溜池山王駅から赤坂ツインタワーに向かって、歩いて行くと、突然、目の前に [b:lawry's The Prime Rib ]のネオンサインが目に飛び込んできます。
以前から行きたいと思っていた [b:Lawry's The Prime Rib] にやってきました。
友人5人との夕食です。
豪華なエントランス、それだけで、とても楽しい食事が出来そうな予感がしました。
レセプションで、予約してあること、二人が少し遅れることを告げると、
「お席でお待ちになりますか? ウェイティング・バーでお待ちになりますか?」
と訊ねられ、迷わず、ウェイティング・バーで待つことにしました。
ウェイティング・バーは、ホテルのバーなみに広く、ソファー席、カウンター席と、かなりゆったりとした空間になっていました。
早速、ウェーターが、メニューとおしぼりを持って、注文を取りに来ました。
2人がキール、残りの2人はキール・ロアイヤルとビールを注文しました。
15分程度遅れて二人が来たので、席に案内してもらうことにしました。
ウェイティング・バーからレセプションを通り越して行くと、地下に降りる階段がありました。
まっすぐに降りる階段ではなく、少し右にカーブした階段で、そこから見るメインダイニングルームの光景は、壮大で豪華という言葉がまさにぴったりでした。
なんだか、別世界に来た気分でした。
案内されて、奥の6人がけ円卓に座りました。
「係の者が来ますので、しばらくお待ち下さい。」といって、案内係の人が下がって行きました。
直ぐに、ウェイティング・バーで飲んでいた飲み物が届けられました。
少し間をおいて、我々のテーブルを担当する女性が、メニューとお店のシステムを簡単にしてくれました。
我々が、メニューを見終わったのを見計らって、前菜の注文を取りに来ました。
私を含め何人かは、シュリンプ・カクテルを、他の何人かは、クラムチャウダーを注文しました。
我々の接客係の女性は、クラムチャウダーを頼んだ人たちに、「前菜はいらないのですか?」と確認をし、
その後、「それでは、前菜とスープはいっしょにお持ちします。」といって下がりました。
ワインリストは、さすがにアメリカのワインばかりで、特に、Napa Valleyのワインが大半を占めていました。
最初にMad Jackというメルローのワインをお願いしました。このワインもカリフォルニアのNapa Valley産のワインで、スターティングのワインとしては、お値段も手ごろかなと思って、選びました。
「6人で、一本ですと、ワイングラス一杯ずつで終わってしまいますが、2本になさいますか?」
と接客係の女性が、かなり冷たい感じに質問して来ました。
「グレードアップしていく予定なので、一本お願いします。」
と、丁寧答えさせてもらいました。
前菜のシュリンプカクテルは、まさにアメリカで食べたスタイルそのもの。
エビが大きい。エビにソースをたっぷりとつけて食べました。
美味しい、そして、懐かしい味。
我々のテーブル担当の女性が、ワゴンに大きなサラダの入ったボールをのせて、テーブルの脇に来て、
氷の上にサラダの入ったボールをのせ、それに冷たいドレッシングをかけ、丁寧に混ぜて、冷たくしたお皿に盛ってくれました。
フォークまで冷たくしたものを、わざわざテーブルに持って来てくれるこだわりようでした。
[i:オォー、アメリカ式だ... でも、アメリカでは、フォークまで冷たくしたものを提供するサービスはないよな...]
サラダを食べ終わったころに、ローストビーフのサイドを何にするか、の注文を取りに来ました。
ポテトはついているそうですが、他はオプションとのことでした。
私は、ほうれん草を追加でお願いしました。
さて、いよいよ、ローストビーフが、ステンレス製の大きなワゴンでやってきました。
中には、色々な焼き加減のローストビーフが入っているようでした。
私は、「レアー」でお願いしました。(写真参照)
このローストビーフを、西洋ワサビで食べます。
これは、もう最高です。
何も云うことはありません。
このように素晴らしいサービスと料理だったので、ワインも
ロバート・モンダミ・スペシャルコレクション
カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー
を飲んでしまいました。
更には、デザートを食べ、そして、食後酒もお願いすることになりました。
食後酒は、地上階のバーに持ってきてもらって、バーのソファーで、ゆっくりと飲みました。
なんともリッチな夕べを過ごさせて頂きました。
アメリカ以上のアメリカ的サービスと、美味しいローストビーフ...
ニューヨークに行かなくても、行った気分で食事をさせて頂けるので、多少単価は高いかもしれませんが、ニューヨークに行って食べたと思えば、安いという考え方もできるかもしれませんね。
(2011.10.24)
マッド・ジャック・ナパ・バレー・レッド 2008
マッド・ジャック ブランドは、通常のブランドのようにさまざまな品種のワインをラインナップにのせるのではなく、赤白一種類のみしかありません。
プレミアム・ワイナリーであるこの造り手が、その年に入手できた特に品質の高いブドウを使って造られます。
ですから、赤は年によってはカベルネだったり、ピノ・ノワールだったり、産地も様々です。今回ご紹介するワインは、メルローを中心としたワインで、実際にはラベルに記載はないもののラザフォード地区というナパバレーの中でもひときわ高級な地区の畑のブドウが使われています。
世界的ワイン評論家であるロバート・パーカーさん主宰の[ワイン・アドヴォケート誌]にて、90点以上を連発!!
最近でも、直近2007年ヴィンテージでは、この造り手のトップワインが、なんと94+点を獲得し、『とっても印象的!!』
とコメントされる他、白ワインでも、同じく94点を獲得!!
赤白ともにその手腕が高く評価されている造り手なのです!!。
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