飯田市北方のパチスロ向け電子部品製造会社「ニコー電子」が所得を過少申告し、法人税を免れていたとして、長野地検は28日までに、法人税法違反(脱税)の疑いで会長高橋道雄容疑者(57)と社長宮下弘司容疑者(44)を逮捕、同日午後にも同法違反の罪で2人と同社を長野地裁に起訴する。隠した所得は3期分で総額5億円を超え、脱税額は数億円に上る見込みだ。

 同地検の調べによると、同社は2001年6月期、02年6月期、04年6月期の3期、それぞれ架空の経費を計上して実際より5億円以上所得を少なく見せかけ確定申告。数億円の法人税の支払いを免れた疑い。

 登記簿などによると、同社は1987(昭和62)年に宮下容疑者が設立。高橋容疑者は1999年2月に会長に就任した。パチスロを中心とした遊技機向けの回路基板や電源装置を製造、パチスロ機大手メーカーなどへ納入している。

 同社得意先メーカーが03年に市場投入した、アニメキャラクターのデザインを使用したパチスロ機は50万台を超す大ヒット商品に成長。回路基板などを供給している同社も売り上げを伸ばし、04年6月期の売上高は前期比2・5倍の101億円余、申告所得は1億8000万円余だった。(信濃毎日新聞)

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ケンシロウだろうか???あれだけ売れちゃったら、そりゃバレるわな。