こんにちは。
今年は暖かい日が続き、いつもより早い春を感じることができますね。
そんな暖かい陽気に誘われて、今月は、奥多摩に猫柳、京王百草園に梅を撮影に出かけてきました。
奥多摩の武蔵五日市駅から車で5分くらいのところに横沢入という武蔵野の里山風景を残している場所があります。
この時期の早朝に訪れると霜の降りる世界を見ることができます。
この日も少しですが霜が降りていました。
背景が白いのは霜が降りているためです。
絞り開放から少し絞ると背景に玉ボケが出て綺麗に写ります。
最近、花を撮影するときによく使うのが、この35mmのレンズです。
中望遠レンズがつくる圧縮効果の背景とは違い、広い画角の中にふわりと浮かんだような写真になります。
こちらは、京王線沿いにある百草園へ行ったときの梅の花です。
園内はすっかり梅の花で埋め尽くされていました。
ここからはレフレックスレンズを使った写真ですが、このレンズの特徴でもあるリングボケを目立たせないように写すことで絵画的な背景の写真になります。
見事な紅梅の後ろに大きな銀杏の木があったので、背景にしてみました。
日本画的な雰囲気です。
同じように枝が空に向かって伸びていく様子が綺麗だと思います。
銀杏の逞しい樹形と梅のかわいらしさが相まって色気のある写真になりました。
これから春の花の本番の季節です。
楽しみな春になりそうです。