ふらふらと鎌倉へ。


目的は食器と鎌倉野菜。


女2人の気儘な道行。



やはり独特の街並みは何度来ても素敵だな、と思う。







共に田舎育ちゆえ植物に目ざとい。


桑の実。




レタスの寄せ売りはさながらブーケのように美しい。





筍。





量がたっぷりでお買い得。

今年最後の筍ご飯に半分使い、残りは翌日筑前煮に使った。


筍ご飯はこれまでに作った中で最高の出来だった。自画自賛。



筑前煮も筍の香りが他の食材に絡み合い美味だった。



目的の野菜、蕗。




そうそう、これが地の野菜。
細くて香りが強い。


私はアッサリと白だしで煮るのが好き。


2把買ったので今回はもう半分を軽く油でこっくりと炒め煮したものと2種類作った。


最高!


立派な葉っぱは充分なアク出しの後、佃煮に。


香りの強い野菜が好き。
野菜を愛してる。
野菜は形も愛しい。



お昼は名物のしらす丼。

抹茶蕎麦のセットにしてみた。





しらす丼は当たり前に旨く、抹茶蕎麦は香りが良くて満足のランチになった。




食器は欲しい物が在庫2個しかなかったが2つ買う。



又来年も来ようね、と約束。






お天気に恵まれた昨日は友人と花見散策へ。


恒例の此処からスタート。





平成もあと僅かで終了するケジメの今、令和が平和に満ちた時代となりますように。




靖國神社の桜も満開。



人で溢れかえった境内を抜けて本殿裏手の神池緑道へ。










ベンチで風景を堪能する。



靖國神社を後にして千鳥ヶ淵へ。



人垣からの撮影。








今年は各所で桜を堪能できた。


来年も又この美しい桜に会えますように。


美しい日本に生まれた事に感謝。



昨日、新しい元号が発表された。



出先のニュースで知る。



夕刻帰宅すると玄関前で隣の奥さんにバッタリ会う。



「ちょっと待っていてね。」
言い残して隣人は家の中に消える。



待つ事数分。

しばらくして現れた隣人の両手に溢れる程の花束。


いつもご挨拶する彼女と、今目にしている彼女と花の対比に戸惑ってしまう。



魔法使いでない証に花束を持つ彼女の手に少しの泥と水滴が光っている。



「ベランダで育てているのよ。昔、母の介護で大変だった時に花を育てる事で私の心が落ち着いたのよ。」



家では旦那様の仕事を手伝う一方で、他県まで電車を乗り継ぎお母様の介護に一週間に一回通う日々が何年も続いたそうだ。



想像するだに体力、精神力の疲弊は大変なものだっただろう。




息を呑む程の色合いと花の組み合わせに疲れが吹っ飛んだ。




新しい元号の意味合いを知り、この日に合わせたように頂いた花束がこの上なく嬉しかった。




素敵な隣人に感謝。