7月の中旬、オーストラリアのシドニーから日本に2週間帰省してきました。


その時、たまたま見たのがNHKのチェンジメーカーという番組で、Table for Two(TFT)というNPOの事務局長の小暮さんの社会事業家としての仕事を紹介していた。

その番組を見た2,3日後に駅前の本屋に行ったら、この小暮さんの「20円」で世界をつなぐ仕事を見つけた。

TFTのコンセプトは、開発途上国の約10億人の飢餓人口と、先進国の約10億人の太り過ぎの人口の食の不均衡が引き起こす深刻な健康問題の解決に取り組むこと。


今回、日本に帰って特に気づいたことは何処でも食べ物が有り余っているといこと。つまり食品の過剰供給。


コンビニにもお弁当、おにぎりが山積みで、駅前通りを歩けば蕎麦屋、焼き肉屋、豚カツ屋、パン屋、イタリアン、マクド、ケーキ屋、などなどなど。。。

(某コンビニは売れ残り弁当を割引して販売するくらいなら廃棄処分しろと本社が命令したとか?!)

どこのお店も、むっちゃ美味しそうなので食べたいんだけど、お腹がすでに一杯で諦めるしかなかった。胃袋が一つしかないことを恨んだ。

そしてどのお店も夜遅くまで営業しているので、飲食業の競争は凄まじいものがあると思う。だから従業員はクタクタになっても営業スマイルを忘れずにただひたすら働いているようだった。

僕が言いたいことは、日本は既に食べ物が飽和してしまっているというまぎれもない事実だ。

これ以上、サービスや品質や味を向上してもお客さんは増えないのに、ひたすら過剰提供し続けなければならない出口のないレースに巻き込まれたような状況だ。

前述した20円」世界をつなぐ仕事の中で述べられているには「輸入した食料の40%にあたる量が捨てられている。金額に換算すると約11兆円分」らしい。

今が僕たちの社会の大転換期だと思う。物質的欲求をこれ以上求め続けても、胃袋が一つしかないのだからもう限界にきている。だからTFTのような活動に協力することで世界の食糧配分の不均衡を解決する一助となり、しかも自分達が本当に気持ちよく幸せになれるような気がする。

「20円」でアフリカの子供たちの笑顔が見れるんなら、こんな素敵なシステムはないんじゃないだろうか。