【東京新聞杯】28日東京、G3・芝1600メートル
マイル路線の年間の体系の中では"B級感"の漂うレースだが、昨年の勝ち馬ハットトリックはマイルCS、香港マイルを連勝し、JRA賞最優秀短距離馬に。今回、大化けする馬は出るか…。
グランリーオは中日新聞杯で重賞初制覇。ちょうど1年前から上昇軌道に乗り、2月と5月に東京で1000万条件を勝った後、1600万条件のフリーウェイSは東京1400メートルをレコードの1分20秒1で逃げ切った。余勢を駆ってエプソムCも内ラチ沿いを伸びて2着。この後の5戦は「(7)(6)(8)(5)(7)」と不振が続いたが、中日新聞杯は先行策から押し切り、あん上の柴山にとっても重賞初制覇となった。中間は坂路で49秒9をマークするなど元気で、東京コースも得意だ。
ウインラディウスは明けて8歳と高齢だが、昨年はコンスタントに使われて衰えを見せなかった。上半期はやや不振だったが、NST賞を勝ち、関屋記念11着の後、京成杯AHは追い込んで3着。富士Sはうまく折り合って抜け出した。マイルCSは10着だったが、CBC賞は直線で行き場を失う場面がありながら4着に入った。今回は59キロと厳しいが、東京1600メートルは最適の条件で警戒は必要。
藤沢和雄厩舎からは、キングストレイルも参戦する。2歳時に京王杯2歳Sで2着に入るなど期待されたが、その後の骨折で昨春のクラシックは棒に振り、セントライト記念で復帰。ここは巧みに折り合ってフサイチアウステルを抑え、重賞初制覇を果たしたが、その後は天皇賞16着、ディセンバーS4着、中山記念6着と不本意なレースが続く。体重が絞り切れないようで、当日の体重に注意。
アルビレオはまだ重賞勝ち星がなく、G1では敷居が高いが、G3なら確実に掲示板は確保してくるタイプ。勝ち星は昨年の岡部幸雄引退記念(オープン特別)だけだが、京都金杯は昨年が2着、今年が3着と2年連続で馬券に絡んだ。東京では昨年のこのレースが5着、富士Sが4着と一歩足りないが、前回の京都金杯は上がり600メートル33秒8の脚を見せるなど好調。55キロで展開が向けば勝機も。
ニューイヤーS組は、馬場がかなり渋っていて、成績を当てにしにくいが、2連勝中のロードマジェスティは好調。タイム勝負が課題。フジサイレンスはやっと復調してきた。東京1600メートルをこなせばチャンス。マイネルレコルトは中山金杯8着の前が連続3着。今ではG3クラスの馬という印象だが、1600メートルへの短縮で改めて…。