先日の出来事。
深夜に旦那の携帯が鳴りました。
『ずっと前からいってたんやぞ。
そこで引き受けたら、これからも何もかわらんぞ。』
珍しくご立腹の様子。
あれこれ聞くのもなんだしな、と思ってそのままにしておきました。
思えば、私がバリバリ営業をしていた頃、慣れない仕事に
愚痴をこぼすことも多かったな~。上司があ~だ、客がこ~だと。
まったく客観性のない、ただの私の愚痴に、いつもいつもつきあってくれた旦那さん。
いつも、無条件に私の味方をしてくれていたな。
それが本当にうれしくて、どんな嫌な事があっても、
笑って暮らせていたな。
でも、旦那が愚痴をこぼすことは、めったになかったな。
そして、次の日の夜、旦那が愚痴をこぼしたのでした。
現在ガラス工場のラインについている旦那。
業務請負の派遣さんです。そのラインではリーダーを務めているそうです。
仕事をする上で、ガラスを切る機械の刃が劣化していたのだとか。
それを、工場の人に、2ヶ月前からずっと言っているのに、
返事ばかりで換えてくれなかったそうだ。
なんとかその劣化した刃で仕事を続けてきたけれど、
さすがにもう無理切れない状態にまでなってしまったそうだ。
『もうこれ以上切れません』
といったそうだ。
そしたらすぐに刃を交換して、ガラスを明日の出荷に間に合うように切れと言われたそうだ。
温厚な旦那も、さすがに切れたのでしょう。
『刃を換えてくれって、6月から言ってましたよね?
まともな設備を提供しないで生産しろというのはおかしい』
と、責任者に食って掛かったそうだ。
そして、明日までに仕上げろと言われた生産分については、
俺たちはやりません。と、きっぱりつっぱねてきたそうだ。
少し、旦那に同情して、少し、旦那を尊敬しました。
営業とかをやっていると、顧客第一になってしまって、自分を犠牲にして
相手のために何かしようとしてしまうことがたびたびあるんだけど、
本当に相手の事を思ったり、同じことを繰り返さないようにするためには、
ちゃんと直してほしいことを、ちゃんと相手に伝わるように話さなくちゃいけなかったりするわけで。
旦那の工場の責任者の人には、
“これ以上は仕事をしない”ってとこまで言わないと、
どんなに今、仕事がしづらいか、伝わらなかったんだろうな。
派遣だからとか、バイトだからとかじゃなくて。
『古くなったら取り換える。』
たった、それだけのこと。
そういう当たり前のことを、ちゃんと出来るかどうかで、
働きやすい会社かそうでないかって、雲泥の差がつくんだろうな。
『同じことが繰り返されないように、そのために、つっぱねた』
そう、電話で説明してる旦那を、久々に、少し、えらいなと、思ったのでした。