小金井市にある江戸東京たてもの園に行ってきました。

雨の日にあったのですが、それがかえって秋の静かな雰囲気を楽しめた気がしました。

 

しとしとと降る雨と橙色の世界。柔らかい景色に心も癒されます。

 

 

赤、橙、青が混ざる頃、移ろいの色には品がありますね。

 

 

建物の中も雰囲気があります。

襖の向こうに襖があって、その向こうのガラス窓に見える景色。

日本人が見てきた景色、色、空間なのだと思います。

 

 

格子という額縁で飾られた一枚の絵画を見ている気持ちになりました。

明と暗がつくる美しさですね。

 

 

薄暗い縁側を歩く。

 

 

雨の日の玄関。

 

 

園内には古い都電の車両が置いてあります。

一枚の葉っぱが窓にしがみついていました。

 

 

園内にある荒物屋。

シンプルなデザインの美しさです。

 

 

醤油店の風景。

私の実家は以前、小さな酒屋を営んでいましたので懐かしい気持ちにもなりました。

 

 

文具店、裸電球ひとつの明かりの雰囲気がいいですね。

 

 

とても良い雰囲気のところでしたので、季節を変えてまた行ってみようと思います。