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無救の救
 
>自身を救ってあげるためにも
また
目を通して行きたいと思います。

そうですね、”救い”と言うこと、
真の救いとはなんであろうかと言う事ですね。

無救の救と言えば良いでしょうか。

自己を救おう、守ろうとすると、救えない、守れない。
至って、救いは到底無理だ、自己をどうしても守れない。
そういった、深層の心のどんずまりの最中に、
救おう、守ろうがとだえ、ふと心が楽になるものです。

救いを放棄したところに、救いがある。
無救の救ですね。

>そしてまた
抱えきれないほどの
悩みを聞いていただきたくも
思います。

そうですね、”抱えきれないほどの悩み”も、
大いに結構と言うことですね。

”抱えきれないほどの悩み”をかかえる、外さない、
それと共に行く。

”抱えきれないほどの悩み”から逃れようとすると、
これはいつまでもつきまとうでしょう。

”抱えきれないほどの悩み”と、観念してつきあう。
逃げようとする時と、付き合おうと、正面を向く時と、
微妙な不安や、恐怖感を比べて見るとわかります。

”抱えきれないほどの悩み”と一生付き合うしかないと、
そういった、絶体絶命の心の定まりが、
別な気づきを生み、良い悪いを超えた、安心を運んでくれます。