恋人が出来ると、それが自分の肯定になる。
いつも隣にいても良いよって、認めて貰えた気がする。
誰にも求められない、必要とされない人間じゃなくなったよって証明みたいに思う。
世の中の結婚してる人たちは凄いなって、ずっと思ってた。
特別な一人の人を持ってて、その人に選ばれて一緒になって、それはとても幸せなことだと思ってる。
例え上手くいかなくなったとしても、誰かにそんな風に求められたことがあるって、存在の肯定だと思う。
性を越えて人として求められてたなら、それはとても素晴らしいことだと思う。
でも、私にそれは叶わない。
いるだけで良いよって肯定が欲しいだけなんだ。
いても良いよって、受け入れられるだけじゃなくて、いて欲しいって求められたかった。
でも、私にそれは叶わない。
私のくせに求めすぎていた。
私じゃ駄目なんだ。
私には出来ない。
私は求めるべきじゃない。
私は諦めて、別の道を生きなきゃいけない。
周りにいる沢山のパートナーがいる人たち、大事な人がいる人たちの中で、何とかこんな自分を受け入れながら、私の持たないものを沢山持ってる人たちに受け入れてもらいながら、優しい人みたいなのを最大限に前面に押し出して
みじめに生きていきます。