10月1日、ついに「第1回松本マラソン」が開催されました。地元開催のフルマラソン。第1回の記念大会ですから何が何でも出場したい、願わくば完走したい!という思いで参加してまいりました。
地元開催ですので、朝はゆっくり出掛けられます。午前6時前に家を出て、今回の指定駐車場の「アルプス公園東入口駐車場」へ。途中、北アルプスが朝日に照らされて輝いていました。その上には快晴の空。朝は1桁の気温ですが昼間は暑くなりそうです。
午前8時30分号砲。快晴の中、いよいよ記念の第1回大会がスタートしました。募集1万人に対して実参加数は8600人。Fブロックからスタートの私はスタートラインを切るまで約9分。護国神社から市街地方面へ信州大学の横を通って向かっていきます。市街地に入る前には一瞬だけ松本城を見ることができます。地元の人はどの辺から見えるかわかっていましたが、県外からいらっしゃったランナーさんは観ることができたのかな?お城を過ぎてから、鉄砲隊や太鼓の応援がお出まし。
沿道には多くの市民の皆さんが応援に出てくれています。ありがたいことですね。応援が盛り上がる中、実はこのあたりから標高はジリジリと上がっていくコース設定になっています。わかっちゃいましたけど、これがまたボディーブローのように効いてきまして・・・。「こりゃヤバいな」なんて思ったタイミングで私設エイドでリンゴを振る舞ってくださっている方がいて、ありがたくいただいてエネルギーチャージ。変色防止と塩分補給を兼ねて塩っ気をちょっと強くしてくれていたようで美味しくいただきました。本当にありがとうございました。
途中、ゲストランナーの松本山雅の片山さん、信州ブレイブウォーリアーズの上田さんを追い抜くことに成功。引退したとはいえ、スポーツ選手を追い抜くことができるなんて夢のようです。
鬼のような41キロ地点の最終関門。41キロ走って来ても、ここを抜けないことには何もなかったことになってしまいます。長野マラソンもそうだけど、この関門って必要なのかな。。。無事に通過し、あとは重い足を引きずりながら陸上競技場へ。「春のランニングフェスティバル」と周回方向が逆に設定されており、思った以上に競技場入り口ゲートを通るまでが長くて参りました。
というわけで、記念大会で無事完走することができました\(^o^)/
完走メダルは松本城と北アルプスが描かれていました。素敵。
フィニッシャータオルのデザインも素敵。車で行きましたので、祝杯は家に帰るまでグッと我慢。家に戻るや否や、今回もタオルとメダルをニヤニヤしながら眺めつつビールで祝杯です。お疲れさまでした~~。応援してくださった皆様、ボランティアで参加してくださった皆様、ありがとうございました。



その後、千歳橋・本町・本庄と中心市街地を抜けていきます。ストレートの道いっぱいにランナーが走っていく景色は圧巻でした。

ハーフを過ぎて、最高標高地点の信州スカイパークまで何とかたどり着き、しばらく下りコースを堪能しながら、ハーフ以降のエイドでようやく提供された給食のプチまんじゅう(長野マラソンと同じまんじゅう)、梅、バナナ、唯一の公式エイドで提供されたリンゴなど、毎度のことながら完食。
後はゴールを目指して頑張って走るのみ。

35キロ地点までは歩かずにほぼ目標ペースで走ることができましたが、向かい風+上りのコースに一気に失速。歩いたり走ったりの状態が続きます。


制限時間は5時間半。長野マラソンより30分長いのですが高低差が大きい分30分の差はすぐに吸収されてしまいそうで完走できる自信はありませんでした。あ~、完走できて良かったよ。


給水所は非常に多く、手前側がスポーツドリンク(青色コップ)、奥側が水(白色コップ)、さらにその奥にかぶり水。暑さを見越しての設定と思われますが非常に助かりました。
一夜明けた月曜日。体の痛みがハンパありません。ジリジリ上りコースはレースが終わった後もボディーブローのように・・・。