その後数ヶ月水の中にいるような
感覚の鈍い日々を過ごしている中で
私はあの人喧嘩してしまった
とてもとても些細な事
私としてはあの人のいない日々をどう生きるかこれでも一生懸命考えていた
その中の第一歩のつもりの行動をあの人に一喝されてしまった
今まで喧嘩らしい喧嘩なんてしたことなかったし
あの人が私に何かを強く言ったことなんてなかったから動揺してしまうのと同時に
なんだか悔しくて悔しくて仕方がなかった
お前のせいだって泣き叫びたかった
でもしなかったしできなかった
私はこんな時黙ってしまうのだ
そして心の奥底にしまいこんでしまう
これがいつか腐って私を犯してしまうのに