最近、Kawasakiが元気ですねぇ。


かつてゼファーでZ2を復活させたように、現代に復活したZ1



Z900RS


エンジンは水冷に。


キャブはインジェクションに。


リアサスはモノサスにとかなり今風にアレンジされているものの、その姿はまさしく現代版Z1。


こういう商売はKawasakiは上手な気がしますね。


18年に登場以来大型バイクの販売台数トップを快走。


実際にZ1から乗り換えた人の話を店で聞いた事がありますが、その理由が

まともに走るバイクで

マスツーに行きたい。

だったそうです。


Z1からの乗り換えだとおつりがきたんじゃないでしょうか・・・。


でも、旧車維持するの大変ですもんね。


初期だと50年前。


私と同世代。


そりゃ、相当きっちりメンテナンスしてなきゃあちこちガタが来ます。


余程の整備力(もしくは財力)がなければ維持は困難でしょう。


Z1やZ2は生まれた頃のバイクなんで、そんなにノスタルジーを感じない私ですが、このバイクは割と好きです。


もっと安くて小さけりゃ言うことないですが。


でも、そうなるとZ1からはますますかけ離れるかなぁとか思ってたら。


Z50周年の来年、


ザッパー(Z650)復活。



かつてZ2の弟分として登場。

その軽さと扱いやすさからジムカーナで大活躍し、4サイクルマッハ、ナナハンキラーとも呼ばれた中排気量の名機ザッパー。


私がその存在を知ったのはリターンした頃でした。


一足先に欧州モデルが発表されました。


お値段は、


7699£(英国仕様・ツートン)


日本円換算で


117万1000円。


ただ、関税の関係か欧州の方が高い傾向があるのでバイク雑誌などの予想では国内仕様は100万切ってくるものも。


この仕上がりで100万切るなら売れるだろうぁ・・・とか思っていたら、


割と厳しい意見も。


その否定的な意見の大部分は


2気筒でザッパー?


です。


言わんとする事はとってもわかります。


そもそもZ650のエンジンは、Z400FXやZ750FX、空冷GPz750、750ターボと引き継がれ、GPZの水冷化に伴い一時姿を消したものの、後にゼファーで復活し、ZR7まで使われた

Kawasaki空冷4気筒の名機。


それが水冷の2気筒では・・・と言う意見もわからんでもないです。


私も気持ちよく回る水冷の4発が好きなので2気筒は・・・と、ちょっと前だったら思ってたと思います。


今はあまりそうは思いません。


ホンダのスクールでいつも借りてるNC750に何回も乗ってるのが大きいです。


初めて乗る水冷の2気筒はもちろん4気筒の様に気持ちよく回りはしませんが、低速からトルクがあり、運転しやすく必要充分なパワーがありました。


そしてブレーキの効きも良く、割と曲がりやすいので、オフセットスラロームやコーススラロームやってもスロットルをバンバン回して楽しく振り回せます。


街中でも楽に走れるでしょうし、腕があれば峠などもそこそこ楽しめるんじゃないでしょうか。


さらに燃費が良く、積載力もあります。


スーパーカブ750は言い得て妙な表現だと思います。


つまり、

2気筒はとっても実用的

なんです。


そして

汎用性が高い。


クランクの位相角によってエンジンの性質はガラッと変わります。


ザッパーに搭載されるエンジンはZ650譲りの180°。


ユーロ5の規制をクリアしつつ、低速からトルクがあり、1万回転まで澱みなく吹けると評判のエンジン。


軽量な車体に扱いやすいエンジン。


ナナハンキラーとも言われたザッパーの現代版であるなら今風のスポーティな水冷2気筒がむしろ最適解だと思います。


美しいエンジンの造形や排気音に拘るなら、本物買うしかないですねぇ。


かなり高くて維持が大変ですけど。


魔神を購入した5年前はまだ100万しなかったんですけどねぇ。


魔神を降りる頃には程度の良い中古があるのを期待して乗り換え候補ですね。


レンタルとかあれば乗ってみたいなぁ。




今回、ザッパー発表時に示されたコンセプト。


RETRO+EVORUTION=レトロボリューション。


Z50周年にまた新しい形で登場するこのバイク、楽しみですね。






・・・で、人気車のレトロボリューションも結構なんですが、


まぁ、できればなんですけど・・・。

これも思い出してやってくれませんかねぇ。


バイク雑誌で記事になってましたが、エリミネーターの商標が29年まで延長になっているらしく、なんらかの動きがあるんではないか?との希望的観測から、予想のCGまで出てました。


まずはこれ。

(Young machineのサイトから)


エリミネーター1000。


あれ?1000?1400じゃなくて?

とか思ったら、コイツのエンジンは

H2のスーパーチャージャー付き


その手があったかぁ。


スーパーチャージャー付きのドラッガーなんてワクワクしますね。


ただ、見た目でエリミらしさを感じるのはテールの先っちょだけで、エリミ好きのハートをキャッチするのは難しいかも。

(そんなにいないので問題なし?)


で、チェーンドライブはちょっとなぁ・・・。


H2がベースならお値段もかなり高そう。



ならばと廉価版。



割とまんまですね。


なんか全長がキュッと短くなってる気もしますが。


こちらはninja1000SXがベース。


お値段もちょいと控えめの予想。


もし、ほんとに出るならこっちが個人的には好みかな?


でも、スーパーチャージャーはすっごい魅力的。

(Vブーストと同じロマン砲みたいなもんって認識で合ってます?)


両方出たら死ぬ程悩みそうなので、出来ればH2ベースのレトロなデザインの線で。


あ、お値段はお手柔らかに。

(無理難題のてんこ盛り)


エリミ40周年になる(ついでに魔神も40周年)2025年辺りにホントに出ないかなぁ。


Kawasakiさん是非お願いしますm(_ _)m