受験の天王山と言われる小6の夏が終わりました・・・。

 

これから娘は、過去問に本格的に取り組む重要な時期に入りますが、

ここに至るまでには色々なことがありました。

 

きっと、どの家庭でも色々なことがあるのでしょう。

 

娘の周りで塾を辞めてしまった友達は何人もいます。

 

今回は、娘が入塾したころを振り返ってみようと思います。

 

中学受験の勉強については、今でも試行錯誤する毎日ですが、

入塾当初、勉強(特に算数)の進め方について塾から説明がありました。

 

たしか以下のような内容だったと思います。

 

<勉強の進め方>
1.塾で授業を受ける。
2.塾での授業を思い出しながら、家で宿題(ホームタスク)を解いてみる。
3.間違った問題については、解説を読んで理解する。
4.数日後に間違った問題を再度解いて定着をはかる。
5.余裕があれば、トライアル(標準問題や発展問題)に取り組む。
6.取り組みはホームタスクと同様。
7.解説を読んでもわからない箇所は先生に質問する。
8.次回の授業に臨む。

 

塾の先生からは、「お子さんが宿題をやっているか、マイプランノートを書いているか、時々チェックしてあげてください」とのことでした。勉強の方は塾でしっかり教えますとの話だったと思います。

 

ところが、娘の場合、塾が始まってすぐに上のサイクルは回らないことがわかりました。

 

塾での授業内容の理解が不十分で(もしくはすぐに忘れてしまうのか)、宿題が全然終わらないのです。

 

「わからないことがあれば教えるよ」と言っても、娘は意固地になって聞こうとしない。

 

とりあえず机に向かっているが、ダラダラと時間ばかりが過ぎ去っていく・・・。

 

宿題を終わらせて早く寝させたい親。

 

意固地になって机から離れない娘。

 

親子ともにイライラが高まって、ついに、親子バトル勃発なんてこともありました。

 

そんなことがあり、娘には塾のやり方は無理と判断して、一緒に勉強することにしました。

 

塾のテキストとノートを見て、基礎事項を説明しホームタスクに取り組むのですが、勉強の途中で、ノートに書いた答えを手で隠したりするので(間違っているのを見られたくないので)、とにかく時間がかかる。

 

最低限の宿題(ホップ)をやるだけで毎週時間切れ。なかなか復習には時間が回らない。

授業内容が十分に定着しないうちに、次の授業を受けるという流れになっていました。

 

今でこそ、娘は塾のテキストや過去問を解いていて、「ママー、この問題がわからない」と素直に言っていますが、その当時は、娘から「わからない」という言葉はほとんど聞いたことがありませんでした。

 

これは推測ですが、仕事が多忙であった両親(特にママ)に対して、娘は幼いころから、もっと甘えたい気持ちを我慢していて、自分の気持ちを素直に表現することができなくなっていたのかもしれません。