皆さんは夜空の星を見上げるときどんな気持ちになりますか？
子供の頃、流れ星を見るのが好きで、夏の流星群のときなどよく夜空を見上げていました。
今でも星を見るのは好きですが、ひとり静かに夜空の星を見ているといろいろな思いが巡ってきて、自分を見つめることのできる大切な時間になりました。
やがて、朝が来て星がひとつひとつ消えていく頃には、星の輝く時間にだけ開く心の扉も少しずつ閉じていくようで少しだけ寂しさも感じます。
でも、朝の黎明の美しさにはこれからの希望や未来を心に感じさせてくれて、これもまた好きな瞬間なのです。
今回の写真は、もしこのふたつの好きな時間が同時に訪れたら、そんな光景を見ることができたらきっと素晴らしいだろうなぁとイメージして撮った写真です。
私には、希望に満ちた朝に降る静かな星の雨 というように感じました。
こんな星空なら悲しくもなく孤独も感じずに、穏やかで優しい気持ちで眺めていることができるような気がします。