8月29日でございます。絶対に忘れられない1日になりました。

午前6時2分。窓の外から聞きなれないサイレン。子供のころに聞いた近所の工場の時間を告げるサイレンとは違った半音が混ざったような気持ちの悪いサイレン音。その後「ミサイル発射。北朝鮮からミサイルが発射された模様」のこれまたモヤっとした感じのアナウンス。普段マナーモードにしてあるスマホもこの時ばかりは大きな音でチャイムが鳴り響く。ダイニングに置いてある防災ラジオもLEDフラッシュが激しく点灯。頑丈な建物や地下に避難・・・どっちもないよ。

慌ててテレビを付ける。Jアラートの警報画面がそのまま映し出されている。あぁ、本当にミサイルが撃たれて日本に向かってきているんだ。急に心臓がドキドキしてきた。
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その後NHKは4分割画面に。防衛相のPAC3が映し出されている。ミサイルが通過されると予測されている地域の画像もすでに中継されている。
こんな事を確認している間に、ミサイルは日本上空を通過して太平洋に落下した模様。

Jアラートが鳴ってから5分もしないうちにミサイルは日本に到達することを体験して今更ながら恐ろしさを感じた朝となりました。

ハッキリ言って、Jアラートなんてかっこいい名前が付いていますが、「空襲警報」ですよね。私が生きている間に空襲警報を聞くことがあるとは思ってもみませんでした。改めて北朝鮮って恐ろしい国だと感じました。
今回は首都圏では対象外でサイレンは鳴らなかったようですが、もしも鳴っていたら大パニックになっていたことでしょうね。

過去、日本上空をミサイルが通過した時は、ニュースで事後の状態を知るだけでしたが、防災無線が全国に完備されて瞬時に情報伝達がされるように整備されたことで自分も当事者に。サイレンが鳴って5分以内に何ができるのかを考えさせられる1日となりました。