長男の出産を期にブログを始めようと意気込んだのに、数回書いただけで面倒になって4年以上放置してしまった。
出産の思い出など書こうとしていたのに、生んだ長男はもうすぐ5歳になるし、何ならもう次男もいる。
出産の記憶はなんだかもう朧げで、きっとブログに書き起こすことはない。
ものぐさ女は母にはなれても、ブロガーになるのは無理だった模様。
でも、子育てに関係ないところで今どうしてもやりきれない気持ちを吐き出すために、またこの場を使いたいと思う。
多分こんなブログ誰も見ないだろうし、好き勝手書きます。
運悪くうっかり開いてしまって気分を害される方がいらっしゃったら申し訳ないです。
気分を害した旨をコメント頂いてもお返事できないかもしれないので、嫌な予感がする場合はこのブログはささっと閉じてもっと有用なブログを見ることをオススメします。吐き出すために書くのならブログじゃなくてnotepadにでも書いて自分のpcにだけ置いとけよって感じですけどそうしないのは勿論、少しでも共感してくれる人がいたらいいなっていう下心です。すみません。
本題。
東京オリンピックが開幕した。
オリンピック、好きな人も嫌いな人も興味ない人もいるでしょうが、私は大好き。
私は運動がからっきし駄目なので、世界中のトップアスリートが人生かけて全力でプレイしている姿を見るととても格好良く思えて一生懸命さに元気を貰える。また、その姿を各国の人が集まって全力で応援する歓声にとても気分が高揚する。開会式も開催地の趣向を凝らしたパフォーマンスが毎回楽しみだ。4年に1度という頻度も程よい。(冬季含めると2年に1度だけど・・やっぱりメインは夏かな・・)最高のお祭りだと思う。
アラフォーの私は1964年のオリンピックは知らない。でも当時の映像など見るに、戦中戦後の大変な時期を乗り越えて目覚ましい発展を遂げた日本が世界にその存在をアピールし、平和を歓ぶ最高の祭典だったと想像する。
2020年の東京でオリンピックが開催されることとなったとき、また大変な災害を乗り越えた日本は成熟した文化を世界にアピールし、世界中の選手と観客を最大級のオモテナシで歓迎し、国際社会での存在感をより一層強くできるものと夢見た。日本中の(主にオリンピック・お祭り好きな)人が心待ちにし、子どもたちはパプリカを踊り、キャンプ地では各国の文化やスポーツについて学習し選手団と交流を深め、街はオリンピック一色になり、開催期間は日本を中心に世界の各地が熱狂に包まれること、各国から来る観光客がちょっと大げさに日本を褒めてくれる様子をメディアが取り上げ、誇らしくなる未来を夢見た。
その夢は、前回のリオ五輪閉会式での「トーキョーショー」で格段と現実味を帯びたものだった。
不勉強ながら、ショーを手掛けたMIKIKOさんを知らなかった私。椎名林檎さんは好きだけど、世界の舞台でどうかなー?という懸念もあった。むしろショーをやることをあまり意識しないままダラダラと見ていた閉会式。
実際にショーを見て、度肝を抜かれた。
こんなにカッコよくて、ユーモアもあって、気分を高揚させるパフォーマンスができるのかと。
会場の大歓声、「See you in TOKYO!!」と最高の終わり方。東京オリンピック、大成功!と思った。youtubeにあげられたトーキョーショー動画は何度も何度も見返した。海外からも絶賛されていた。おそらく一生に一度きりになると思われる夏のオリンピックの自国開催、開会式も競技も何でも見たくて、チケットの申し込みも頑張った。全部外れたけど。確かチケット申し込み時にアンケートがあって、一番楽しみにしている種目としては開会式を選んだはず。
それなのに・・・・
新型コロナの流行はタイミングも最悪で、オリンピックはまさかの1年延期。
世界で沢山の犠牲者が出ている中仕方ないけれど、1年延期したもののオリンピックに向けて盛り上げていくべき期間の報道は殆どコロナ一色。
連日、オリンピックは中止すべきというコメントがテレビからネットニュースから流れてくる。
こんなはずじゃなかったのに。気づけば開会式のメンバーからMIKIKOさんも椎名林檎さんも外れていた。
挙げ句、国外からの観客受け入れ無し、殆どの会場で無観客の判断・・・・。
街の雰囲気も、周囲の人の会話も、まさかもうすぐオリンピックが開催されるとは全く思えないほどいつもと変わらず、依然コロナ禍の雰囲気。
私の夢はしょぼしょぼの風船みたいに縮んでしまった。
それでも選手は頑張るんだから、オリンピックはテレビで見て応援しよう。
開会式だってきっと、リオのときのものとはテイストが違うかもしれないけれどそれなりに感動するだろうと、テレビの前にスタンバイ。
結果、5年前のパフォーマンスで得た期待値が高すぎたからか、何だかしょんぼりした感じで終わってしまった。
単に「テイストの違い」だけでは言い切れない、明らかな品質の差があると感じた。オリンピックって、紅白歌合戦とか24時間テレビとかと同じ程度のものなんだっけ・・・と思った。5年前のクオリティをわずかでも期待してしまったこと、あの開会式を世界中の人が見たであろうことが、少し恥ずかしかった。
いや、出演者は熱演していた。森山未來さんとか、好きなメンバーも多かった。
それでも、思わず心躍るような瞬間が無かった。タップダンスも、ジャズピアノも、イマジンも、あっと驚くような、あるいはじーんと感動するような、あるいは気持ちを高ぶらせるような演出では無いと思った。どれもどこかで見たことあるような。そして「復興」というテーマはどこに行ったのだろう。日本はまだ闇の中にいるという表明なのか。
一番心に残ったのは、長嶋茂雄氏の渾身の聖火ランナーだった。
少しショックを受けるほど痛ましい姿で、無理しないで・・と思ったが、聖火を受け渡したときの嬉しそうな眼差しに、数年前に亡くなった大好きな祖父を思い出した。長嶋さん。私が子供のころには元気にお茶目に巨人の監督をされていて、きっと誰からも愛される偉大な野球人。あの嬉しそうなお顔は胸に迫るものがあった。「我が巨人軍は永久に不滅です」がリアルタイムの世代だったら号泣モノかもしれない。それでも・・・。それでも、日本の国内リーグのスターが、今現在世界で戦うアスリートが集まり、世界中の人が注目するオリンピックの開会式の聖火ランナーにふさわしい人選だったのかは分からない。野球の競技開催前のセレモニーでなにかして頂くとかなら全然分かるんだけど・・。(長嶋さんは好きです。)最終ランナーの大坂なおみさんも、個人的に嫌いではないけど物議を醸すだろうな、という感じで。。
悲しい気持ちでネットニュースを見ると、MIKIKOさんたちがメンバーを外された経緯をスクープする文春の記事が目に飛び込んで、猛烈な怒りを覚えた。
MIKIKOさんたちのプランは殆ど出来上がっていたのに、無理やり降ろされてしまった。
IOCも太鼓判を押していたプランは大きく変えられたようだ。
怒りと悲しみのまま、開会式の後も、その翌日も、youtubeで改めて5年前の「トーキョーショー」を見返した。
実際の開会式とのギャップに泣けてくる。
コメント欄では、英語のコメント見た感じ海外の方も今回の開会式演出にはがっかりしたような内容が多く見られた。
どうしてこうなっちゃったんだろう。
Twitterとかの反応見るとあの開会式はあれはあれで良かったという人も多いらしい。この状況下であれだけできたのでもすごいことだ、と。でも5年前のショーに感動した私には理解できない。この状況とはいえ、別にコロナ禍に入ってから急いでプランを考えなければなかったわけでもなく、当初メンバーの案はほぼ出来上がっていたとのことだし。好みの問題と言われればそうなのかな、そうなのか・・・?とちょっと腑に落ちない。
例えるなら、付き合って数年の彼氏と結婚するにあたり、顔合わせのため自分の地元に相手家族もはるばる遠方から来てもらうとき、「ご飯は地元のなかなか予約の取れない美味しい高級店でご馳走しよう!有名店になる前に友達の結婚祝いで行ったときはとっても美味しかったし間違いない!」と張り切って半年前に1人3万円のコースで予約、満を持して自分の両親と彼氏・義両親と一緒に訪れたら店主が変わっていた挙げ句「昨日コンロと冷蔵庫壊れちゃって料理用意できなかったからこれでいい?料金はそのままでごめんね〜w」とスーパーの惣菜盛り合わせを出され、失望して顔が引きつっていると父親からは「スーパーの惣菜だって旨いだろうが!そんな顔して料理にも太郎君ご家族にも失礼だろうが!父さんは惣菜大好物だ!コース料理なんてそもそも口に合わん!」と怒鳴られ、母親からは「コンロが壊れちゃったんだから仕方ないわよ・・諦めて食べましょう」と言われて「でも前はこんなに美味しいコース料理が食べられたんだよ!」と訴えても「そうかー、それは残念ね・・でも受け入れなさい。いい大人なんだから。」と流され、義両親と彼氏は苦笑いしつつ「・・・惣菜の盛り付け方が斬新だね!あ、マカロニにあんこが注入されているのがある!これは珍しいね!何という料理?この辺ではよく食べるの?」とフォローを入れてくれるも内心は(はるばる来て惣菜祭りですww 無いわーw ところでお値段って1人2000円ぐらい?)と思われているような状況というか。←多分わかりにくい&開会式高評価されている方からしたら極めて不快な例えで申し訳ありません。
※自分家族・・日本 相手家族・・海外 料理・・開会式
競技も始まって、選手も頑張っているのにいつまでも開会式のことを引きずるべきではないと思うし、文春に書かれている内容もMIKIKOさん側の意見を記者が記事に落とし込んだもので、記事を見る限り有能な女性をこけにするような許せない内容だけれど、もしかしたら黒幕とされる側にもそれなりの、汲むべき事情があったのかもしれず、それは完全なる部外者の私には分からないし、何よりずっと失望と怒りの感情に振り回されるのも心が疲れてきてしまった。でもこのまま、選手たちの頑張りのおかげで、開会までの色々なゴタゴタやかかった費用、開会式の失望感が有耶無耶になるのは何とも納得いかない、と、まだ気持ちの整理がつかない状況。
とりあえず、MIKIKOさんが本来企画した内容での開会式がanother ceremonyとして国内外にいつかお披露目されないかなぁと物悲しい気分で夢見ている。現実的ではないかもしれないけど。でも、オリンピックが無観客になった上にあの開会式で、膨大なお金を使ったくせに日本の良さをほぼ何も発信できなかったわけで、cool japanを推進する政府はコロナ収束後に日本の文化、産業、技術、観光を国内外向けにアピールする場を改めて設けたほうが良いと思う。国立競技場でジャパンエキスポのようなものを開催して、その中でコロナが無かった場合の開会式を見せてくれたら、それを海外にも配信したら、良いアピールになるのではないかな。
もしくはサイバーエージェントさんとか、ZOZOの前澤さんとか、TOYOTAさんとか、どこかやってくれないかな。政府やJOC関わらないとオリンピックのロゴとか使えないのであれば、ロゴも別途デザインしたものを使用して、”TOKYO20XX”の開会式イメージとして素晴らしい映像を全世界に発信してくれないかな・・・
ああ、もし私がバフェットぐらいの資産を持っていたならば何とかなりそうな気がするのに・・。なんて。
話は変わって、各種競技もとっくに始まって、日本人選手も沢山活躍している。
選手は皆カッコいい。頑張れーってテレビの前で応援している。でもテレビから大観衆の歓声が聞こえないのがあまりにも寂しくて。選手たちにも申し訳なく感じて。
海外からの観客受け入れ不可はやむを得ないとしても、プロ野球も観客を入れている今、コロナで重症化しやすいお年寄りの多くがワクチンを接種した今、オリンピックという大舞台を無観客でやる必要あったのかな。。娯楽と引き換えに命を軽視しているわけではないけど、この間の連休だって、オリンピックの開催地と全然関係ないうちの周りのお祭りもなかなかの人出だった。都内の電車だってオリンピック前からもうかなり混んでいる。観光地もそれなりに賑わっているようだ。オリンピック反対!のデモをしている人たち、かなり密だよね・・。なんだかとてもちぐはぐな感じ。
オリンピック前、テレビのコメンテーターは「こんな状況下でオリンピックなんて言語道断」が多いように感じた。
本来であればオリンピックのムードを盛り上げるのに大きな役割を担うテレビが殆ど揃って、消極的だったり、オリンピックに反対と叫ぶ。子供はもうパプリカなんて踊らない。今回のオリンピックのテーマ曲も浸透していない。開会式前日に近所のスーパーに行くと、申し訳程度にBGMが「栄光の架橋」になっていた。いつのオリンピックよ・・。私東京オリンピックすごくすごく楽しみにしていたのに、いつしか周りの人との会話に出すのも憚られるような気持ちになってしまっていて、何でこんなことにって悲しかった。
いざ始まれば掌返しの応援ムードだけど、何だか気持ちが追いつかない。どんな選手が出ているのか、事前情報にあまり触れてないせいで特に最近の選手は殆ど知らないから、競技を見て初めて日本にこんな選手がいるんだ、と知る。
なんとなく皆で足を引っ張り合って、日本全体がずぶずぶずぶずぶ沼に沈んでいくような閉塞感。コロナがそれを加速させたような気がする。楽しいものを皆で楽しむ、頑張っている人を応援する、ではなくて、良くないと思われるものを皆で糾弾する、リスクは大小問わずあぶり出す、方がメディアも世論も盛り上がる傾向にある気がする。例えばオリンピック直前に辞任した誰かのような悪い行いを批判するのも、コロナのリスクを回避するよう努めるのも当然と思うけれど、そればっかりで明るい方に目を向けなければ、皆でどんどん底なし沼に沈んでいってしまう感じがする。私は2人の息子を沼の中に産み落としてしまったのではないかと不安になる。
きっと一生に一度の東京オリンピックは最悪なウイルスのせいで苦い思い出を沢山作ってくれたけど、ただ、メディアが挙って反対と叫んだこのオリンピックでの選手の活躍が、日本が少しでも水面に浮上するための灯火になることを願って、家族で最後まで応援したい。
なんだか寝られず書きなぐって長くなりました。おやすみなさい。またいつか。
