受験について考える -8ページ目

楽天CS出場と、「何も言わせない」ということ

楽天のクライマックスシリーズ出場が決定したが、

その裏にあったのがコーチ陣たちの奮闘だった。


久しぶりにスポーツ紙(報知新聞)を購入したが、

その4面にこんな記事が載っていた。


楽天はコーチを自前で育成する方針を取っていて、

当時も1軍コーチが全員30代半ばから40代前半。

経験の浅い面々を野村監督は徹底的にしごいた。


コーチ陣は不満はあっても、大監督にぶつけることはできない。

橋上コーチを中心に「監督に何も言わせない」がミーティングの合言葉になった。


苦しみぬいた池山コーチも鉄平、草野らの活躍で、

指導者としての実績を得た。

すべては野村イズム浸透のため、巧妙に挑発したノムさんの計算通りだろう。


・・・野村監督のコーチへのマネジメントが巧妙な計算であったかは、

監督本人しか知りえないが、

それを支えたコーチの


「監督に何も言わせない」という合言葉は、

上司と部下の関係を見たときに非常に参考になる一言だった。


部下は上司を選ぶことができない。

時には理不尽なこともある。


しかし、理不尽かどうか以前に「何も言わせない」程に、

成果をだしているか。


楽天CS進出の裏に、コーチ陣の奮闘を見た。

そこにあるストーリー

ブランドを作るのに大切なことは、

クリエイティブ、デザイン・・・


そしてストーリー。


最終的に人はこのストーリーに惹かれて物を購入するのだと思う。


裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ)/山口 絵理子
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彼女は自分と同い年。


28歳。


今日購入して一気に読みましたが、
生きる勇気、方法を教えてくれました。

FNS26時間テレビに学んだこと。

FNS26時間テレビで「12時間三輪車耐久レース」というコーナーがあった。


3人の走者が12時間ひたすら三輪車をこぎ続けるというレース。


しかも、今日は気温も高く、灼熱の中を各チームはこぎ続けた。


ただひたすら三輪車をこぎ続けるという。


ただそれだけの事。


しかし、クライマックスは本当に感動的だった。


どんなことであっても、真剣に必死で取り組むことの素晴らしさ。


それが素直に、純粋に伝わってきた。


ゴールの後、島田紳助が言った一言が忘れられない。


「この12時間は死ぬまでに何百回と語り合う12時間になる」


そんな経験を今自分はしているだろうか。

目標は見つからないのではなく、目の前にあるのだ。

手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~/喜多川 泰
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少し長くなりますが、とても良いフレーズがあったので、

抜粋をさせて頂きます。


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自分の夢を実現するためには、

『しっかりしたゴールを持ち、常にそのゴールを忘れない』ことが大事だとよく言われます。

しかし、素晴らしい成功の人生を送るためにはそれ以上に大切なものがあるのです。それは-


『今、目の前にあるものに全力を注いで生きる』


ことです。このことを忘れてはいけません。


目の前に現れる壁は、一見あなたにとって必要なさそうなものに見えても、

自分が進もうとする人生にどうしても必要だから現れるのです。


(中略)


壁はその人がよりよく生きていこうと考えるときに必ず現れるのものです。

そういった意味では壁は自分が頑張って生きていこうとしている証しとしての誇り、

歓迎していいものなのです。

このように、人生におけるあらゆる壁は、あなたが決める生き方に応じて目の前にやってきます。

だから目の前にあるものを取捨選択しないことです。

「これはいる、これはいらない」と、その時の自分で判断していると、

後悔するばかりでなく、自分の持っている秘めた可能性を開花させることはいつまで経ってもできなくなります。


(中略)


それよりも大事なのは、

『目の前にあるものに全力を注いで生きること』

このことは今日、今この瞬間からもできます。

たとえ初めは具体的目標を持っていなくとも、

目の前にある、ものに全力を注いで生きているうちに、

自然と自分の進むべき道が開けてきてうまくいったという成功者は数多くいます。


“目の前にあるものに全力を注いで生きる”ことは、何よりもの大切な成功法則といえるでしょう。


つまりは、この生き方をするだけで、どこで何をしていてもあなたの成功は約束されているということなんです。

あなたが内定をもらった会社に就職したとしても、お手紙で教えてくれた小さな会社に就職したとしても

その事実はかわりません。


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取捨選択をせずに、

『目の前にあるものに全力を注いで生きる』


本を通して、また1つ素晴らしい言葉に出会いました。


大切なことは目の前にある自分の壁を喜び、それに挑戦することです。

草野仁さんに学ぶ仁義

テレビ東京『田舎に泊まろう』

今回の民泊希望者は草野仁さんだった。


いつもは1回の放送で2人の民泊を取材する同番組だが、

今回は草野仁スペシャルとして、

1時間まるまる草野仁の民泊だった。


はじめは何故「草野仁スペシャル」なのか分からなかったのだが、

番組が進むにつれ、その誠実さに心打たれ、完全に見入ってしまった。


きれいな日本語で、今起こっている出来事を、

正確に丁寧に伝えようとするその姿勢。


不器用そうに見えながらも、

だんだんと宿泊先の家族の方と仲良くなっていく姿。


野々村真や徳光和夫が草野さんを盛り上げるために、

途中で番組に出演するも、全くわざとらしくない、

まさに草野さんの求心力。


それでいて謙虚で、一宿一飯の恩義では、

家の前の道を舗装し、庭の植木もきれいに整えるその姿。


まさに「仁義」とはこういうことなのかと、

番組終了後にただただ、うなってしまった。


Wikipedia内に島田紳助氏が「目標は草野さんや」と言っているという、

エピソードが載っていたが、


紳助氏だけでなく、今若者が求めているものは草野さんではないかと、

考えてしまうほど、久しぶりにテレビ番組を通じて感動をしてしまった。


草野仁さんの「誠実さ」と現在の「トレンド」がうまくかみ合えば、

見てみたいなと思う番組ができるような気がした。


なるほど、だから「草野仁スペシャル」なのか・・・

ありがとうテレビ東京。

ありがとう草野仁さん。


http://kusanohitoshi.com/hibikore/

顧客を創造する

NHK教育テレビ木曜日に放映されている、

知る楽「仕事学のすすめ」


今月はファーストリテイリング会長

柳井正氏がゲストで、

経営学者ピーター・ドラッカーについて語っている。


非常に勉強になるので、

HDDに録って何度も見ている。


そのなかで、

「顧客を創造する」という言葉が出てくる。


それは、ただ単に、

顧客の欲しいものをそのまま創造するだけでなく、


全く新しいものを「これなんじゃないですか?」

とお客様に提示すること。


柳井氏のこの示唆が非常によかった。


自分の近所にそれなりに大きい書店がある。

全国区の書店ではないが、

その品ぞろえはまさに「顧客を創造」している。


この本が欲しいな!と思ってその本屋に行くと、

その傍に、別の気になる本が何気なく置いてある。


そして、

「これを買うなら、これもいいんじゃないですか!?

いやむしろ、こっちの本の方がいいんじゃないですか?」と、

語りかけてくる。


けっして流行本だけに流されていない。


だから、その本屋は、ずっとこの街に君臨し続けるのか・・・と改めて納得させられた。

本の感想よりも日経ビジネスの取材力。

任天堂 “驚き”を生む方程式/井上 理
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本日購入しました。


DSもWiiも持っていませんが、

この本は買いました。


任天堂と言う会社についても非常に勉強になりますが、

何よりもこの本が素晴らしいのは著者の取材力。


著者の井上理氏は、

約3年任天堂関連の取材を続けただけあり、

岩田社長や宮本専務のコメントには迫力があります。


こういうコメント取りができるということ。

それだけ人の奥底にある、本質的な「言葉」をキャッチして、それをアウトプットできるか。

そう言う観点からもこの本は、勉強になる一冊でした。


そして、迫力ある「言葉」をキャッチ出来るだけ、

取材に時間的余裕を持っている、

『日経ビジネス』を読んでみたくなりました。


そういえば、自分の尊敬する取引先の方のカバンにも、

『日経ビジネス』が入っていたっけ。


今その理由が分かりました。

再確認したい。

あえて今再確認をしたい。


営業は話を聞くことである。


営業は話を聞くことである。


営業は話を聞くことである。


また明日、営業マンとしての1日が始まるその前に。

成長する組織の共通点

成長する組織の共通点とは何か。


今日の営業先を見て、このことについて無性に書きたい気持ちになった。


成長する組織とは・・・


1.まず、はじめにトップの出す方向性がはっきりしていること。

(=ビジョンがはっきりしている)


2.その方向性が部下に共有されることで、そこに「場」が生まれること。


3.「場」が生まれることによって、コミュニケーションが活性化されること。


4.コミュニケーションが活性化されることによって、新しいアイデアが生まれること。

(コミュニケーションの活性化、良いアイデアが生まれるには相手を褒めるなど「承認」が必要)


5.新しいアイデアが組織にいるメンバーそれぞれの武器(強み)を生かし、具現化されること。


6.具現化されたアイデアが、外に向けて発信されること。


この6つが順に行われたとき、組織は成長するのだと思う。


そしてこう考えると、特に「1」の部分。

「トップが部下を共感させられる方向性、メッセージを出すことができるか」ということは最重要になる。

それだけ、トップは言葉に気をつければならない。


よくビジョンは大事だと言うが、それはこういうことなのかと、実感できた1日でした。

教育テレビでビジネスを学ぶ

教育テレビで4月から始まった

「知る楽」


木曜日は仕事学のすすめ。


http://www.nhk.or.jp/shiruraku/thu/index.html


勝間和代がトランスレーターとして、

毎月ゲストを迎えます。


4月はカリスマバイヤーの藤巻幸夫。


今週木曜日の話の中にあった、


自分ブランドとは「信念と物語と実績」だという話は、

非常に興味深かったです。


その道のプロは自分の中にこういった公式というかフレームワークを

必ず持っています。


仕事学のすすめ 2009年4-5月 (2009) (NHK知る楽/木)/藤巻 幸夫
¥690
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教育テレビはそのテキストが発刊されているところがまた良いです!

手軽に五感を使って物事を学ぶことができます。


昔は何で教育テレビがあるのか良くわかりませんでしたが、

最近はその必要性を強く感じます。