新年あけましておめでとうございます。
 今年も昨年同様 どうぞ宜しくお願いいたします。
 
 
 皆さんはどんな年始をお迎えですか?
 
 私は昨年末から不覚にも風邪を引いてしまってガラガラ声です(汗)。
 
 こういうときしゃべらなくていいブログって失礼がなくっていいもんだなぁって思ってしまいました(笑)。
 
 
 さて、今年初めの写真は湖面に落ちる朝陽の写真です。
 
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 一部が凍結して出来た湖面の氷紋の影響で 私にはくねくねと曲がった光の道のように見えました。 
 
 光の一本の道とでも題すれば、新年にふさわしいタイトルかと思ったのですが、真っ直ぐな道ではなく、まわり道をしながら進む道のように感じたのです。
 
 
 
高村光太郎の有名な詩に「道程」がありますが、
 
 
 僕の前に道はない
 僕の後ろに道はできる     というのですね。
 
 学校で習った頃は、決して振り返ることなく前だけ見て真っ直ぐな道をゆく、大志を抱くイメージしていました。(ん?ちゃんと勉強していなかったからかな。)
 
 でも、そうではなくて高村光太郎自身は決して望んだ道ではなく、大道ではないけど、これが自分の歩んできた道なのだ。という気持ちで詠んだ詩のようです。(私は最近知りました。)
 当時は今ほど自由な選択ができなかった、激しい気持ちを綴ったもののようです。
 
 
 自分について考えると今人生の半ばを過ぎた年齢になり、どちらかというと保守的?な性格なので、平穏で無難な人生を選んできたように思います。
 それでも、夢かなわずにいくつかの挫折もし、ここ数年は望んでいなかった大きなまわり道もしてしまいました。
(平凡な人生を望んだとしても決して平坦な人生はないのかもしれません。)
 
 
 新しい年を迎え、今年は、
 
 今までまわり道をしたけども、決して真っ直ぐな道ではなかったけど、ときどき振り返ってこれも自分の道 
 
と自分を許せるような一年になりたいなぁと思っています。
 
 周りから期待されるような道でなくても、人の数だけ生き方があって、人の数だけ道があってもいいのではないのではないでしょうか。
 
 
 そして
 
 まわり道をした人にしか見えない景色もきっとあるはず 
 
 とこれからは思っていたいです。
 
 
 写真のくねくね道もなんとなく味があるように見えませんか?
 
 
 真っ直ぐに道を進まれる人、迷いながらも辿りつく人、道には関係なく自由に歩く人、それぞれのいろいろな道があったほうがなんとなく楽しそうです。
 
 お越しいただいた皆さんにも、それぞれの輝く道を歩まれる この一年になりますようにお祈りしています。
 
 
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