グルマン世界料理本大賞2014で、

1等賞、グランプリをいただきました！！

この賞は、魚や肉、中華や和食、ワイン、デザートといった直球な分野から、

デジタル、イラスト、写真、テレビ番組など、

さまざまなカテゴリーでグランプリ、1等賞を決める

料理関係の本のオリンピックで、

今回は、世界１４３カ国の、さまざまなスタイルの、

２０００冊を越えるCOOKBOOKがノミネートされ、

まずは、各６、７冊のファイナリストが選ばれ、

世界大会の授賞式の日に、グランプリが発表されます。

記憶に新しいのは、昨年、

ZIP（日本テレビ）で大人気の、モコズキッチンや、

有元葉子さんが受賞。

かつては、10年くらい前？でしょうか？

栗原はるみさん、の受賞が日本人初で、すごく話題になりました。

対象は2０13年に発売された本で、

私の｢昆布レシピ９５｣（JTBパブリッシング）も、

魚・シーフード部門で

なんとかファイナリスト７冊になっていたものの、

さてさて？？？どうなるのかな？

そんな思いで、今年の世界大会の会場である北京へ向かいました。

なにしろ、北京へ行っても、

受賞できるかどうかは、わからない。

いわば、１/7の確率です。

そんな、カケ？にも関わらず、

私と出版社の方だけでなく、

今回の本の要となってくださり、たくさんのことを教えていただいた、

日本一の昆布問屋である、

奥井海生堂さんの奥井社長ご夫妻も、

そして、かけがえのない友人たちも、一緒に北京へ。

ほんとに、~~酔狂な~~、ありがたき皆様です、涙。

※しかも、わたしたちはもちろん、全員自腹で～。

ほんとに、時間もエネルギーも、お金も使わせてしまった、感涙。

会場は、北京中心部から地下鉄や車で、1時間近くかかる

絶賛開発中の大興というところの大きな劇場。

各カテゴリーごとに、ファイナリストが映し出され、

１位が呼ばれ、ステージで賞状を受け、スピーチをする・・・という流れです。

どこかで似たものを？？？

そうそう、まるで映画祭？？

アカデミー賞のようではないか？？？

※注：規模もバリューも全く違います・・汗。

いやはや、レコード大賞？？？

※注：それでも、規模もバリューも全く違います・・大汗。

みなさま、ほんとーーーーーに、ドキドキ、ばくばくでした。

いよいよ、次が、魚のカテゴリーという段階で、

私の緊張はマックスに！

少し落ち着こうと思って、

すぐ後ろの席にいてくれた、愛しの友、美女応援団を振り返ると、

すでに全員涙目(>_<)。

ステージに上がることができるかどうかもわからないのですが、

一応、化粧を治そうか？とか思いつつも、

手に付かない・・・泣。

そしてついに、順番はわたしたちの部門に・・！

左から４番目、に、昆布レシピ９５　→　９５KELP（昆布）が！！

一同が、息を止めて待つなか・・・主催者であるエドワルド・コアントローが

この、FISH&SEAFOOD部門について説明。

そして、このカテゴリーの１位は！！！！

KELP！

きゃーーーーーーーーーーーーー！

（女子の絶叫！）

その瞬間、頭は真っ白。

涙がぐわわーーと。

奥井さんご夫妻が持ってきてくださった折昆布を広げて、

WELCOME to UMAMI world　！！！！

私は、一応、万が一に備えて考えていたスピーチはまったく忘れて、

英語どころか、日本語も全く出てこず、

手に書いた北京語も、半分も言えず・・・泣。

編集者の香月さんを、大きな心でやさしくて、完璧と言うことも、

奥井さんご夫妻を、

日本で有名なファミリーで、とてもとても尊敬する昆布のプロフェッショナルだと言うことも、

デザイナーの福島さんを、センス抜群、と言うことも、

ぜーんぶ忘れて、

ただただ、THANKYOU！！！と連呼状態でした。

しかも、ひとこと！と言われていたのに、長々やってしまいました、(>_<)。

でも、ほんとうに、うれしかった。

なにしろ、

自分がずっと伝えたいと思っていた、

だしのこと、食材からうまみをとること、

それを、ぎゅぎゅっと詰め込んだ本ですから。

それに、子供のころから考えても、１等賞なんてはじめて！？

走るのは遅いし、ガッツもないし、絵も書道もピアノも挫折した私。

今回もまったく自信なく、

前日に　｢2番じゃだめなんです！｣　とみんなに励まされたものの、

｢みんな、北京までも来てくれてるのに、だめだったら申し訳ない～｣と眠れなかった。

ほんとに、

みなさんの、おかげです。

なにしろ、グランプリを受賞した方々の中で、

わが昆布チームはいちばんの大所帯。

出版社のJTBパブリッシングさんと私だけ、というのが普通なのですが、

いつもパワーを下さる奥井さんご夫妻、

※｢りこちゃん、相手が上海ガニやから、無理かもなあ？｣という励ましの言葉♡(>_<)

好きです、光子さま♡

昆布も、晴れの舞台に立ててよかった。

そして、自腹で！しかも今あまり人気のない、PM２．５絶賛降下中の北京に！

来てくれた美しき友人たち。

※毎晩の酒盛り・・寝不足、なまこ！ありがとう♡

そして相方も、夏休みを前倒しでとって、来てくれていました。

※相方の、北京語とフランス語（日常会話ならOK）

そして英語！（こちらは取材等もOK！）

の3ヶ国語使いに、ほんとに助けられました。

この、人数の勝利だと・・・しみじみ思っています。

そして、日本で、念じてくれて、

さぞかし強い応援ビームを送ってくれていたであろう、

友人たち、永遠の２８歳な仲間たち。

さらに、実母と相方母のふたりの母と、

家族みーんな。

天国にいる、ご先祖様や、おば、おじ、祖父、祖母、

このあたりは総動員しました。

本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。

やっぱり、不肖、わたくしのできが、いまひとつなだけに、

たくさんの仲間が支えてくれるのかなーと、

（できのわるさを開き直り？）

あらためて、ものすごくありがたく、

私の自慢？でもあり。

近いうちに、

バッカス様や、酒呑童子様を、

洋の東西から、お招きして、

喜びを分かち合いたいと切に願っています。

まずは、受賞のご報告まで。

会場には、１４３カ国、あらゆる国の方々が。

※リトアニアがイケメンだった・・・美女たちは、私に隠れて、こっそり記念写真をとってました。

サイドストーリーも書きます！　→　ブログさぼってますが・・。

あ、そうそう・・肝心な受賞本はこちら！

新しい帯もスタンバイしてくれております。

●ノンオイル＆１０分でできる『昆布レシピ９５』

　http://goo.gl/bzE6aT

※グルマン世界料理本大賞、グランプリ受賞（2014年5月、seafood）

この機会に、お手に取っていただき、

昆布の力を味わっていただき、

癒されていただき、

簡単ですごい！ことに気づいていただき、

日本人ってすごい！

あれ、わたしもじゃん？と思っていただけましたら、

無上の喜びです。

多謝、謝謝大家！！！

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※外部教室のご案内です。この機会に、お目にかかれますのを楽しみにしております。

★日本橋三越伊勢丹でだしの教室開催します。※どなたでもご参加いただけます。

※お申込みお電話だそうです。
6月7日（土）13:30～15:00
おだしの教室　一番だし～MY調味料by山脇りこ
費用:2,700円※ご試食付/定員:16名　着席です。

昆布だしのあれこれ、昆布とかつおの一番だしの引き方、

昆布の扱い方、保存方法ほか、
これからの季節に嬉しいMY麺つゆや２杯酢、３杯酢もご紹介。
各おだしやそれを使ったお料理のお味見もご用意しています。

お申し込み・お問い合わせは 03(3274)8843

こちらの、６月７日のところをご覧ください。
http://hajimarinocafe.jp/workshop/

★浅田飴×明治屋さんの（ゆるやかな）糖質制限クラス、

カロリー控えめで身体に優しい料理のクラス　※どなたでもご参加いただけます。

※テーブルについてしっかり召し上がっていただけます。こちらも、おだしの引き方もやります。

６月６日、金曜日、昼夜２回開催。
各回１５００円（コンビーフなどお土産付き）
http://www.asadaame.net/shopdetail/000000000042/

グルマン世界料理本大賞グランプリ、1等賞なんて、はじめて？＠北京