イメージ 1
 
 先週、実家の愛知県に帰省してきました。
 案の定、やはりというか撮影帰省になってしまいましたが・・・汗。
(しかし、ちゃんと親孝行も家族サービスもしたつもりです!・・たぶん。)
 写真は四日市の工場夜景のご紹介になります。
 ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、工場夜景は、ここ数年ブームになっていて、ある写真家の工場夜景の写真集の発表をきっかけに今の大ブームになったと聞いています。なんでも、「工場萌え」という言葉もあるようですよ。
 工場夜景で有名な場所は「太平洋ベルト地帯」という昔、学校の社会で習ったこともあるので聞き覚えもあるかと思いますが、日本の高度経済成長時代を象徴する工業地帯が舞台になります。
 今回訪れた四日市工業地帯もいくつかある中でその代表格としてあまりにも有名な場所です。
 
イメージ 2
 
この写真も、夜景を眺められるタワー、「うみてらす」という場所から見たのですが、写真を撮りに来ている方ばかりではありません。家族連れや年配の方々まで幅広い層の人たちが来ています。
 川崎の時もそうでしたが、もちろん中には、ジッツオの脚にハスキーの雲台という一流装備(すみません、三脚のブランドの話です。)で臨んいる方もいましたが、やはり若い女性の方や年配の方まで綺麗な夜景を楽しみに来ている人が多かったです。
 子どもの頃に学校で習った四日市や川崎のイメージと言えば、空が真っ黒(赤い?)、大気汚染、ぜんそくなどなど、決して良いイメージの街ではなかったです。
 もちろん、そういった現実はまだあるのでしょうが、それでもこの「工場萌え」というフレーズでそういったネガティブなイメージを少しでも打ち消してくれた、それはそれでいいことではないかとも思うのです。
 工場地帯に普通の人たちが夜景を見に来る。その美しさに気が付いて楽しんで癒される。昔では考えられなかったことです。
 
 
イメージ 3

 実は、今回のブログのタイトルも今までになく悩みました。
 最初は、24時間フル稼働の工場ですから「眠らぬ街」とか考えたのですが、それだとあまりいいイメージが今の自分の中で引き出せなかったのです。
ちょうど、この数日は子どもの進路ことで悩んでいたこともあり・・、いやいや、こういうときこそポジティブシンキングモードでしょ!
しかも、ここ数年の不眠症の私には「眠らぬ街」とか縁起でもない!ということに気がついちゃったんです。(笑)
 ということでタイトルは「地上の星」にしました。これは中島みゆきさんの名曲から引用させてもらいましたが、この歌、歌詞の内容は天上に輝く星ではなくて、特別なスターやヒーローでもない普通の人々を地上の星たちに例えて歌い上げたものです。
 天上に輝く星になる人は限られた人たちです。確かにそれは素晴らしいことですが、でもあまりスポットライトにあてられていない、ごく普通に暮らしている人も、こつこつと努力していればちゃーんとその人の輝きを持つことができるんだよー。
そんな大切さを教えてくれる励ましの歌です。
 別に普通の平凡な人生でもいいのです。健康であればね。もっと言えば自分らしく存在していればね。(子どもの進路も覚悟を決めました。やっぱり、何が正解かは今はわかりませんが、まずは親の覚悟が大切と今回の件では学びました。)
と、自分自身や子どもへの成長の励ましの意味も込めて今回のお題にしてみました。
 
 
イメージ 4
 
最後に今回の撮影では車のない(運転のできない・・・汗)私を連れて行ってくれた古くからの親友に感謝です。(四日市は愛知県のお隣の三重県なので愛知からは遠いのです・・。)
 このブログでも5月の記事に彼が上京したときに一緒に東京撮影散歩をした友人ですが、同じく写真が趣味、気も合うということで、長い付き合いが続いています。(帰省のたびに毎回、実家まで車で来てもらっています。ありがとうー。)
 彼とは高校からの付き合いなのでもう、すでに34年来になるのですが、今回も子どもの相談にものってもらったりしています。
 そういえば、ずいぶん前にお互い年をとっても一緒に写真を撮れるようになりたいなぁ。と言っていたことも思い出しました。
 むむ、だんだんそれも実現に向かっていますなー(笑)。まだまだ人生これからですし、この先もお互い、いい年寄りになっても大切にしていきたい友人です。
 
 
イメージ 5
 
 子どものこれからが個性ある「地上の星」でありますように。
 そして自分自身も、年を重ねても、たったひとつの輝く「地上の星」であり続けたいものです。