僕は間違っているのだろうか・・ -28ページ目

僕は間違っているのだろうか・・

思考は膠着状態になったまま自問自答を繰り返す
そしてまた波紋を投げかけるようにキーボードを叩く…
思いつくまま文章を書き連ねているだけのブログです


小春日和

11月の春のように暖かい日

という意味だそうで

そんな、まさしく小春日和のこと

あるお宅へネット設定の仕事へ行った帰り道

片側二車線の市道を車で走る

こんな日の車内は冷房も暖房もいらない

車の窓を開けるだけで

心地よい風が入ってきて

車内を適温にしてくれる

実にサワヤカである。

一年中、こんな気候ならいいのになぁ

すっかりボリショイ気分である


しかし、招かざる客というのは、不意にやってくるものである

運転席の窓を少しだけ開けて走っていると

ぶうぅぅぅぅぅうううぅぅぅぅ・・・・ぅぅぅぅううううん・・
一匹のハエが車内に飛び込んできた

結構でっかいッ

ぼくは思わず、「うげぇっ」と溜息まじりにつぶやいた

くっ・・・いまいましいハエめっ!

くのやろ!くのやろ!

左手でハンドルを持ち
右手でハエを払おうとするが

敵もさることながら、なかなかヒットしない

それどこか、ハエを追って右手を左方向へスイングすれば
それにつられてハンドルを持つ左手も左方向にぎゅいんッ
車体は左側のガードレールに寄っていく!!
キキキーーーッ!!アブナイ!!アブナイ!!

今度は右手をバックハンドで右方向にスイングすれば
それにつられてハンドルを持つ手も右方向にぎゅいんッ
車体は右車線を走っている車に寄っていく
ファーファーーーーン!!
めっちゃクラクション鳴らされた……

右手と左手が連動して動いてもうて
ハエの動きに合わせて、車体も蛇行する……
これでは、ハエを払う前に大事故で新聞紙面に載ってしまう

ハエは、助手席のダッシュボードの上にとまって
悠々自適に前足を擦り合わせている
なんだか小バカにされている気分である

そこで作戦変更である

よしんば手でスイングして、ハエにクリーンヒットしたとしても
手にはハエ菌が付着してしまうではないかッ

これは不衛生だぞうッ不衛生だぞうッ

最良の策は、外に出て行ってくれればよいのである
そうすれば無益な殺生をせずに、しかも手も汚れずに済む

ハエは現在、助手席のダッシュボードの上でのんびりしている

ここで、助手席の窓を開けてやれば
小春日和の陽気に誘われて、アホなハエは外に飛び出していくに違いない
そうだ、そうなるに違いないッ
名づけて、「右から来たハエを左へ受け流す作戦」

いよいよ作戦決行である
ウィィィィィィィィ・・・
助手席の窓が開いていく、

「さあ、ハエよ、飛び立つのだ、外はいいぞぅ、自由だぞぅ、オマエはこんなトコロで立ち止まっている奴じゃない、もっと大きな世界へ旅立つんだッ」

ハエに説得を試みる

ハタから見たら、ごっつ独り言しゃべってる奇異なおっさんである

しかし、ハエは一向に動こうとしない

ふぅーーーーッ!!ふぅーーーーッ!!
ロングブレスダイエットさながらに呼気を吹きかけるも
ハエは微動だにしない

ウィィィィィィィィ・・・
ウィィィィィィィィ・・・

今度は後ろの席も左右の窓全開である

一気に車の中は暴風が吹き荒れる
よぉしッ!これならどうだっ

どっからでも構わない、早よ出て行ってくれぃッ

次の瞬間

ぶぅうぅぅぅぅぅうぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・・ん

!!!

もう一匹、別のハエが入ってきた…

車内のハエは計2匹になった…




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ぼくが20代半ばの頃、

実は、僕の出身は北海道の札幌でして、

当時の(今もそうなのかな…)の北海道というのは、

ココはホントに日本か?

と疑いたくなるくらい仕事が無かったんです

真冬のガソリンスタンドの求人に100人以上殺到する…
そんな感じです

よしんば仕事にありつけたとしても、賃金が激安!
暖房用の灯油代、冬用タイヤなど負担も多く

一人暮らしの生活は極貧のスパイラルである

見ろやこのうんこー!!
カッチカチやぞ!!
カッチカチやぞ!!

常にそんな感じ……
(この当時はザブングルはまだいなかったけど…)

そしてなにより、ぼくは雪と寒さが大キライである

その他モロモロの理由により
ぼくは、なんとしても北海道を脱出するべく、情報を模索しはじめた。

ちなみに道民は、本州のことを

「内地(ないち)」

と呼ぶ。

自ら、北海道を「外地」と認定しているような自虐的な単語である

で、なんとしても内地に移住することはできないであろうかと右往左往する日々。

今であればネットで色々検索できますが、
当時、パソコンやネットなんて、まだまだ雲の上の存在

そうすると、どうやったって情報源は求人情報誌になってしまいます。

そこで見つけたのが、派遣会社の求人広告。

なんでも、

内地の工場とかで働けば月収30~40万円が簡単に稼げる

とか

現地まで飛行機代・交通費は全額支給

とか

寮もあるから、住むところにも困らないよ!

とか

アットホームな社風で女性も多く、もしかしたら恋の予感も……

とか

情報不足の道民の20代半ばのうんこカチカチ君にとっては
楽園のパラダイスへのお誘いにも思えたのである


当時はまだLCCなんかも無かったので、
新千歳空港から羽田空港までの飛行機代が片道5万円以上

真冬のマイナス20度の日にガスを止められてしまうような生活のぼくには
悲しいかなとても捻出できる金額ではなかった…

そんな中の「交通費全額支給」

良いことづくめではないかっ!!

さっそく電話→すぐに面接。

札幌市内の雑居ビルの一室が会場である

面接といっても、美人なお姉さんが
「ええーっすごーいっ」
とか
「君、カッコイイから絶対にモテるよー」
とか
「アタシも内地の人が好きかもぉ…」
とか

色々イヤミを言われる普通の入社面接とは明らかに違うのである

今にして思えば
"カモを逃がさないための戦略"
である

すっかりいい気になったアホ面のぼくは
何の書類かよくわからない雇用関係の書類に署名

一応、手の指が10本ちゃんとあるかとか、
そんなトコロのチェックだけして
どうやら合格したらしい

美人なお姉さん
じゃあ、○日に待ってるねぇ~
絶対来てよねぇ~、アタシ、絶対にまた会いたいからぁ

まるで恋人気分である

それまでの一人暮らしの部屋を引き払い
荷物を実家の物置に押し込んで

必要最低限の生活物資だけをカバンに詰めこんで集合場所へ

「あっ来たきたぁ~こっちこっちぃ~」
あのお姉さんである

ぼくの心はすでに恋の予感である
「このお姉さん、絶対にぼくに興味あるはずだっ」
と、根拠のない自信をたずさえ、
大型バスで千歳空港まで護送される

バスには他にも10人程度の老若男が乗り込んでいる

老若男……

そうです、男ばっかりで、女はそのお姉さんだけ

そして、その10人は空港から指定の飛行機の乗せられて、一路羽田空港へ飛び立つ

羽田空港に着くと、今度は現地の送迎バスという名の護送車が待っている

そこでは、北海道以外の他の都府県から集められたと思しき老若男が集合し、40人くらいの大所帯と化している。

老若男…

そう、女はあのお姉さんしか……

アレっ?
あのお姉さんがいないっ!!


ぼくは心の中で叫んだ
「お姉さんはどこですかぁーー!?

あのお姉さんはどこですかぁーー!?」


そうです…
あのお姉さんは、北海道の空港まで連れてくるためのエサでした

内地の空港に降り立ってしまえば、もう派遣会社についていくしかありません。

もう、エサは必要ありません

ぼくは胸板にアゴの跡がつくほどガックリうなだれて
護送車にゆらり揺られて、どこぞの町へと連れて行かれる

着いたのは神奈川県厚木市

廃墟の病院跡地のように古くて不気味な建物

看板にはおどろおどろしい書体で

「日産車体浅間山寮」

と書いてある

「な・・なんじゃココは・・」

日産の社員さんとかも住んでいる独身寮を
この派遣会社が間借りしているらしい

食堂的な場所に一同に集められ
色々なルール説明

こんな山の中腹にあるのに、自家用車や原付は持込禁止だの

一時間に一本程度、駅までのバスがあるから、
買い物等は休みの日にそのバスを利用しろ だの

寮費は月4万円
ふとん代が月5000円 だの

食堂はあるけど、おのおの事前にプリペイドカードを購入し、
それで支払うように だの

今にして思えば、システムが怪しさ満点である

そして各自、部屋を割り当てられる

ぼくの部屋は3階の6畳くらいの和室である

部屋の前まで行き、ネームプレートが掛かっているので、自分の名前を確認。

んん??

同じ部屋にもうひとつのネームプレートが掛かっている

ふいに、背後から東北弁で話しかけられる
「あ、Y田です。。よ。よろすくおねげぇすます」

なっ!!
相部屋っ!!


マジかっ!!

このボッロボロの6畳の部屋にふたりも詰め込まれて
しかも一人4万円、ふたりで8万円も取るんかっ!!

絶対、派遣会社、黒いよなぁ…

こうして、僕はY田君とこの部屋に住むことなった

唯一の救いは、Y田君は20歳の青森県三戸町というところの出身で
とても純粋な人懐っこい色白な青年であったことである

ぼくはこのとき25歳だったので、アニキでありお父さんのような感じで慕ってくれていた。

20歳なのに、夜はかならず養命酒を飲んで
「わ、これがねぇと、カラダの疲れがとれねぇっす」
などと、およそ若者とは思えないほど虚弱体質であった

ある日
寮のゴミ置き場で、どギツい洋物のスカトロ系のエロ本を拾ってきたY田君

そのときはちょうどお盆時期で
テレビでは「火垂るの墓」が放送されていた

そして、Y田君は、あろうことか
火垂るの墓を見ながら、同時進行でスカトロ系エロ本も読み出したのである。

テレビ側では戦争の悲惨さ、命のはかなさを説いている。
"節子ぉ"、"にいちゃんっにいちゃんっ"、"節子ぉっしっかりしいや"、

エロ本側では、うんこを食べまくったり、巨大なシャンパングラスで飲尿している緊縛された白人の女が白目剥いていたり

内容のギャップが激しすぎるのか
Y田君は、目を白黒させながら

「わ、世の中が、よぐわがんねぇっす…」

などと混乱していた


工場に配属されても、ぼくは何の恨みがあるのか
もっとも退職率が高いとウワサされる
地獄の28工程という場所に配置され
朝から晩までジャッキーチェンのように動き回る

Y田君は虚弱体質であるため、サブラインという、
おじいちゃんとかがのんびりとテープ貼ったりする場所である

工場に配属されると、最初、40人くらいいた同期の派遣労働者たちは
一週間も経たずに半分以下の人数に減った

自動車工場の製造ラインというのは、想像しているよりもキツく
しかも、派遣労働者は使い捨て扱いなので
正社員でも入らないような過酷な工程に入れられるのである

一ヶ月も経たないうちに、同期は10人以下になった

すると、また、新たな一団がやってきて
同じように食堂で説明をうけ
工場に配属され
次々と辞めていく

ちなみに、派遣労働者には任期があって
通常は数ヶ月~半年程度で一区切りで
そこから、契約更新するかどうかを問われます

当然、親会社の日産の工長から、働きを認められ、
お墨付きをいただかなければ
本人が働きたくても雇い止めになってしまう

また、受注状況によって任期前にリストラされる場合もある

製造業では
忙しい時期とヒマな時期があります

忙しい時期は人もたくさん必要で

ヒマな時期は人は要りません

ですが、正社員はヒマだからといってもクビにすることは
基本的にできませんので

そこで、使い捨ての派遣労働者を切り捨てて
人件費を調整するのである

先のY田君も、20歳の若さで
任期満了前にリストラされるという憂き目にあっています

ぼくが、地獄の28工程でボロボロになって部屋に帰ってくると
Y田君の姿が見当たりません

あれっ?

姿が見えないどころか、部屋にはY田君の荷物もありません。

おやっ?

そして、ぼくのふとんの枕元に

セブンスターが1カートン置いてあって(当時、僕はまだ喫煙者だった)

紙の切れ端みたいなのに

「お世話になりました。Y田」
と書いてある


その翌日、工場での朝礼で工長からY田君がリストラされた旨を聞いた。

ほんの数ヶ月であるが、

同じ部屋に住み、同じ釜の飯を食い、
休みの日は一緒に町にいったり
東京に行って、ふたりで
「やっぱトウキョウはスゲェなぁ~」
なんて高層ビルを見上げていた日々が
オーバーラップして脳裏をよぎる

その夜から
6畳間に一人だけになった僕

最初は知らない奴と相部屋なんて
カンベンしてくださいよぉぉ
なんて思っていのがウソのように
寂しさが部屋を漂っている

今、もし生きていればY田君は35歳くらいであろう
元気にしているのであろうか

派遣でやってくる人々は
色々事情を抱えていることもあるので
お互いに連絡先などはあまり交換しないのが暗黙のルール

なのでY田君の所在は、今となって知るすべもないが
幸せになっていることを祈るばかりである


「道民→内地へ②」へ続く


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ひじょうにしばしば、高齢者の想像もつかないような言動に卒倒しそうになることがある

この日も、いたって普通の昼下がりであった

愛知県豊川市のとあるケンタッキーフライドチキン

ケンタッキーって
店によって味が違う気がするのはぼくだけであろうか

チェーン店はセントラルキッチンでまとめて作っているから
味なんてみんな一緒だよ
っていう理屈は分かるんですが

仕込んだものを店で温めたり煮たり焼いたり揚げたりする
その、最終調理過程において

人によって微妙にさじ加減が違っていて
それが味や食感に関係してくるのではないか?
そう思うのです。

とかく、このケンタッキーに関しては
その違いが顕著であり、うまい店とマズイ店がハッキリしている

この店はこの周辺ではうまい店の部類である


注文カウンターの店員さんは
こんな平日の昼にもかかわらず
とてもかわいい女の子でした。

どっぷりオジさんのぼくは
たいがい、こーゆーとき

本当に無意識に
ボキャブラリーをフル動員して、
くだらないギャグで気を引こうとします。

このときも

「あのとき助けてもらった、国産ハーブ鳥です…、
恩返しにケンタッキー食べにきました…」

とかなんとか、そんなコトを言ったんだったかな…

店員のキレイなお姉さんは、一瞬、時が止まって苦笑い…

で、なんかツイスターのセットとオリジナルチキンを3ピースくらい注文

基本的にケンタッキーってチキンの部位を選べないんですよね

なので、どの部位が提供されるかは、店員さんのさじ加減しだい

「お待たせしましたぁ」

カワイイ店員さんからトレイを受け取る

!!

な・・なんか・・チキンが全部、干からびてるっぽい・・

とりあえず、適当に席に座り、かじってみる…

うっ!!

パサパサや……


たぶん、脂身の少ない胸肉とかあばら肉とかの部位でしょう
そして、おそらく揚げてから時間が経っているらしく、肉が固い…

食品の在庫管理は古いものから順に販売する、いわゆる先入れ後出し法が基本ですが
それプラス、きっとあのカワイイ店員さんにウザがられたのでしょうか…

さっきの小ネタが裏目に出て
「あのおっさん、超うざーい!、そんな奴にはこれよっ!!くらえ、干からびたチキーン!!

そんな感じなのだろうか…

そんな、ほとんど燻製のようなチキンをガシガシしていると、

ぼくのナナメ前の席に、88歳くらいのおばあちゃんと60歳前後くらいのおばちゃんの二人連れのお客さんが座りはった

親子だろうか?

はたまた

嫁と姑だろうか?

なんにせよ仲良さげである


「へぇ~、最近はあんな高齢者もケンタッキーとか食べるんだなぁ」

さすが長寿国ニッポン。元気なお年寄りがいるもんだっ
なんて感心していると、その80代とおぼしきおばあさんが、ガブってチキンにかじりついた。

ぼくの燻製のようなチキンではなく、幾分できたてっぽいふっくらとした肉や…

と、次の瞬間、衝撃的な光景が!



ばあちゃん、総入れ歯だったらしく
噛み付いたチキンが上下の歯を引き連れて飛び出てきたのである

うわっ・・見たないもの見てもうた・・・
あまりガン見するのも失礼ですので
とっさにぼくは視線をそらす

見てませんよぉ…、ぼく、何も見てませんよぉ…
白々しいほど素知らぬ顔をしてみる



その後、どうなったのか気なってもうて

見るとも無しにチラっと見てみると

!!!

そこにはさらなる衝撃の光景

「ふふぁっふぁ、ふが、ふばばふんが、ふがはが、ほがっへ………」

取れた入れ歯を使って腹話術やってるぅーーー!!

となりのおばちゃん、めっちゃウケてるぅ!


なんだこの絵ヅラは!?

見ようによっては地獄絵図やがな

こわいぃーーー、こわいよぉぉーー
入れ歯がしゃべってるよぉぉぉーー

ばあさんの腹話術は更にヒートアップ
「ふがががかっ、ふがっふばふぁふぁふぁふぁーー!!」

なんかオチを言ったらしい

となりのおばちゃん
「はははははははーー、もうぅぅーーやめてぇぇぇーー、はははははひひひひひひぃぃ、ひぃ、、ひぃ、、ひぃ、、」

めっちゃウケてはる……息も絶え絶えやないか……

ぼくは、干からびたチキンをかじるのをやめ、そっと店を後にした



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