本日は今年初めての坐禅会参加。
自宅を5時20分に出発。空は快晴、気温は0℃。ただし真っ暗だ。
もう冬至を過ぎてから2週間も経つのになぁと思っていたが、調べてみると日の出の時刻は冬至を過ぎてから更におそくなり、今年最も日の出が遅くなるのは1月7日だそうだ。
5時35分に北鎌倉駅の駐車場へ到着した。踏切が鳴りだしたので、時間つぶしを兼ねて車内に置いてある修養聖典を一読。
久しぶりの参加なので結構忘れている。
車外ではワンボックスカー2台が駐車しており、今日が初めてっぽい男性3人組が楽しそうに談笑していた。
いつものように円覚寺の通用門で一礼して入場した。
これだけ寒いと今日の参加者は少ないだろうと思いながら山門脇の道を上り、仏殿に到着すると、すでに胸の前で手を組んだ2名が並んでいた。
いずれも常連さんだが、声を出して挨拶はせず、並ぶときに最後尾の人に一礼する。
ちょっと早く来すぎたのでお坊さんを待つのは寒そうだと思っていたら、イケメンさんが来られた。
ほとんどのお坊さんは5時50分過ぎに現れるが、イケメンさんと京極さんは5時40分には開錠してくれる律儀なお坊さんである。
イケメンさんが裏口を開けてくれるのを待って入場する。
そういえばイケメンさんが開錠するのを見るのは今回が初めてだ。
真っ暗の仏殿に入場して一礼し、座蒲を一枚とってお気に入りの場所に坐る。
大分久しぶりなので股関節が固くなっていないか心配だ。
座蒲の上に坐っていつものように左足の腿に右足を載せて、座骨の接地点に意識を集中する。
腰骨を立てて、腰椎の下の方から徐々に力を抜いていく。
胸骨まで脱力ができてくると、肩甲骨のあたりにこわばりを感じる。長いブランクのせいだ。
肩甲骨と肋骨の間の筋肉をほぐしていると、イケメンさんの初心者向けレクチャーが始まった。
足は左右どちらが上でもいいこと、足がしびれたら我慢せずに組み替えればいいこと、猫背にならないよう姿勢に気をつけること、呼吸は鼻で自然にすること、目は開けておくことなどである。
坐禅をはじめて間もないころ、目の開け方を色々工夫したことを思い出す。
パッと開けておくと観察してしまうし、ぎりぎりまで閉じると眠くなる。
床のタイルの目が3D的に浮き上がるように焦点をずらせばいいのかも試した。
結局のところ、目から力を抜いて、自分の両肩と両ひざがぼんやり目に入るくらいがいいのではないかと思っている。
拍子木が鳴り、1回目の坐禅が始まった。
外は真っ暗でかなり寒いが、仏殿の中は正面の扉は全開だが、その他の窓や扉は閉じられているため比較的暖かい。
やはり風が吹かないのが重要だと思う。
ブランクがあった割には割とすぐ集中モードに入ることができた。いつもは仕事のことが頭に浮かぶことが多いのだけども、先週社長とじっくり話してやることがクリアになったのが大きい。
そういえば、イケメンさんは猫背に気をつけろと言っていたなと思い、姿勢をセルフチェックする。
姿勢チェックは目ではなく、全身の感覚で行うのだが、猫背っぽくなっていることを自己認識した。
肩甲骨を下げると胸椎周りの背中が楽になって上半身と下半身がつながった気がして、同時に頭が上に引っ張られる感覚が生まれた。
よし、このままの姿勢をキープして呼吸を楽にしよう。
その矢先、寒さのせいで鼻が詰まってきた。鼻を強く吸ったらズズっていう音が堂内に響いた。
私の鼻すすり音で皆さんの坐禅を乱すわけにはいかない。
1,2回口で呼吸して立て直そうとするが、鼻詰まりは頑固さを増してきてバランスを崩してしまった。
そもそも口呼吸をすると背中が丸くなる気がする。
仕方がないので最初から姿勢の作り方からやり直しすることにした。
2回目の姿勢作りでは肩甲骨の位置を1回目よりも下げるようにして、
その反作用で生ずる頭頂の引っ張り上げられ感を強めてみた。
すると鼻詰まりが解消した。これは大発見だ。
そもそも自分は鼻炎体質で、年から年中鼻詰まりや鼻水に苦しんでいる。
この前も花粉シーズンに備え、ストナリニをしこたま買い込んだところだ。
この技法はもしかすると来るべき花粉症シーズンでも活用できるかもしれない。
昨年の猛暑のおかげで今年のスギ花粉は殺人的だと思われる。
憂鬱なシーズンだが、坐禅効果を活用して少しでも快適に乗り切りたい。
鼻づまりは多分肩甲骨の位置と横隔膜の働きがリンクしているのだろう。
普段鏡に映る自分の姿は何となく猫背っぽくて鏡を見るのが嫌になる。
今年は肩甲骨をもっと自在に動くようにトレーニングし、姿勢に気をつけて過ごしてみよう。
チーンとなって1回目の坐禅が終わった。
足を崩し、横をちらっと見ると隣の男性はひざ掛けを持ってきていた。
脚が冷えると全身冷え込むので、良いアイデアだと思った。
2回目の坐禅は1回目より時間は長めの20分で設定されており、イケメンさんが警策でバシバシ叩く音がするのだが、
さっき体得した肩甲骨位置調整のおかげですぐに集中ゾーンに入れた。
少しブランクが開いてしまったのでうまくできるか心配だったが、逆に初心に帰って坐れたかもしれない。
また来週が楽しみだ。合掌