以前、高島さんから頂いた返信のメール、
自分自身アラフィフ世代としての責任と役割について
そもそも今の職場には、10年ほど前に前職の仲間4人が引き抜かれた形での転職。
従業員100名程の中小企業
新部門の立ち上げメンバーとして、新工場でのスタートということもあり、4人決意も新たにといったところ
次第に軌道に乗り人も増え、またそれぞれの理由で去り、1人は無事定年を迎え、気が付けばスタートからのメンバーは自分だけ。
しかしキャリア採用の即戦力を中心に、今では若手も育ち、他部門からの希望者の受け入れまでと、業績においても一目置かれる部門に成長。
順調なはずであるのにこの違和感
当初の4人が守り続けた何かが、日ごと忘れ去られて行くような
会社員である以上、縛りや制約は必然。
その中でお客様目線で満足して頂ける仕事ができるのはプロとして当然という心構え。
各々の技術スキルは当然のことながら、同時に一人の人間として、お互いを尊重し成長するため、常に自身を律する、磨く。
ましてや
会社から用意してもらった新しい工場を汚すことなど未熟な証拠であり、徹底した管理と掃除、そんなこともできないようでよい仕事など出来る筈がない
一日も弛むことなく...
それが会社、社長から私たちに与えられ、任された責任であり
ただそうである事があるべき姿である、
特別ではなく当たり前の事をやっているだけなのだ。
実力もなくキャリアアップや保身が仕事の目的などとはナンセンス
組織、企業のレベルがそれ以上になるはずもない
「勤労」とは日本国民における三大義務の一つであると同時に、社会貢献すなわち人様のお役に立つという責任も負っているのだ
大昔からの普遍の真実と考えます。
そんな気持ちであの仲間たちとやってきたつもり
共に働いた年長者の方から学んだこと
令和の今となっては古い考えなのか、
しかし
育った一人の実直なあの若物には受け継がれているのが唯一の救いだろう。
そして、その思いでやってきたこと、この場所を護ってきたという自負
それが自分のプライドであることに違いはなく、今思えばここは大切な場所なのだ。
次第に新しい仲間が増え、また助けられたことは本当に感謝であるが、
業績は上がるのと同時に、日ごと汚くなる工場と、営利目的の都合のいい仕事
人ん家に土足で上がり込んでくるというのはこういうことか、
とは言っても、今時分俺たちがやってきたようなそんな考え方はな、昭和じゃあるまいし、人も増えたし俺もええ辞め時かー
ただこの場所で、そうやってきた事を捨てられ忘れ去られるのは、同じ思いでやってきたあの仲間とあの若い彼にも申し訳ないし、顔向けできんな
ある日こんな考えが、次期社長(長男)を通じて社長の耳に入ったとかで突然の社長からの感謝のメールですワ
こんなクサイハナシを人に喋る気なかったけど
後日談、
管理職を全員集めて社長直々に戒めたとか
詳しくは知らんけど
ベテランの知見を生かしたいとは前から言ってたけど、社長も思うとこあったんやな
何かのきっかけになったんかな
この前の全社員会議も変に気合い入ってのも居たし
現場を半端にやっただけの若い連中が、当たり前に役職についてるとこがある会社だけに
社長にも響いたとしたら、いい文化が根付いていけばイイネ
下積みとか苦労とかやっぱり大事やと思うよ
そんなこんなで、
直属の上司からは、そんなあんたの仕事のスタンスを周りの若いスタッフ達に少しづつ伝えてほしいとのリクエスト。
そういや職場のバイク仲間も若者のほうがが多いな
俺、やらないかん事あるやん
高島さんすごいなんてもんやないよ
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◌アラフィフ世代としての責任と役割。
先ず、人として真摯で謙虚である事を、背中を見せれる大人である事
そして自身を改め若い世代からも学ぶ事。
やらなければいけない事は、もっともっとありますが
高島さん、
私に出来ることからやっていきます。