MTX治療1クール目 | けまる日記

けまる日記

2013年流産後、3月に臨床的侵入奇胎と診断、抗がん剤治療開始。最終的にセカンドオピニオンで間質部妊娠と診断後経過観察へ。

2015年3月待望の妊娠!

愛くるしい息子は6歳でアスペルガー&ADHDと診断。

試行錯誤しながら小学校生活を送っています。

退院翌日、ようやくオット殿が帰国。

病気のこと
治療方法のこと
不安な気持ちなど色々話しました。

最初に「抗がん剤」と聞いたオット殿は
かなりびっくりした様子だったけれど
「この病気には抗がん剤がよく効くはずで
 かなりの高確率(9割以上)で治癒できる」
という言葉に安心したようでした。

とはいっても、私は不安で不安でたまらなかったけれど。

その後、家族などからも
『でも9割以上の確率で治るらしくて良かったね』
と言われると、私は安心するどころか
プレッシャーを感じてしまって、涙が出てくる…
なので

そういう言い方をしないで欲しい
私は今を受け止めることで精一杯で
9割以上治るという言葉がプレッシャーだ

と正直に伝えました。。。
気持ちが弱っていたのでしょうね…

***

3月4日 MTX初日
入院中ずっと中国だったオット殿は
先生から直接病気の話を聞いていなかったので
この日はオット殿も一緒に病院に来てもらいました。

オット殿は仕事がかなり忙しく
順番を待ってる時間は
常に携帯が使えるところでノートパソコンと携帯…
申し訳ないやら、なんか悲しいやら。

抗がん剤治療をするには同意書が必要で
オット殿にも記入と印をもらって
先生と少しお話をし、納得した上で注射となりました。


先生の説明を受けた後、オット殿は仕事があるので
会社へ行ってしまいました。
ひとり不安と戦いながら注射の時間を待ちます。

ようやく別室に呼ばれ、お尻を出す…
緑色の液体?が入った注射器を持った先生が来て
『今日は左側に打ちますよ~ 痛いですよ~』と…


そして、ブスッ ブスッ

いっっったーーーーーーーい!!!


皮膚と脂肪に針をさすからなのか
刺された感を2回感じました。

それにしても足をバタバタしそうになるほど
痛い><!!!

痛いのと怖い(弱虫なので注射大嫌い)のとで
涙がボロボロ…
看護婦さんが手をにぎってくれました。
優しいT T

その後、少し休憩をし、血圧をはかって
体調に異常がないことを確認して帰宅となりました。

は~~初日終わった。
副作用が出始めるのは大体5日目ぐらいからとのことなので
この先、好きなものが食べれなくなることを懸念して
イチゴを買って帰りました。

***

3月5日  MTX2日目。

朝も特に体調に変化はありません。
でもなかなか起きれない~~
朝が弱いのは元々だけれど会社があるときは
6時過ぎには起きます。
この日は9時をまわってもなかなか起き上がれず。

その後、病院へ。
昨日とは別の先生です。
外来で通院なので、主治医の先生が毎回注射をしてくれるのではなく
その日の外来の先生が打ってくれます。

今日は女医のN先生。
CTとMRIのアレルギー反応の時についててくれた先生なので
ちょっと安心しました。

まず診察で副作用の話。
私は身体が小さいから副作用が出やすいかもとのことで
注射を打つ前に飲む吐き気どめを処方してくれました。
お会計のときにビックリしたのだけれど
この吐き気止め、1錠薬600円もした…!
ひぇ~~~~高い><


いよいよ2回目の注射。
昨日の痛さと怖さがよみがえってきて
やはり涙がポロポロ…
いい大人が情けないですよね、ほんと。

今日も看護婦さんが手を握ってくれました。
この病院の看護婦さんはほんっとに優しい!

N先生は右側のお尻をきゅっとつまんで注射。
い、いた…???
んん??昨日より痛くない!!!

もちろん痛かったけれど
昨日のもだえそうな激痛に比べたら、
今日のはそれほどでもなかった~!
もしやN先生上手?
すばらしいー!!
毎日こうだったら頑張れそうなのに~


帰り道に「今のうちの食べたいものを食べる戦法」で
イチゴとポテトチップを買う。
体調に特に変化なし。
でも下腹部が何と無く鈍痛?
そしてイチゴを食べたら舌先にピリピリ感がありました。
熱いもの食べて火傷した後みたいな…
これが副作用なのかな~?


そうそう。
この日、会社から今後のことについて連絡が入りました。
私は現在、購買課をひとりできりもりしています。
が、ひとりしかいないので
私がいないと手配しないといけない部品や材料を
発注できる人がいないのです。

でも私は今後、3週間のうち1週間は丸々休まなくてはだし
その後の2週間も週に1度は病院。
副作用で体調が悪いときなども休む可能性を考えると
このまま購買課を続けていくのは難しいと
会社が判断したようです。

また、現在の勤務地は駅からすごく離れていて
車でも15分はかかり周りには田んぼしかない陸の孤島。
もし、出社後に体調不良となっても
気軽に早退できるような場所ではないのです…
市バスも1時間に2本とかだし(どんだけ田舎!)

こんなこともふまえて、
購買課→総務課補佐になり
勤務地の事業所から本社に異動になりました。
本社は最寄り駅が徒歩7分だし
会社の近くに病院もあるし(かかりつけではないけど)
確かに便利です。
ありがたい配慮でした。

ただ、わたしの後任として購買課を担当することになる人に
非常に申し訳ない気持ち…