今年も上高地に行ってきました。直前まで全く行く予定もなかったのですが、ちょうどいろいろと仕事に嫌気がさしてまして、、
こんな時こそ、行くしかない!と1週間前に予約を入れて出かけてきました(元気に行ってきました。笑 )。
この時期に行くのは初めてでしたが、新緑が一番綺麗ということで前から行ってみたい時期でした。
今回の行程、新宿から上高地ゆうゆうきっぷという企画切符を使って上高地まで入ります。この上高地ゆうゆうきっぷ、直通バスなどとは違い、松本までバスに乗り、そこから新島々まで電車、さらにバスで上高地に入るというのんびり旅ですが、何といっても、新宿から上高地までの往復代金で8,200円という安さが魅力です。
さて、今回のテーマは自分自身の体力試しという意味もありますが、写真としては上高地の新緑です。それともうひとつ、長時間露光での写真表現を狙ってみたいと思っていましたのでまずはそちらの写真から載せてみたいと思います。
到着した時には、雲り空から小雨模様になりつつありました。
ですが、おかげで週末にも関わらず、人も少なめ。静かに過ごすことができました。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190810/06/maruineko101/a4/52/j/o1200089714528369926.jpg?caw=800)
大正池の水の流れ。
大正池は池とは言っても、梓川が流れ込んでいます。よく見ると静かな水の流れがありますので、スローシャッターで写すと水の動きを写すことができます。
NDフィルターを使って絞りF11で5秒の露光をしています。
曇り空だったこともあってかバックの木々と水の流れの映り込みまでグリーンの色調で統一された不思議な絵になりました。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190810/06/maruineko101/c2/3d/j/o1200089714528369932.jpg?caw=800)
大正池の立ち枯れの木々も年々減りつつあります。
10秒間露光で写しましたが、肉眼では見られなかった映り込みがスローシャッターの絵では映り込んでいます。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190810/06/maruineko101/c9/67/j/o1200089714528369935.jpg?caw=800)
湖面の光が反射している部分としていない部分とで幻想的な模様を織りなしています。
長時間露光で撮影するためにはシャッター速度を遅くするNDフィルターが必要になりますが、特に可変NDフィルターが便利です。
可変NDフィルターは1枚で複数枚のNDフィルターの役目を果たし光量調整が自在にできる優れものですが、如何せん、ケンコーなど日本製品はお高いです。ちょっとしたレンズが買えるような値段なのです。(3-4万円くらい)
私が今回使ったのは、アマゾンで購入した1,080円のかなり安い可変NDフィルターです。値段なりに最も濃度の強くなる部分では色むらが強く出てしまい使えませんが、使い方に注意してほどほどの光量調整の範囲で使う分には安いものでもちゃんと使うことができるようです。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190810/06/maruineko101/4b/09/j/o1200089714528369944.jpg?caw=800)
大正池で撮影していると、だんだんと雨足が強くなってきました。
少し急いでこの日の宿泊地である河童橋付近を目指します。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190810/06/maruineko101/a0/64/j/o1200089714528369952.jpg?caw=800)
田代池あたりで、強い雨が降り出し、この日はそのあと雨宿り、早めに宿に入りました。
雨上がりの新緑というタイトルで書きだしてみましたが、この日は嵐でも来たかのような、強い雨と風の日となってしまいました。
雨上がりのからりと晴れた上高地は次回また記事にしたいと思います。<(_ _)>