○ 病者の祈り ティク・ナット・ハン関連のトピに あったものらしいのですが、 完成された感動的な詩なんですが、 私がかってに変更したものも載せておきます。 かえって改悪で味気なくなりましたが、 それに対して感じて貰えた人がいましたので、 それも、載せておきます。(森田トピのものです。) ******* 元のもの 「病者の祈り」 大事をなそうとして 力を与えてほしいと神に求めたのに 慎み深く従順であるようにと 弱さを授かった より偉大なことができるように 健康を求めたのに より良きことができるようにと 病弱を与えられた 幸せになろうとして 富を求めたのに 賢明であるようにと 貧困を授かった 人生を享受しようと あらゆるものを求めたのに あらゆることを喜べるようにと 生命を授かった 求めたものは一つとして与えられなかったが 願いはすべて聞き届けられた 神の意にそわぬ者であるにかかわらず 心の中の言い表せない祈りはすべてかなえられた 私はあらゆる人の中でもっとも豊かに祝福されたのだ ******* 私が書き換えたもの 「病者の祈り」 大事をなそうとして 力を与えてほしいと神に求めたのに 何もなかった。 より偉大なことができるように 健康を求めたのに 何もなかった。 幸せになろうとして 富を求めたのに 何もなかった。 人生を享受しようと あらゆるものを求めたのに 何もなかった。 求めたものは一つとして与えられなかった そして何ももなかった。 なにもなかったが、無いところに静寂があった。 そこには祈りも無く、神も無かったが その無いからっぽのところに、驚く事に、 祈りもあり、神も有った。 ******** bさんより。 私は若い頃神経症でした。現在は どうにか克服できましたが、 就職5年目になる息子の隠れた障害のため、 職場不適合がわかり、 私の人生は苦しいこと寂しいことから ぬけられないときめ、 その思いに浸って生きる決心をしたとき 貴方のカキコミをたくさん 読ませていただき、納得できました。 「私が書き換えたもの」「病者の祈り」を 読んで涙が出ました。 コピーして張っておきます。ありがとう