで完全に獣道のような場所にたどり着いた





既に道は舗装もされておらず
砂利を踏むタイヤの音とヘッドライトの光のみが闇の中にこだましていた



不意にハイエースが停まって トサカと番長くんがクルマを降りる


私もその後ろに付けてクルマを降りた




どうやら近くに川か池か とにかく水辺の近くにいるようだ


番長くんとトサカは荷台に乗せていたカス夫を懐中電灯で照らした



ト『さぁ着いたでw ボチボチ始めよか』






※ ここから暫くの間 少し暴力的な内容になりますので限定記事でアップさせていただきます
大した内容ではありませんが興味のある方はお気軽に申請してください



今度こそ出発しようとしたとき
さっきまで黙りこくっていたシンジが半開きのサイドウインドに縋り付いて叫んだ

シ『ぼ、僕も連れて行ってください‼︎ 僕は当事者として最後まで見届けたいんです‼︎』




車の中の3人が顔を見合わせた

3人の意見は一致していた



ト『ここから先は素人さんの来るところちゃうで〜 あとは俺らに任せて2人の将来の事でも考えとき』





しかしシンジは怯まない

粘りだけなら私の知人でナンバーワンかもしれない




シ『このままだと気持ち悪くて毎日普通に過ごせません あ、いえ信用してないって意味じゃないんです お願いします最後まで見届けさせてください‼︎』




正直シンジを連れて行くのはリスクが大きいと感じたのだが このままこの場所で時間かけるのは得策ではない



夢『そういえばカス夫 クルマで来てましたよね 俺が運転するから助手席にこいつ乗せて連れてっていいっすか?』





この状況で 1番段取りが良さそうな提案をした





ト『どうなっても知らんぞ。。』






カス夫の持ち物からクルマのキーを取り出し

ずいぶん年季の入った軽にシンジと2人で乗り込んだ









行き先も知らされぬまま
私も車に乗り込んだ


マンションからミサトとシンジが降りて来た



ミ『あ、あの… みなさんに何てお礼を言ったらいいのか。。』



出発しようとする私達をミサトは名残惜しそうにしていた



ト『あぁ 礼なら夢二に言ってやって』


夢『ん? いや礼なら番長くんに』


番『いやいやww 今日の礼ならトサカくんに』



夢『ぐるぐる回りですやん(笑)』

番『ぐるぐる回りやな(笑)』





夢『まぁどっちにしろカス夫がキミらの前に現れることはないと思うし 安心して今後のこと考えや〜』



番『そやな もし2人が結婚すんなら
その披露宴にオレらも呼んでや(笑)』



ト『いやいや オレらみたいな不景気なチンピラが素人さんの晴れの場行くもんやあらへんでしょ(笑)』





ミ『いえ、絶対に皆さん招待しますので
是非来てください』



番長くんもトサカもニコニコ笑いながら
ミサトに部屋に入るように促した


ト『ワレ写真撮るのが趣味らしいなww
とりあえず今まで撮ったの全部出してもらおうか』



その場にいた全員が ハッと思い出したかのような感じで顔を見合わせた


こんな状況でも1番冷静なのはトサカだったのかもしれない



カ『直ぐに処分します‼︎ 今手許にないので…』




ト『ほぉ〜 何処にあんねん? 今から行って一緒に処分したるがなww』





一瞬困惑した表情を見せたカス夫

その変化をトサカは見逃さない



ト『ワレ カスの分際で時間とか日時には正確やそうやな  それはつまり他にも脅してるオンナがおるってことで間違いないな⁉︎』




カ『そ、それは…』



カス夫の態度が急に変わった



ト『そかww ミサトさんは手放してても
他のオンナは手放さんてか? ワレそんなワガママ通ると思ってのかww えーわ 自分から喋らせてくださいって懇願するまで遊んだるわww』



トサカは再びカス夫の口にガムテープを貼った




ト『ミサトさん こいつ貰って帰りますね〜
夢二は手伝ってくれや』




そう言ってカス夫を乗って来たハイエースの荷台に掘り込んだ


涙と汗でグチャグチャになったカス夫



何かを訴えるような素ぶりを見せていた




ト『ん?何か喋りたいんかい?』



カス夫は何度も頷く



ト『騒いだら指全部イッちゃうよww』




そう言うと カス夫の口からガムテープを剥がしてやった




カ『ホントにすみませんでした。。
2度とミサトさんには近づきません‼︎ 許してください許してください』



カス夫は完全に心が折れたようで

必死に許してを懇願している




番『こう言ってるけど ミサトさんやったかな?
どうするよ 指2本じゃ足りなくないかい?』



今度は少し落ち着いてきたのかミサトもはっきりとした口調で


ミ『い、いえ 2度と現れないなら もうけっこうです』





明らかにカス夫の表情にも安堵が見えた




ト『ふーん。。そうかい ちょっとツマらんがこの件はこれで終わりでいいのかな?』




トサカは私達に向かってそう言うと部屋に背を向けた




あっけなく終わりを向かえた感が部屋に流れ始めたとき トサカが立ち止まりカス夫に話しかけた




『そう言えばカス夫くん ちょっと聞きたいことがあるんやけどww』




1番ホッとしていたのはカス夫かもしれない




しかしカス夫の夜はこれから始まるのだった





固まっているミサトを無視してトサカはカス夫の背後に回り込んだ



口に再びガムテープを貼り付ける


ト『まぁ騒がれるとウザいしなww』




そして すでに縛ってある手首はそのままに指だけ持って捻り上げた




ボコん!

日常では聞いたことの無い音をたててカス夫の指は本来なら曲がらない方向に向いていた




『ん"ーっ ん"ーっ‼︎』



のたうち回るカス夫にトサカは優しく笑いながら

ト『もう1本イッとこうかww』




そう言うと反対側の手の指も在らぬ方向を向いていた




固まっていたミサトも さすがに目を逸らす分だけ動いていた