うちのご近所に、塾で一緒だったお友達(Aちゃん)がいます。

 

 

 

Aちゃんと娘は対照的。

 

Aちゃんはしっかり者で自分で何でも取り組むタイプ。ウインク

 

娘はマイペースで甘えん坊で親に頼っているタイプ。キョロキョロ

 

Aちゃんは入塾当初から成績優秀で、定例試験ではいつも完敗していましたえーん

 

 

 

私が仕事から帰宅するとき、Aちゃんの家の近くを通るのですが、

 

夜遅くに部屋の電気がついているのを見かけると、

 

「Aちゃん、まだ頑張っているみたいだぞー」

 

娘にはよく声掛けをしていましたウインク

 

 

 

2月に中学入試が終了し、4月からはAちゃんと娘は違う中学に通うことになり、

 

近くに住んでいても顔を見ることはなくなりました・・・。

 

 

 

つい先日、久しぶりにAちゃんを見かけました。

 

ちょうど学校から帰宅したところのようで、

 

教科書と参考書がぎっしり詰まっている重たそうなリュックを背負って、

 

何だか疲れた様子で、自宅に入っていきました。

 

ちょっと前、かなり暑かったですからねー。

 

 

 

Aちゃんといえば・・・

 

中学入試の印象的なエピソードがある。

 

某中学の入学試験当日、娘と2人で電車に乗り、試験会場に向かっていた。

 

「教室に着いたら、まずトイレに行くんだよ。」

 

「試験が始まったら、まず全体を見るんだよ。」

 

など娘に色々と話していたら、

 

いつのまにかAちゃんが娘の横にいて、

 

私たち親子と一緒に、ずんずん歩いていることに気がついたびっくり

 

周囲を見回したところ、お父さん、お母さんらしき人は見当たらない。

 

まさか1人? と思っていたら、

 

Aちゃんと娘が何やら話し始めていて、

 

お母さんがインフルエンザゲホゲホになったらしく、

 

1人で試験会場まで行くことになったらしいポーン

 

 

 

いつも1人で模試を受けにいき、1人でどんどん歩いていくAちゃんですが、

 

この日は相当不安だったのでしょう。

 

試験会場の入り口まで、私たちの横から離れませんでした。

 

 

 

ちなみに私は娘の中学入試には全て付き添いました。

 

何があるかわからないので、仕事は休んでも良いように準備していました。

 

一度しかない娘の中学受験をこの目に焼き付けようと、

 

周りの様子もよく見ていましたが、

 

ほとんどの子がお父さんかお母さんと入試会場まで来ていて、

 

1人で来ている子は見かけませんでした目

 

 

最寄りの駅から試験会場までの道のりを、

 

親子2人並んで歩きながら話していたり、

 

中には腕を組んで歩いていたり、

 

肩をポンポンとたたいていたり、

 

少しでも緊張を和らげるように、

 

最後の最後まで、我が子に寄り添っている光景が思い出されます。

 

 

合不合などの模試と、中学入試本番では漂う緊張感が全く違います。

 

入試当日に自分を支えてくれる応援団(両親)がいないのは不安ですよね。

 

後で聞いたところによると、この日、Aちゃんはいつもの力が発揮できなかったようです。

 

 

入試は子ども達にとって初めての経験です。

 

最後の最後までサポートしてあげてくださいグッド!