半年前、はじめて県外遠征でハーフマラソンに参加した「魚津蜃気楼マラソン」の前日受付の会場で、勢いで申し込んだ「富山マラソン2016」が10月30日(日)に開催されました。半年振りの富山で遂にフルマラソンデビューです!
10月29日、朝まで会社行事の関係で拘束されていましたが、解放されるとともに長野経由で北陸新幹線利用で富山入り!長野から富山の近さに驚きますね。(松本から長野に移動するより早く着いちゃうw)
富山駅周辺は小雨模様。しかし大会当日は天候回復の予報ですので期待です。
まずは前日受付。これを済まさないと出場できません。
おや?会場には地元「信州安曇野ハーフマラソン」の広報隊。来年も盛り上がるといいですね~。(ちなみに来年は6月4日に開催。エントリー開始は1月14日からとの事ですよ)
200円お支払いして「完走祈願」をする私。これで完走できればうれしいな~。
前夜祭は白エビ天丼とうどんでカーボローディング(ビール1杯付w)
富山から新幹線「つるぎ号」で1駅、新高岡のある「高岡市」がスタート地点です。在来線が混雑するという事で今年からは新幹線の乗車料金補助が始まったとのことで新幹線でゆったり移動しました。乗車時間はわずか8分。大会ではこの距離を頑張って走って帰ることになります。完走できるかな~。
スタートは午前9時。スタート30分前でこの状態です。私は「Dブロック」からのスタートでしたがこの前にA・B・Cブロックの人もいるわけで、物凄いランナーです。
9時の号砲と共にレーススタート!私がこのスタートゲートを潜ったのは号砲から5分後。潜ったからには頑張って走るしかないね!高岡駅周辺ではドラえもんの吹奏楽演奏くらいしか聞くことができませんでした。高岡大仏はいつの間にか通過していたようで・・・。
あの金哲彦さんだ!普段なら絶対にできない「金さんを追い越す!」を決行w
追い越すと同時に金さんに「金さ~ん!写真1枚お願いします!!」とパシャリ!金さんの口から「テンション高いね~!がんばって!」との有難い言葉。そりゃぁ、金さんを追い越すなんてテンション上がるに決まっています。ありがとうございました。
中間地点手前のエイドで富山マラソン名物の「白エビ天むす」。これだけは絶対に食べたいと思いここまでちょっと早いペースで走ってきました。間に合ってよかった!そして美味しかった~~。サイズも走りながら食べるにはピッタリ。美味しくいただきました。・・・がしかし!このあとはさらに名物(難所)の新湊大橋が待ち構えています。
右に見える橋を乗り越えなければいけません。こんなに高い橋をだれが作ったのw
必死に登った先には絶景!海王丸も今日は帆を下してくれています!!
ようやくテッペン周辺。駒ヶ根ハーフマラソンで激坂を経験したからか、今回は止まらずに走りきることができました。やったー!
この後もご当地給食。お饅頭とかいろいろありましたが、やっぱり「ますのすし」。これも一口サイズにカットされていて美味しくいただきました。
人気の減ってきた沿道には都道府県ごとに応援の手作り幟。長野県向けは4本もありました。これはパワーもらったな~。このあとはダラダラ上りの峠道。ここも沿道の応援が物凄くて走らなければ申し訳ないような感じ。でも走れないんだから仕方ないw 感覚的には「私の下半身、どこに行った?」といった感じ。全然思った通りに動かせない。動かない。でも痛い。
完走出来てよかった。本当に良かった。このメダルは一生の宝物。ほんと嬉しい。
完走祝いはビールを飲みながらのお寿司~。白エビも乗っているね~。






さぁ!大会当日!!



しばらく必死に走っていると、目の前にゲストランナーさん出現。







しかしこのあとは、いよいよ未知の距離。足取りも次第に重くなってきます。ちょっと力むと足が攣りそうになります。攣ってしまったら絶対に止まってしまうので、攣りそうになったら歩く・ストレッチをするのを繰り返して着実に前進。

その後、富山駅前を遠くに見ながら競技場へ。最後の上りは大応援団の太鼓の音を聞きながらカーブを曲がったところで白いゴールゲートが出現!そして長かった初の42.195kmチャレンジも終了!無事に完走することができました!
タイムも目標の5時間を切る4時間35分37秒(ネット)でゴール!フィニッシャータオルを掛けてもらって泣きそうになり、完走証をもらって更に泣きそうになり、完走メダルを掛けてもらって更に泣きそうになるという、涙もろいお年頃には厳しいフィニッシュですw



帰りの新幹線の中でもやっぱりビールが旨い~w
フルマラソンを完走した翌日。やっぱり痛みが残ってます。幸せと達成感の痛みです~。
今年の大会エントリーはこれにてすべて終了です。
ハーフマラソン5大会、フルマラソン1大会。すべて完走達成です!