2023年1月に手術
2月に卵巣がんステージ4bの確定(告知)を受け
あれから1年が経ちました
死への恐怖が全くないとは言えないけれど
少しずつですが
残りの人生への覚悟が
できるようになりました
(の、つもり)
春になって体調が安定してきて
元気で動けるうちにやりたい事、行きたい場所
自分にとって大切な人に
会っておきたいと考えるように
病気のことを打ち明けた友達は
片手で数えられるほど
でも幼馴染のEちゃんにまだ伝えていないことが
心のどこかでずっとひっかかっていました
高校が別々だった事を除けば
小学校から大学まで同じ
そして出身地を離れて
関東で就職したのも一緒
『青春』という時間を一緒に過ごした大親友です
現在も電車で1時間もかからない場所に
住んでいますが、お互い忙しいだろうと
いつか年賀状のやり取りだけになっていて
それも途絶えて
かれこれ10年以上の空白の時間が
経っていました
メールアドレスも変わってる
LINEもわからない
最後の手段で手紙を書きました
幸せな事に無事に連絡が取れ
先月、念願の再会
お互いの
近況、家族のこと健康のこと仕事の話などなど
Eちゃんはここ数年でご両親を病気で
亡くされたことを知りました
辛かった時期に会っていなくてごめんね、
おじさんおばさんにはお世話になったので
話を聞いて辛かったです。
(私の両親もすでに他界しています)
会っていなかった時間を埋めるように
笑って 涙して
思い出話に花が咲き
あっという間の時間でした
時に人は何かのきっかけで
変わってしまうこともあるけれど
Eちゃんは変わってなかった
不思議と物事の考え方が一致して
やっぱり私の大切な親友だと実感
私達は両親にたくさん愛されて育ったよね
結婚して家族もいるけれど、やはり
生まれた時も一人、
死ぬ時も一人
年齢を重ね、若かった頃とは違い
生きているゆえに悩みは尽きないけれど
残された時間は多くない
覚悟して強く生きていかなくてはならないねって
これからはお互いに
自分の人生、いつも笑顔をたやさず
ストレスなく(これ大事)
誰のためでもなく自分のために
時間を有意義に使おう
と話しました
次回の約束で『迎賓館赤坂離宮』へ
行くことに
(次の記事に続きます)