いわゆるアルバイトだけで生計を立てるフリーターと、派遣社員どっちの方が効率よく稼げるか?と考えているニートも多いのではないでしょうか。結果的には派遣社員の方が待遇や今後のキャリアアップのことを考えるとメリットが大きい。

 

待遇は派遣社員の方がいい

派遣社員の方が給与は高めですし、福利厚生があるのもフリーターと違いますね。同じ時給ですが、アルバイトはアルバイト先から給料をもらうのに対して、派遣社員は派遣会社から給料を受け取ります。タイムシートには就業時間・実働労働時間数・休憩時間数・残業時間数・有給休暇などを記入し、この情報を元に給料が決定します。5分単位・15分単位、給与の支払いも週に1回・月2回と分けて支払われるなど派遣会社によって違いがあります。交通費も派遣会社に支給されますが、派遣会社によっては支給されないこともあるので、派遣会社に連絡して確認しておきましょう。

 

派遣社員の方がアルバイトよりも時給が高い理由は、派遣会社の給料が高いほど派遣会社の利益も増えるからです。派遣会社は利用者に対して全て無料でサービスを提供してくれますが、その分企業から紹介者の年収の3分の1を報酬とすることも珍しくありません。そのため、給与アップに対して強気に交渉してくれますし、デフォで時給は高めです。アルバイト比べて200~300円高いこともありますので、効率を考えても派遣の方がおすすめです。

 

自由度はアルバイトの方が高め

自由度はアルバイトの方が高め。例えば、アルバイトなら代わりの人員が見つかればシフトを変わってもらうということもできますが、派遣社員の場合はそういったことができません。時給制とは言え、正社員と同じような感じで働くことになります。

 

ただ、残業に関しては派遣会社に許可を取らなければいけませんので、当日急に残業になるようなことはありません。このポイントは正社員よりもいいですね。アルバイトなら場合によっては残業がありますので、派遣の方がいいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

派遣会社は全国にたくさんあり、知名度の高い大手だけでも軽く10社はあります。一見同じに見えますが、実はそれぞれ保有している求人が違ったり、同じ求人でもA社よりもB社の方が時給が高いということもありえます。そのため、派遣会社は複数利用するのが鉄則。派遣利用者にアンケートをとっても1社しか利用していないのはわずか1割。5社以上が40%で、残りの50%は2~5社は利用しています。登録は少し面倒かもしれませんが、必ず2~3社は登録するようにしておきましょう。

 

 

担当者によって就職のしやすくさは変わる

派遣会社を複数利用する理由には担当者の違いもあります。派遣会社に登録すると担当者が付き、仕事を紹介してもらいます。自分で探すこともできなくはないですが、基本は担当者からの紹介です。

 

これによって、担当者のレベルによって仕事の決まりやすさがかなり変わってきます。例えば、こちらの条件とは違い仕事ばかり紹介してくるような担当者もいます。この場合は担当者が仕事を早く決まってもらいたいと思っているので、入職しやすい仕事ばかりを紹介してくるわけです。派遣会社は仕事を紹介することで企業から報酬を得ることになり、担当者にはノルマを課せられることもあります。そのため、能力のない担当者ほど全く希望とは違う仕事ばかりを紹介してきます。

 

もし、あなたの担当者が全然違う仕事ばかり紹介してきたら、すぐに担当者を変えてもらうか派遣会社を変えるようにしましょう。

 

また、大手派遣会社に多いのが面談以降連絡をよこしてこないケース。この場合、担当者の手がまわっておらず、仕事の紹介が後回しにされている場合があります。希望する条件が厳しすぎて紹介できる仕事がない、というのもありますが、基本的には後回し。派遣会社も利益を得なければいけませんから、入職しやす人から仕事を紹介するのは当然です。この場合は自分で気になる求人を見つけて担当者に連絡するのがいいでしょう。

 

また、このようなトラブルを避けるために派遣会社を同時利用します。同時に利用しておくことで、たとえ一つの派遣会社から連絡がこなくても複数利用しておけば何かしらのアクションがあります。

 

登録や面談には時間がかかりますが、この手間を惜しむか惜しまないかで就職への成功率がグンと変わります。

 

 

 

 

 

派遣の種類に紹介予定派遣というものがあります。普通の派遣と違うのは、

 

面接などはなく、実際に働いてみた姿を評価して正社員として採用するか決める制度のことです。

 

ニートの場合、そもそも経歴書ではじかれたり、面接でうまく話すことができずに採用されないということも多いですが、紹介予定派遣なら努力を正当に評価してもらうことができるので、ニートでも正社員として採用されやすくなります。

 

紹介予定派遣の期間は約6ヶ月。この期間で評価され、無事に評価されれば正社員として雇用してもらうことができます。もし、ダメならまた次の仕事を探す必要があります。「じゃあ、その期間だけうまく働かされて使い捨てられるんじゃない?」という心配もありますが、実際はそんなことはなく、紹介予定派遣利用者の80%以上は正社員として採用されています。

 

紹介予定派遣を利用している企業は雇うことが前提ですし、普通の派遣は経験者を募集していますが、紹介予定派遣は未経験者が利用者なので、企業側もそのつもりです。この意図の違いも非常に重要です。前者はニートではなく経験者を募集しているわけですから、ニートが通らないのも当たり前。しかし、ニートと経験者を分ける仕組みがないので、そこでボタンの掛け違いが起き、

 

企業「人材不足だ」

ニート「雇ってもらえない」

 

ということが起きてしまうわけです。そもそも社員を使いすてするのは経営者としては非常に利益率が悪いです。ブラック企業のように長時間労働させるのは数年にわたって安い労働力で働いてもらえるのであるかもしれませんが(実際にはこの方法もコスパが悪いので、数年もすれば潰れるのは確実ですが)、紹介予定派遣のように6ヶ月という短期で人が入れ替わるのは非常に効率が悪いです。人材が育ちませんし、短期で仕事を任せるにしてもアルバイトよりもコストがかかるので、紹介予定派遣では使い捨てということはありえません。また、もしそのようなことがあれば派遣会社へ連絡をすれば、企業は派遣会社との契約を打ち切られて利用できなくなりますので、そのようなリスクを冒すことはありません。

 

 

ニートでも最終的には正社員として働きたいと思いますが、少し待って下さい。正社員になることはできますが、それは年齢によって違います。10代後半や25歳以下ならそのまま正社員として採用してもらうことも難しくありませんが、25歳以上でニートだった場合は正社員として採用されるのは難しいです。そこで、派遣社員を一度経由してから正社員へステップアップするのが現実的。

 

とはいえ、派遣社員で働いていると正社員にしてもらえる・・・というようなたぐいの話ではありません。職場によってはそういったこともあるそうですが、私が知っている限りではそこまでうまい話はありません。

 

なので、現実的には派遣から正社員へ目指した方がいいでしょう。プランとしては派遣社員で1年ぐらい働いて、その後働きながら正社員への転職を目指すといった感じですね。派遣社員で働かずに正社員への就職活動もいいのですが、もし同じ1年かけて就職活動をおこなった場合に、何もしていなかったのと派遣社員として働いていたのでは全然違ってきます。短期的に見た場合就職活動だけの方が楽そうですが、ニートの場合就職活動が上手くいかないことも多いですから、保険をかけておくのがいいでしょう。

 

特に25歳以上のニートの場合は100社連続で不採用も十分あり得ます。現在は大卒でも80社不採用なども普通にありえますので、たくさん落ちてもあまり気にしないようにしておきましょう。難しいですけど。

 

また、もし派遣で働くのがめんどくさい。すぐに正社員で働きたいという場合は紹介予定派遣もおすすめです。

 

紹介予定派遣について

 

 

 

ニートから正社員になろうと思っても急に働き始めるのは難しい。しかし、いつまでも働かないわけにもいかない。そんなときには派遣社員から仕事をはじめるのがおすすめです。アルバイトでもいいのですが、アルバイトの場合自分で応募して面接を受けなければいけません。少しハードル高くないですが?

 

しかし、派遣なら、まず最初に派遣会社に登録するだけでいいですし、担当者との面談があるものお客様として扱ってくれるのでアルバイトの面接よりかは気軽に話すことができます。アルバイトの場合だと、アルバイト先によってはニートと分かった時点で態度が悪くなる人もいますからね。

 

また、労働条件も違い、派遣社員の方が高時給で福利厚生もしっかりとしています。正社員の近い条件で働くことができるので、本気で正社員を目指すのであれば派遣社員の方がいいでしょう。

 

ネット上から派遣会社に登録

まず、ネット上ガから派遣会社に登録をします。登録は無料ですし、名前や生年月日、これまでの職歴をなど簡単なプロフィールを入力します。派遣会社への登録を終わったら、無料登録会への予約も行います。派遣会社は登録だけでは仕事に応募することはできず、無料登録会へ出席して、担当者との面談を行う必要があります。少し面倒に感じるかもしれませんが、ニートの場合はこの面談がとても大事。ニートだと「人と話すのに慣れる」「自分の能力・職歴で働ける仕事を知る必要がある」という2つを抑えなければ、せっかく「働こう!」と決意したのに不採用が続いてしまうことがあります。

 

親「働け」

ニート「働きます」

企業「ダメです」

 

ネット掲示板でよく見られるコピペですが、企業だって利益を得なければいけませんから、ただ働きたいというだけのニートを雇ってくれないのもうなづけます。しかし、やり方によってはニートでも無事に就職することが可能です。派遣を使用せずに自分だけで就職活動を行うと上記のようなことになりやすいので注意してください。

 

 

無料登録会で面談

無料登録会へ出席したら担当者との面談を行い、働きたい雇用条件を伝えます。担当者はその条件を元に仕事を紹介してくれます。派遣会社の場合はあくまでも派遣会社からお給料をもらいますので、この面談なしでは仕事に応募できませんし、本当登録を行うこともできません。ネット上での登録はあくまでも仮登録です。

 

この登録会は各派遣会社の本社または支店で行われていたり、定期的に地方へ出張登録会を行っていることもあります。そのため派遣会社を選ぶ前に、自分の近くから通える場所に支店や本社がある、または出張面談を行ってくれていることが条件になります。