塾の定例試験で、いつも華々しい成績をとっている子は、家でどんな勉強をしているのか、どのくらい勉強しているのか、ずっーと気になっていた。
いや、あまり勉強しなくてもできる天才なんじゃないか と思ったりもした。
できれば、透明人間...になって、ご家庭での勉強の様子をこっそり見てみたかった。。。
というのも、塾では親同士の交流は全くなかったし、他のご家庭の様子はベールに包まれていて全くわからないものである。
中学受験ブログは、他のご家庭の様子が垣間見れる数少ない情報源で、何か1つでも参考になることがあればと、読んでいるんですよね
そういえば、以前に塾の先生はこんなことを話していた。
「保護者面談で多くのご両親とお話しさせていただくのですが、塾では楽しそうにしゃべったり、ケロッとしている子でも、家では泣きながら必死に勉強しているって話はよく聞くんですよ。」
そのとき、うちも似たようなものだなーと思った記憶があります。
ある日、私が仕事から帰宅すると、リビングから大きな声が聞こえてきた......娘はママに怒られて泣いていて......ママも怒りながら泣いている......
まさに親子で泣きながら勉強している。。。
外からはうかがい知ることができない世界がどこの家庭にもあるのだ。
娘の通っている中学校では、日々の勉強時間を学校のシステムに逐一記録することになっています。
このシステムが絶妙だなと思ったのは、毎日の勉強時間の上位者(数人)がリアルタイムで画面に表示されること。
いつのまにか、上位メンバーが入れ替わることもしばしばです。
娘は知っている子の名前を見つけて、
「○○、すごい勉強しているなー」
「○○さん、そうかー、やっぱりねー」
って話しています。
頑張っている子の様子がわかるのは良いこと。
負けず嫌いの娘も良い刺激を受けているみたい。
もちろん勉強時間だけが重要ではないのですが、中学校の先生は「成績の上がらない子は、勉強量が圧倒的に不足していることが多い」と話していたようです。
こんなシステムが中学受験のときにあったら良かったのに。
「成績トップの○○くんは、こんな勉強しているんだよー」
って娘に伝えることができたでしょうね。