私がパクパク病で大喰らいで苦しんでいる間に豚夫が失業して失業保険を受け取るようになった。嫌な感じがした。


豚子に報告。豚子が「プラ〜〜〜ン」と伸ばしきって言って大笑いした。喜んでいるんかい?  嫌、喜んじゃダメでしょう。「頭に来た。追い出してやる」と息巻く私に、不動産屋免許保持者の豚子は言った。

豚子:そうは Entirety のカミさんが許さん

私:じゃあ、離婚すりゃあ良いの?

豚子:そうすると、家売った金は折半だよ。おみゃさが全部豚夫君にくれてやっても良いけど。

私は吐かなかったけれども吐き気を催した。

この瞬間、私のパクパク病は治ったみたいだ。

私は何はともあれ、豚夫を追い出して豚夫と離婚する事にした。