かっちゃんは子供が好きだ、4






ねむの花が満開です

びわがたわわに実ってるので、毎日木の下でわしわし食べてます。



先週のシメ子さんの話ですが

ある方から、シメ子さんはアルツハイマーでは?

というご指摘をいただきました。

そのとうりかもしれません。



真っ暗な道路のむこうから (なんせ、街灯がすくないので)

クルッ、クルッ、クルッ、クルッ、と音が聞こえます

やがて、押し車を押してシメ子さんが現れると

ゾーーッとします

先週からシメ子さんはひんぱんにやってくるようになりました。

きっと、魚がおいしかったのでしょう


しかし、昨日仕入れてきた魚は

でっかいかつおだったので、万引きはむりでしょう。


店にやってくると

シメ子さんは大きな耳障りな声で、同じことを

くりかえし、くりかえし、くりかえし、くりかえし、くりかえし、くりかえし、くりかえし、くりかえし、くりかえし、くりかえし


がなりたてます、


聞いてると気が狂いそうです

聞かないように離れていると万引きされます。


しかし、シメ子さんの話はこれで

おしまいにしようと思います

私は物静かで穏やかな人間ですが、

シメ子さんが来ると

なぐりつけたくなります。

この憎悪は肥大しているようなので

これでやめます。




さて、昨日夫が仕入れてきたかつおですが

一匹さばくと、大皿にふたつてんこ盛りになります。

食べても食べてもまだあります。


昨日はかつおのたたきをしました。

今日は、また新しいのをさばいて

たたきにして、それで握り寿司を作れというのです。

夫は握り寿司が大好きです。

私が握る寿司は

回転寿司よりうんとうまい、と私をおだてます。


私は魚をさばくのが苦手です。

ましてや、握り寿司など得意なわけもありません。


しかし、人間死ぬ気になれば何でもできます。


先週のいとよりも

握って欲しそうでしたが

いとよりは煮付けがうまい、という私の声に

押し切られました。


それにしても、かつおは大きく

大量のたたきを目の前にして

読者の皆さんがご近所なら配って歩きたいぐらいです。


それでは、みなさん、

かつおのたたきのてんこ盛りの気持ちだけ

お受け取りください。



そして、どうぞバナーを押してやってくださいませ



                        にほんブログ村 漫画ブログへ にほんブログ村 漫画ブログ オリジナル漫画へ