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兄が本をくれました真顔

何故?真顔真顔

(兄弟仲はそこまで良い方ではありません)


 

 

私は日本のフランス押し(おフランス=おしゃれ!)にちょっと疑問があるので、読むのに抵抗がありました。


卒業旅行で行ったパリは「人が冷たい」と言う印象ショック

 

パリに着いてすぐ犬のうんちを踏む通過儀礼を経験し、

地下鉄で立ちションするパリジェンに目を丸くし、

フランスパンを齧りながら歩くパリジェンスに引きました。


 

フランス人の友人は、"I have nothing, but I am parisienne. I do whatever I want because I am parisen"(私は何も持ってないけどパリジェンヌよ。僕は何でも好きな事をする、だってパリジャンだから)と言う言葉があるんだよと笑ってましたが、なんとまぁ◯〆@$#x≧ゞショックなうさぎ

(私の友人は礼儀正しくて優しい良い子です)

 



昨年はフランスフィーバー。

友人がフランス人との入籍一歩手前で、浮気されていた事が発覚し帰国。

ある友人はクラブで自称モデルのフランス人男性にナンパされ、誕生日にFacebookを通して「特別なプレゼント」というタイトルで男性のxxxの写真が送られました。その夜は眠れなかったと言う…。




総括、とんでもないな、おい。

というおフランスの印象でした。

(注意.たまたま私の回りに2件嫌なケースがあっただけとわかってます)






期待せず←

読んでみたのですが、面白かったです

 


作者がジャーナリストだからか「フランスバンザイ!」「こういう育児がよい!」と頭ごなしに押し付ける内容ではなく、子育て文化の違いが分かる興味深い本でした。

(フランスよりには間違いないですが)

作者アメリカ人なのですが、日本人ママと感覚が似ていることにびっくりしました。

 


  

印象に残った点は以下カナヘイハート

 

 

【フランス人の子どもは夜泣きしない】

本のタイトルの通りですが、フランスのお子さんは生後2〜3ヶ月で夜を通して寝るのが普通。

ポイントは「泣いても先ずはじっと観察する。少し待ってみる」こと。

子どもはお腹がすくなどの生理的欲求がない場合も泣いており、そこで必要以上にかまってしまうので、親が子どもを夜通し寝られなくしている。

 

 

→ 後述しますが、これは単にフランスの育児は母乳ではなくミルクだから腹持ちが良いだけでは?と思いました。

夜眠い中「かまい過ぎ」てしまうお母さん余りいない気がします。

私は眠いので泣かれても反応が遅れ、図らずとも愛ちゃんを待たせており、フランス式ですショックなうさぎ

 

 

 

【フランス人は母乳に拘らない】

フランスではミルク(NOT母乳)がメジャー。

完全母乳に拘ると「頑張りすぎているママ」と変わった目で見られ、ネガティブな印象すら有る。

パリジャンもパートナーの母乳育児は動物的に見えるとネガティブに構える。

 

→ 授乳は確かに動物的ですけど、日本でこれを言ったら「ゲス野郎」ですね

ママである前に女性というところが、とてもパリっぽい

 

パリジェンヌたちは約3ヶ月で出産前の体型に戻すと書いてましたが、ダイエットも母乳を気にしないから出来る技だな〜と思いました。

私は母乳を言い訳に食べまくっているので、心底パリジェンヌとは遠くは慣れた生き物。

 

 

【フランスではお菓子作りを通して”待つ”ことを学ぶ】
土日、子どもとケーキ作り、午後のおやつまでお預けにすることで”待つこと”を学ぶ。

 

→ これはとても素敵な文化だと思いました

私も娘が3歳くらいになったら真似したいです。

でもお菓子を作ったらママが一番待てなさそうです。

娘と共に成長していきます

 

 

 

【保育園はすばらしい所】

子どもを預ける問う事に罪悪感がなく、仕事をしていなくても子どもを預け、自分の時間を持つ。

(話はずれますが)夜の2時間を大人の時間とし、子どもと離れて夫婦と過ごす。

子どももその事を理解し、親の寝室に入る際はノックを必ずする。

 

 

→ アメリカ人の作者が「絶対一歳までは自分で育てたい」と奮闘するのですが、その感覚の近さに驚きました。

アメリカと日本の育児感覚が似ている事が面白かったです。

 

 

【パートナーに育児参加を期待しない】

アメリカでは男性に対しても女性と同様に育児参加を求める事に対し、パリジェンヌは男性に期待しない。

「男は別の生き物。育児が下手」と割り切る。

 

 

→ なるほど

フランス式で「旦那さんは社畜。育児が出来ない」と割り切ります。

 

 

 

 

総括、普通子どもが産まれたら、「子どもに合わせる生活」となのに対して、フランスでは「大人の生活に合わせて行く」育児だと捉えました。


横柄に思えますが、そうする事で子どもに早くから社会性を養え、同時に親も楽になります。


 

 

読み応え有り、もっとフランスについて知りたいな〜と、”フランス人は10着しか服を持たない”も買ってみました。

と、フランスのネガティヴな感情が一転、ハマりました

隙間時間で読書楽しみたいです