私は今、ペットNGのアパート暮らしですが、大家さんの許可を得て、

地域猫のお世話をしています。もうすぐ3年が経ちます。

まさか、自分が野良猫のお世話をするとは思っていませんでした。

今のアパートに引っ越ししてきた時、アパートの周りには数匹の野良猫がいました。
小さい時から、猫と暮らしていた私は猫が大好きですが、過酷な暮らしをしているで

あろう野良猫の実状を知るのが怖くて距離を置いていました。

数年後、向かいのアパートが老朽化の為、建て替えられることになり、

入居者も高齢者から、新婚さんやファミリーに変わりました。その頃には野良猫の姿も

見なくなっていました。

 

ある日の夕方、カーテンを閉めようとした時、自転車に乗ってやってきたお爺さんが

猫に餌やりをしている姿を見かけました。前から、アパートの駐車場に停めてある私の

車のまわりには魚の骨などが落ちていて、「カラスの仕業?」などと思っていましたが、

そういうことだったのかと…。

正直、早朝の猫の喧嘩や発情期の鳴き声、タイヤへのマーキング(臭いもキツイ)は

猫好きの私にとっても、餌やりするなら、住人に迷惑のかからない場所でと、決して

良い気分ではありませんでしたが、誰かが猫にご飯をあげていることに安心もして

いました。それから、お爺さんを待っている猫の姿を気にするようになり、今日は

ご飯を貰えたかなとチェックするようになっていました。

 

それから数年経った夏の終わり頃から、お爺さんが来たり来なかったりになり、

遅くまでお爺さんを待つ猫の姿を見かけることが増えました。