日本人が働いて稼ぐと、誰が儲かるのでしょうか?

そんなこと考えないで、ちゃんと働け!と言われそうですね。

スシローはおいしいけど、食べたら誰が儲かるのか考えると行きたくなくなります。

外国人保有株が初の3割超 アベノミクスで日本買い

全国の証券取引所が19日発表した2013年度の株式分布状況調査によると、外国人投資家の保有比率が前年度比2.8ポイント増の30.8%となった。比較できる1970年度以降で最高となり、初めて3割を超えた。投資家別の順位でも26.7%の金融機関を上回り、初めて単独で首位になった。

金融緩和などを柱に掲げた安倍政権の経済政策「アベノミクス」への期待を背景に、13年末にかけて外国人の日本株買いが進んだことを反映した。個人は1.5ポイント減の18.7%となっており、外国人が日本経済の先行きに期待をする一方、個人は慎重な見方をしていることが浮き彫りとなった。

(共同)


あきんどスシロー

主要株主
アトランティック・フィッシャーズ・エルピー 45.29%
パシフィック・フィッシャーズ・エルピー 34.71%
清水義雄 18.63%

(2009年9月30日現在)

2008年9月の記事

あきんどスシロー現経営陣、ユニゾン・キャピタル(買付目的会社:エーエスホールディングス)があきんどスシローを買収(MBO)(TOB+少数株主排除〈現金合併〉)


回転すし大手のスシローの現経営陣は、投資会社のユニゾン・キャピタル(東京)と共同で、あきんどスシローをMBOにより買収する。ユニゾン・キャピタル・グループに属する英ケイマン諸島のアトランティック・フィッシャリーズ・エルピーとパシフィック・フィッシャリーズ・エルピーの2ファンドが100%出資するエーエスホールディングス(同)を通じてTOBを実施する。

現在、2ファンドがそれぞれ約9.78%、約7.5%、合計約17.28%保有している。
284万9200株(41.98%)を下限に買い付ける。上限は設けない。

「買付け等を行った後の所有割合」は66.71%以上となる。非上場化する。

スシローの取締役会は賛同している。

約18.6%を保有する創業者の清水義雄氏は応募に同意している。

25.78%を保有する筆頭株主のゼンショーは応募しない。

買付価格は1株3250円。

過去1カ月間の終値の平均値1964円に対し、約65.5%のプレミアムを付ける。新株予約権も1個1円で買い付ける。買付金額は92億6000万円以上、買付期間は9月25日-11月10日までの31営業日。

金額は最大約166億600万円となる。TOB成立後、エーエスHDを存続会社としてスシローを合併する。

ゼンショーは、対価として1株あたりTOB価格と同額の金銭の交付を受ける予定。

スシローは東証2部上場廃止となる。

創業者は、合併会社に20%出資し、経営陣も残留する方針。

スシローを巡っては、2007年にゼンショーが創業者一族から株式を取得し、筆頭株主となったが、経営方針を巡って対立していた。

スシローは、2008年9月期の連結営業利益が予想の36億円を下回る29億円にとどまる見通し。経営課題の抜本的な解決を図る。

★データ追加 2008/11/11 
TOBの結果、普通株417万2677株、新株予約権2510個を買い付けた。出資比率は議決権ベースで64.08%となった。新株予約権を株式に換算した場合の買付数は442万3677株となる。

エーエスHDとスシローの合併は2009年5月までに実施する予定。出資比率に→64.08%、有効日に2008年11月18日を追加。

中米

ケイマン諸島


ゼンショーと創業者の弟とのお家騒動らしいですが・・

あきんどスシローに限らず、外食チェーンはオーナー企業の経営が行き詰まり、MBOを実施したり、買収されたりするケースが多い。その後の業績を見ても、低迷を続けるケースがほとんどだ。

すかいらーくは2006年野村証券系のファンドらと組み当時国内最大規模のMBO(約2700億円)を実施するも、業績不振から2008年に創業家の社長が解任された。「牛角」のレックス・ホールディングスは、外食事業の既存店が苦戦。「am/pm」を2009年末に売却、今年は虎の子の「成城石井」すら売却し、糊口をしのぐ苦しい状況だ。


Japan_gaisyoku

カーライル:アメリカ合衆国、ワシントンD.C.を本拠とするプライベート・エクイティ・ファンド(投資ファンド)である。1987年に設立され、現在、バイアウト、グロース・キャピタル、リアルエステート、レバレッジド・ファイナンスの4つの部門で900名以上の従業員が勤務している。過去の投資家として、ジョージ・H・W・ブッシュ(ジョージ・W・ブッシュの父)とムハンマド・ビン・ラーディン(ウサーマ・ビン=ラーディンの父)が知られている。(現在も繋がりがないわけがない)


アドバンテッジ パートナーズ:日本の投資会社。ベイン・アンド・カンパニー出身の2名(笹沼泰助、リチャード・L・フォルソム)によって設立されたプライベート・エクイティ・ファンドである。ダイエー再生への関与やポッカコーポレーション(現・ポッカサッポロフード&ビバレッジ)のMBOなどの成果がある。

*ベイン・アンド・カンパニー(Bain & Company)は、アメリカ合衆国・ボストンを本拠とするコンサルティング会社である。1973年にビル・ベイン他4名のコンサルタントによって設立され、2012年6月現在、世界31ヵ国の48拠点に事業所を展開し、約5,400名の社員を雇用している。東京オフィスは1981年に開設された。